離乳食で卵はいつから？アレルギーが心配！

5か月ころになると多くの赤ちゃんは離乳食が始まりますよね。離乳食って手間もかかるし、食材にも気を使います。

それにはじめての離乳食作りはわからないことだらけ。だけど何でもモグモグする赤ちゃんって可愛いんですよね～。

食べてくれると嬉しいし、頑張って手作りした甲斐があったというもの♪

そうして様々なものにチャレンジして７～8カ月頃には食べられるものが多くなっていきます。

私も長女が赤ちゃんの時の離乳食作りには潰したり、軟らかく煮たり…育児書を参考にしながら進めていました。

7か月になると、食べられる食材の中に卵を発見！卵って調理が楽だし、食べられるようになると本当に便利なんですよね。

早速使ってみようと思ったのですが、卵は５大アレルゲンの一つ。

大人でもアレルギーのある人が多いのに、こんなに小さい赤ちゃんにあげても大丈夫なのかしら？とちょっぴり不安に。

では離乳食で卵はいつからあげたら良いのか見ていきましょう。

どうして卵は気を付けたほうが良いの？

食べると蕁麻疹や嘔吐、酷い場合はアナフィラキシーショックを引き起こしてしまう食物アレルギー。

特にその中でも多くの人のアレルギーの原因となる牛乳、卵、大豆、小麦、米を5大アレルゲンと呼びます。

赤ちゃんは消化能力がまだ未熟なため卵でアレルギー症状を引き起こしてしまうことが多いのです。

あげるときは慎重に、注意が必要です。気を付けなければいけないのが、お菓子やベビーフード。

7か月以降は様々なベビーフードやお菓子もOKになりますが、中には卵が含まれているものも。

代表的なのはボーロ！親戚や友達のおうちに行くと、赤ちゃん用に用意してくれていることも多いですよね～。

だけどボーロには全卵が使われている場合が多い！まだあげたことがない場合や、アレルギー症状が出てしまった子は原材料の表示をよく確かめてからにしましょう。

うちの子も！

娘が7か月の頃、私も卵をあげたら良いのか迷いました。だけど食べられることで、料理のレパートリーも増えるし…。

「育児書にも7か月からって書いてあるし大丈夫でしょ」と深く考えずに、黄身を少しだけおかゆに混ぜてあげてみました。

すると喜んでモグモグ。おいしそうに完食！食後も何もなかったので、すっかり安心してしまったんです。

そろそろ卵白も…と、白身を食べさせた途端、ひどい蕁麻疹！続けて激しく嘔吐してしまい、慌てて病院に駆け込みました！

先生が仰るには、卵は黄身よりも白身の方が消化が悪いため要注意なんだとか。

全部吐いてしまったので症状はすぐに治まりましたが、あのときは本当に焦りました～。

あげるときの注意点

全ての子が卵アレルギーなわけではありません。うちのこのように黄身だけなら大丈夫な子もいます。

また、パンやお菓子など何かに混ざっているなら平気という子も。だけど初めてチャレンジするには注意が必要です！

最初はごく少量を

まずは黄身から。ゆでたまごを固ゆでにして黄身を耳かき一杯分ほど与えてみましょう。

それで下痢や嘔吐がなく、大丈夫なようなら次は小さじ1杯くらい。その後は徐々に量を増やしていきましょう。

白身の方がアレルギーを引き起こしやすいため、黄身が食べられるようになってから1か月後くらいに。初めてあげるときは特に注意を！

完全に火を通して

全卵が食べられるようになっても、生卵はまだまだ先。生卵も半熟卵も美味しいですが、しっかりと火を通してくださいね。

栄養価も高く、手軽に使える卵。離乳食作りが面倒なときは、卵ご飯が食べられるようになったら良いのになぁ～とよく思っていました。

もしものときを考えて

もしかしたらアレルギー症状が出るかもしれません。休日や夜だと病院にすぐに連れて行く事が出来ませんよね。

初めて卵黄、卵白をあげるときには平日のすぐに病院に行ける時間帯が良いですね。

1歳過ぎてから

7か月から卵をあげることが出来るとされていますが、赤ちゃんの様子を見て卵黄から慎重に離乳食を進めましょう。

もしもアレルギー症状が表れてしまったら一旦中断を！卵は成長していけば大丈夫になる場合が多く、3歳くらいになれば大半の子が食べられるようになります。

私は医師から、「今はまだ早いみたいだから、1歳を過ぎたらまたチャレンジしてみてね。」と言われました。

離乳食で卵が食べられなくても焦る必要はありません。タンパク質は他のもので摂れば大丈夫！

アレルギーが心配な場合は1歳まで待ってみても良いかもしれませんね。

と言っても、多くの食品に卵は含まれているので、食べられるようになってくれると母としてはありがたいもの。

症状や程度には個人差もあります。アレルギーが出た場合、次にあげる時期は医師とよく相談しましょう。

うちの子も1歳になってから恐る恐る再チャレンジ。無事に食べられるようになっていました。

今では卵かけごはんが大好き♪毎日のように食べていますよ～。