赤ちゃんが寝ないで泣くばかり!生後1ヶ月だと普通なの?
ウチの子、全く寝ないで泣いてばかり!!散らかり放題の部屋、山盛りになった洗濯物。赤ちゃんが寝てからしようと思っていたお皿洗い。一体いつできるの?
そんなママの苦労とは裏腹に一日中泣き続ける赤ちゃん。そんな我が子を見て「どこかおかしいの?」そう思い詰めるのも無理はないですよね。
せっかくママになれたのに、かわいいはずの我が子の泣き声を聞くとため息が出てしまう…。それってダメなこと?
ママの抱っこは泣くけれど、ママ以外の人が抱っこすると泣かない…嫌われているの?
振り返ればそんな苦労は笑って話せる今。そんな時期が「懐かしい」とすら思ってしまうほど。でも「ママ1ヶ月」の当時の自分はそれで精一杯です。
伝えたいことがたくさんある赤ちゃん。決してママを困らせるために泣いてる訳ではありません。
赤ちゃんが寝ないで泣いてばかりいる1ヶ月。それにはきちんと理由があるんです!その対処法を考えてみましょう!
寝ないのはどこか体調が悪いの?色々な理由があるんです!
これだけ泣かれると、ママはとっても不安になって赤ちゃんの体調を心配しますよね。でも、心配しないで!!体調が悪いから泣いているとは限りません。以下のことをチェックしてみましょう。
- おむつの状態はどう?
- お腹は空いてない?
- ゲップは上手にできた?
- 室温は赤ちゃんにとって心地よい状態?
- 赤ちゃんがママを恋しいだけなのかも?
おむつの状態はどう?
おしり等がかぶれていて、痛い場合があります。もし赤くなっていたら、オムツかぶれ用の薬も市販されています。しかし、中には薬のせいで余計悪化してしまう皮膚炎などもあります。
「ひどくなっていない?」「そもそも症状自体がよくわからないんだけど・・・」と、もし心配なら、迷うことはありません。病院に行きましょう。
お腹は空いてない?
産まれてすぐの赤ちゃんは、うまく母乳を飲めないことがほどんどです。飲んでいるようで、まだ泣いているのであれば、うまく飲めずお腹が空いている可能性も。
ママの母乳が出にくいのであればミルクを足してもいいかもしれませんね。
ゲップは上手にできた?
赤ちゃんは、空気も一緒に飲み込んでしまいます。ゲップが上手にできなければまず「背中トントン」ですよね。
また、そのまま飲み込んでしまってお腹にたまってしまった結果、お腹が苦しかったり痛かったりすることもあります。そんな時は優しく「の」の字にマッサージしてあげて下さい。
ゲップとして出ることができなかった空気が、おならとなって体外に排出されるように、マッサージしてあげてくださいね。
室温は赤ちゃんにとって心地よい状態?
体温が高い赤ちゃん。「大人より一枚薄い服」は基本。冬場なら「冷えないように!」と、つい布団をかぶせ過ぎてしまいそうですが、赤ちゃんはあったかすぎると逆に不快に感じてしまいます。
夏場なら暑くなりすぎない快適な室温に調節してあげましょう。直接クーラーや扇風機の風が当たりすぎない、涼しい場所で寝かせてあげて下さい。
赤ちゃんがママを恋しいだけなのかも?
目が発達していない生後一ヶ月目は「匂い」でママを嗅ぎ分けます。ママの匂いが無いと不安になるのであればやはり「抱っこ」。
抱っこすれば、赤ちゃんは幸せそうにママの胸で眠っていますか?しばらく泣いても、ママの胸でスヤスヤ眠るようであればそれは赤ちゃんは安心したということ。
ママの匂いをいっぱい感じて、柔らかい胸の中でママのぬくもりを感じて眠りたかったんでしょうね。もし、ママも眠れなくて辛かったら、抱っこしたままそのまま眠ってみてはどうですか?
寝ないのは母乳が足りてない?あげすぎ?
