クループ症候群の咳とは?これってうつる?
ある日、娘を幼稚園に送っていった帰り。娘のお友達のママさんと、たまたま一緒になりました。
いつも下の子を連れているのに、その時はいなかったので、「どうしたの?」と聞いたら、なんと入院してるとのこと。
「ええっ!?」と、私はビックリ。つい2,3日前に、一緒に公園で遊んでいたからです。
なんで入院したかというと、「クループ症候群」。私は初めて聞く病気でした。夜中にチアノーゼを起こして救急車を呼んだとのこと。
名前の響きは何だかカワイイ感じですが、そんなのとは裏腹に、とっても怖い病気のようです。咳が特徴的で、特有の咳が出たら要注意とのこと。
クループ症候群の咳、どんな症状なのでしょうか。クループ症候群はうつる病気なのでしょうか。
そもそもクループって?どんな症状?
クループ症候群とは、ウイルスなどにより、のどが炎症を起こして腫れる症状のことを言います。のどが腫れるので息がしづらくなったり、ひどいと呼吸困難になったりすることも。
最初は鼻水や熱、のどの痛みなど、普通の風邪の症状から始まります。そして、突然ちょっとおかしな咳が出てきます。
よく、犬の遠吠えのようだとか、オットセイの鳴き声のようだとか言われますが、一度聞いたら「これはおかしい」とすぐに分かります。
私は、動画サイトで聞いてみたのですが、「確かにこれは明らかに変だ」と思いました。乾いた、のどに何か詰まっているような咳というか・・・。
症状は、夜中に突然出てくることが多いようです。この特徴的な咳が出たら、一度病院を受診した方がよいのですが、夜中だとどうしようかと迷っちゃいますよね。
急激にひどくなることもありますので、目を離さないようによく観察していてくださいね。
息が苦しそうだったり、ゼイゼイしていたり、これはまずい!とママが判断した時は、すぐに救急車を呼んで大丈夫です。
救急車・・・となると、ちょっと大げさかな?なんて思っちゃうかもしれませんが、ひどいと命にかかわるので、迷わずに119番してくださいね。
クループはうつる?一度かかるとかかりやすくなる?
クループ症候群は、いわば「のどの風邪」のひどいバージョンです。ですが、同じウイルスに感染しても、クループ症候群になる人もいるし、ならない人もいるんです。
もととなるウイルスや細菌はうつりますが、クループ症候群自体はうつりません。とはいえ、「うつらないから大丈夫~」なんて思うのは危険。
ウイルスや細菌がうつってしまったら、クループ症候群にはならなくとも、ほかの症状が出ることもあるので、やはり人にうつさないようにすることは大事です。
子供は、のどの気管も未発達なので、クループ症候群にかかりやすいです。特に気管支が弱いと、風邪を引くとすぐクループになってしまう・・・という場合も。
大きくなって気管が発達し、気道も広くなるにつれて、だんだんかかることも少なくなってきますので、大丈夫ですよ。
保育園や幼稚園には行かせて大丈夫?
クループ症候群だから・・・というわけではなく、クループということは何らかのウイルスや細菌に感染しているということなので、症状が治まるまではお休みするのがマルです。
とはいえ、どのくらいまで治まれば大丈夫なの・・・?と思っちゃうかもしれません。
特に保育園に子供を通わせていると、そんなに長く仕事を休めないよ!というママさんもいますよね。
私としては、咳が治まるまでは、できればお休みさせてあげたほうがいいのでは・・・と思います。
クループ症候群の咳は、昼間よりも夜中にひどくなることが多いので、咳でよく眠れないまま保育園に行くのもカワイソウですよね。
私は、無理して登園させて、ぶり返してしまい、長引いて逆に大変だった、という苦い思い出があります。
もしどうしても不安だったり、迷ってしまったりした場合は、お医者さんに相談してみるのがベストです!
クループ症候群とは、風邪の延長でのどが腫れてしまい、気道が狭くなったために何か詰まったような咳が出る症状。クループ自体はうつりませんが、風邪のウイルスや細菌はうつります。
のどの腫れがひどくて息が苦しかったり、咳がとまらなかったりすると、入院しなければならないこともあります。
たかが風邪、たかが咳、と思わずに、よく注意して見てあげてくださいね。また、手洗いうがいを忘れずに行い、そもそも風邪を引かないようにするのが一番。
かわいい我が子の苦しむ姿はとっても辛いし心配ですよね。ひどくなる前に、早めに対処してあげられるといいですね!
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