子供の中耳炎!切開はどんな時にする?注意点は?

耳の、鼓膜の内側にがたまる、中耳炎。私は、子供を持つまで、あまり「中耳炎」という病気を知りませんでした。

しかし今。子供が風邪を引きやすくなる冬は、公園で子供を遊ばせていると「うちの子、中耳炎になっちゃってさ~」「うちもうちも~」なんて、よく聞きます。

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しかも、中耳炎って、鼓膜が破れたり、切開したりするなんて言うじゃありませんか!「どんな恐ろしい病気だろう・・・」と、内心ビビっていた私。

ところが、ついに、私の娘も中耳炎に・・・!それは、急な出来事でした。ある日の夜中、急に耳を痛がって、泣いて起きてきました。

「鼓膜は大丈夫かな、切開しないといけないのかな・・・」とビクビクしながら娘を耳鼻科に連れて行った私。

子供が中耳炎になった場合、鼓膜切開はどんな時にするのでしょうか。切開した場合や、再発防止には、どんなことに気を付けたらよいのでしょうか。

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子供の中耳炎、どうして分かった?

まだ言葉をしゃべれない赤ちゃんや、自分の体の様子をうまく伝えられない小さい子供だと、親は子供が中耳炎かどうか、なかなか判断がつかないですよね。

一般的に言われるのは、やたらと耳を触る、熱がある、鼻水がよく出る、機嫌が悪い、などでしょうか。でも、普通の風邪だってそんな感じですものね・・・。

私の知り合いの子供は、耳から血が出てきたのですぐ分かったそうですが、できれば、そうなる前にできるだけ早く気づいてあげたいですよね。

私の娘が中耳炎になった時は、そんなそぶりは全くありませんでした。ただ、娘は、まだ鼻水が上手にかめず、常に鼻水ズルズルで、いっつも鼻声。

でも、「子供はみんなこんなもんか~」くらいに思っていた私。そんなある日、夜中に娘が泣きながら起きてきたのです。「耳が痛い~」と言って。

でも、次の日の朝には「痛くない~」とのこと。中耳炎か?と頭をよぎってはいたものの、痛みってそんなに早く引くものなのか・・・?

病院嫌いの娘、痛くないのに病院に行くなんて!と断固拒否。やっとのことで耳鼻科を受診すると、やっぱり中耳炎とのことでした。

でも、そんなにひどくはなかったようで、鼻水を抑える薬と抗生剤をもらうのみで帰宅しました。

子供は、耳の構造上や、すぐ鼻水が出たりすることもあり、大人よりも中耳炎になりやすいことは事実。

まだ自分で訴えることができないうちは、風邪を引いた時や、鼻水がひどい時は、耳の様子も一緒に気にしてあげるとよいですね。

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中耳炎の原因は?鼓膜を切開するのはどんな時?

中耳炎になる原因は、鼻水が溜まること。小さい子はよく風邪をひきますし、うまく鼻がかめないうちは、どうしても鼻水が溜まりがちになります。

私が耳鼻科の先生に言われたのは、「やっぱり鼻水をかむことが大事。少しづつでもかむ練習をしていきましょう。」とのこと。

なんとか、鼻がかめるようになってほしいと思い、娘の鼻の前にティシュをひらひらさせ、「これを揺らしてごら~ん」などやってみたのですが、うまくいかず。

口で「フーン!」というだけでした。とほほ。なので私は、もうあきらめて、鼻が詰まったな!?と思ったら耳鼻科に連れていくか、市販の鼻水吸い取り器を使うことにしました。

「中耳炎イコール鼓膜切開」と思っているママさんもいるかもしれません。私もそうでした。しかし、絶対に鼓膜切開になる、ということはありません。

耳の中に溜まった鼻水や膿は、自然に少しずつ鼻の奥から出ていきます。しかし、膿があまりにも多かったり、痛みや熱が酷かったりする場合は、お医者さんの判断で鼓膜切開を行うこともあります。

「切開」と聞くと、なんだか恐ろしい感じがしますよね。でも、大丈夫。ちゃんと麻酔もするし、溜まった膿を一気に出すことができるので、痛みが早くなくなるというメリットもあります。

切開と言っても、メスで切るというような手術というイメージではなく、針で穴をあける、というカンジ。一瞬ですよ。鼓膜の穴は自然とふさがります。

先生によっても、なかなか切開はしない方針だったり、切開して早く膿を出した方がいいという方針だったり、いろいろなので、よく相談してみてくださいね。

切開したら気を付けることは?

鼓膜を切開し、無事痛みも治まったみたいでよかった・・・。でも、この後どんなことに気をつけたらいいのかな・・・って、心配ですよね。

もし、耳から耳垂れが出てきているようなら、清潔なティシュや綿棒で拭いてあげてください。耳の周りだけで大丈夫ですよ。

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また、お風呂は当日は止めた方がよさそうです。もし、シャワーで済ませる場合は、耳に水が入らないように気を付けてあげてくださいね。

そして、一番大事なのは・・・「とにかく、鼻水を溜めない」です。せっかく切開して、膿が外に出てきたのに、また溜めてしまっては大変です。

鼻の通り道を鼻水で塞いでしまわないように、こまめに鼻をかむか、鼻水を吸い取ってあげてくださいね。

鼓膜切開は、中耳炎の症状や痛みをすぐによくするために行うもので、怖いものではありません。切開した方が、自然な治りを待つより早いことが多いです。

毎日忙しいママにとって、子供を病院に連れていくのはなかなか大変ですが、ちょっとでも「ん?」と思うことがあれば、早めに耳鼻科に連れて行ってあげてくださいね!

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