まとまって眠ることが難しい子は、母乳を飲んでいるようで飲んでいない場合もあります。ママのおちちの出も十人十色。思うように出なかったり、赤ちゃん自身がまだ上手に飲めない場合も。
吸いたいだけ吸わしてあげて、たくさん安心してもらいます。授乳していると、眠たくなってしまったことはありませんか?それは、ママがリラックスできるホルモンが関係しているそうです。
母乳に含まれるたんぱく質にも睡眠を誘発する成分が含まれているため、赤ちゃんもまとまって飲むと眠りにつけるのでしょうね。
それでも眠りが浅いことで悩んでいるのならば、母乳に粉ミルクを混ぜて飲ませてあげたてはどうでしょうか。ミルクは母乳と比べて消化が遅いため「腹持ち」がするのでよく眠る傾向もあります。
粉ミルクを嫌がるようであれば、母乳と混ぜても構いません。ママの体力を少しでも緩和させるために、ミルクに頼っても問題ありません。
この状態はいつまで続くの?
答えは「続きません。」
もちろん、この期間が長い、短いの個人差はあります。ですが10歳になってもママの抱っこが無いと眠れない子は極端に少なくなりますよね。
赤ちゃんはこの大事な生後1ヶ月の間に、自分のお世話をしてくれる人をしっかり認識し、成長するのです。
赤ちゃんの中で伝えたいこと、嫌なことがあって泣いたとしても、この「匂い」のする人が必ず来てくれて自分を抱っこしてくれる。
必ず自分を守ってくれる。「大丈夫よ。」と優しく声をかけてくれる。ということを知った時、「信頼関係」が育ちます。
外の世界に出て不安だらけの赤ちゃん、でも「外にはこんなに優しく守ってくれる人が常にそばにいてくれるんだ。」と理解できた頃から、だんだんまとまって眠れるようになります。
それまでは、「大丈夫よ。」と言うママの優しい気持ちで接してあげてみてください。大変な日常だからこそ、果てしなく長いように感じるこの期間。でも必ず終わりが来ます。
そうなった時、この時の苦悩や辛さが、後で必ず「懐かしい思い出」へと姿を変えていくでしょう。
ママの抱っこは泣くけどパパの抱っこは泣かない ママが嫌い?
ママといるといつも泣いているのに、パパが抱っこしたり、自分の両親などが抱っこすると、スヤスヤ眠る赤ちゃんをみて、私なんていらないんじゃ…と悩むママは意外にもたくさん。
なんだか、赤ちゃんに拒否されている気がして悲しくなりますよね。
理由としては、ママの抱き方が安定しなかったり、ママが初めての育児でとまっどている雰囲気を感じ取って、泣いている場合もあります。
ママが緊張していたりストレスでイライラしていると、赤ちゃんにも伝わっているのです。
あとは、ママが抱っこすると、赤ちゃんには、大好きなママのおっぱいの匂いがしますよね。大好きなママのおっぱいの匂いがあると、赤ちゃんは大興奮!!
抱っこだけなの?飲みたいのに飲めない!眠りたいけどおっぱいも欲しい!、なんて大泣き。ママのおっぱいの匂いがしない人に抱っこされると、逆に落ち着くんです。
ママになら、どれだけ泣いても大丈夫!なんて、大好きなママだからこそ甘えているのかもしれませんね。
ママは無理しないで、家事なんかもちょっと手抜きして、ゆったりと赤ちゃんと過ごしましょう。決して赤ちゃんはママのことが嫌いなわけではないんです。
子育てに「普通?」じゃぁ普通って何?
生後一ヶ月の赤ちゃんを育てるのに、マニュアルなんてありません。「普通」なんてありません。それぞれの赤ちゃんが持っている、それが「個性」です。
どうにもならなくて泣きそうになりながら、それでも赤ちゃんと向き合うがんばるママ。
その強くなろうとする心が赤ちゃんとの心の距離を縮めていくのです。赤ちゃんが成長した時に、笑いながらお話してみてください
「あなたは本当に寝なくて、困ったのよ」と。
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