頻繁にお友達を叩く!5歳児に考えられる原因は?

手が出てしまうのは、自分の思いが上手く相手に伝わらないから。

まだ産まれてから数年。人生も未熟。悲しいことも痛いことも勉強しながら大きくなっていくもの。

かんしゃく

特に2歳の頃は自己主張も増え、不満なことに対して多くの子供が叩いたり叩かれたりを繰り替えします。

それも一種の成長の証なので、ダメなことは教えながら見守っていて大丈夫。いずれは落ち着いてくるものです。

ですが大きくなっても、中には2歳の頃と変わらずに頻繁にお友達を叩いてしまう子がいるのです。

力も強くなってくるため、親としてはお友達と一緒に遊ばせるのは少し不安な存在に。

幼稚園や保育園の集団生活にも影響が!園では叩かれるので遊んでくれる子はだんだんいなくなります。

万が一怪我でもさせられたら…!と周囲のママからも敬遠され、ママも子供も孤立しやすくなる可能性もあります。

ではお友達を叩く行為が5歳になっても頻繁に続いている場合、当てはまる原因がないかよく考えてみましょう。

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考えられる原因とは

原因として考えられるのは、性格だったり家庭環境だったり。

躾として叩かれることのある子は単に親の真似をしている場合もあるのです。一番注意すべきは発達障害の可能性!

やんちゃな子だからと放っておくのではなく、一度しっかりと子供と向き合う機会をつくりましょう。

躾で叩くから?

躾とはいえ子供を叩くのは良くないと思うし、個人的には叩いて育てる子育てはしたくはありません。

でもそれは理想論。実際は私も長男の頭をぺちーんと叩いてしまうことがあります。

だめ!と何度言っても聞いてくれないと血が上ってしまい、感情的になりすぎたと反省する日も。

ただ、子供はとても純粋なもの。悪いことをした=叩くという方式が頭の中でインプット。そしてそれは正しい行為と思ってしまうのです。

つまり、何か悪いことをしたお友達に対して叩いてダメだと伝えようとする。正義感からなので、叩くことはいけないこととは思わないようです。

家庭環境?

幼少期の家庭環境が性格に影響することは考えられます。子供が寂しい思いをしている、不満を溜めている場合はそれが行動として出てくる可能性も。

お友達に不満をぶつけてしまうような性格になってしまうと、周囲からも孤立しやすくなります。

一度形成された性格は大人になって変更することは難しいもの。そのまま成長すればキレやすく、暴力的な大人になってしまう可能性があるのです。

発達障害?

家庭環境も悪くないし、子供を叩いたこともない。きちんと叱っているのに…。周囲からは躾がなってないなど言われ、辛い思いをしているママ。

もしも発達障害の場合は親の躾や、愛情不足など全く関係はありません。そして決して本人が悪い訳ではないのです。

発達障害の子は他人から見れば些細なことでも、本人が不安に感じパニックになった時に叩いてしまう場合があります。

お友達を叩く他にも、我が子の育てにくさを感じている場合は一度検査を。

とは言っても、いざ病院に行くとなると不安なもの。ネット上で検索するとセルフチェックできるサイトもあります。

市に相談することもできますので、まずは情報収集しましょう。場合によっては適切な環境を用意したほうが良いことも。

疑わしいと思ったら

そもそも発達障害は全人口の6~10%と言われていて、学習障害、注意欠陥多動性障害、広汎性の3種類に分類されます。

そのなかで5歳の子が考えられるのは注意欠陥多動性障害というもの。

症状は注意力がない、落ち着きがないなど、5歳ならばみんなそうじゃないの?と思いますよね。

ですが5歳になっても2歳の子と同じような行動が目立つ場合はその可能性があります。

発達障害は早期発見して、周囲が理解して対応していくことが大切。

親としてはショッキングで認めたくないことではありますが、小学生になり、年齢が上がっていくと本人が苦労することになります。

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うちの子も発達障害か悩んだことが…。

私の長男は現在5歳。幼稚園に通っています。お姉ちゃんや妹と比べると、男の子だからかやんちゃが目立ちます。

3歳の頃はあまりに落ち着きがなく、身内からは甘やかしている!と言われ悲しく精神的に追い詰められた経験も。

もしかしたら多動?一時は病院をあれこれ調べました。そして年中さんの春に幼稚園の先生に相談。

そのときは、年中から年長にかけて精神的にもぐんと成長するので、今はまだ様子をみましょうと言われました。

結果彼は1年前よりも成長してくれました。完璧にではないものの我慢も出来るようになったし、決められたことを守れるように!

男の子

ただ先生の話をきくとお友達とのトラブルはまだたまにあるとのこと。自分からということはありませんが、相手にやり返すときは叩いてしまうことも。

それに家にいるときはお姉ちゃんと取っ組み合いのけんかが日常茶飯事…。

まさかお友達ともこうじゃないよね?と少し不安なところはあります。今はこれからの成長に期待して様子を見ている途中です。

周囲にも相談を!

5歳児が頻繁にお友達を叩いてしまうのは躾や家庭環境そして発達障害が原因となる可能性がありますので、それぞれの原因に合った対応を!

もちろん上記以外にも、お友達を叩いてしまう原因もあるでしょう。5歳児とはいえ自分なりの考えもきちんと持っています。

まずは子供の様子をよく見てみましょう。どういうときに叩いているか、何故叩いてしまうのか。一方的に怒るのではなく、理由を聞いてあげることも大切。

中には理由があまりに身勝手な場合もあるかもしれません。もしかしたら呆れるような些細なことかもしれません。

ですが相手の気持ちや叩くことは良くないことを教えて理解してもらうのも親の務め。

子供と向き合うと同時に、親自身も子供への接し方について振り返るよい機会です。

何度言ってもどうしても改善しなくて悩んでいるママは周囲に相談を。友達、園の先生、発達支援センターなどで話をきいてもらいましょう。

不安な気持ちで毎日過ごすより行動を起こした方がなこともありますよ。

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