赤ちゃんの便秘には離乳食でりんごを!効果はある?ない?
毎日何回もうんちをしていた赤ちゃん。成長と共にゆるゆるから、だんだん固形に変化。
回数が減る分、1回に出す量もすごいんですよね。「こんなに食べた?」っていうくらい、うちの子は出していました。
だけどいつも1日1回、同じ時間にトイレタイムだったのに、ある日うんちをしない日が。
「あれ?今日うんちしなかったな~」なんて呑気に考えていたら、翌日も気配なし…。出ていないせいか本人の機嫌も悪くイライラ。
「もしかして便秘?」と思い、頭に浮かんだのはりんご。りんごといえば食物繊維も豊富。
今日は離乳食でりんごをあげてみよう!と思いたち早速レシピを検索しました。
だけど「便秘、離乳食、りんご」でネットを検索すると、「便秘に効果的!」という記事もあれば、「便を固くしてしまうので、あげてはダメ!」という記事も。
どっちが本当なの~!?では赤ちゃんの便秘で離乳食にりんごをあげるのは効果があるのか、一緒に見ていきましょう。
りんご有効説
りんごといえば、栄養満点。甘くて赤ちゃんも食べやすく離乳食にはぴったり。
しかもいかにも便秘に効きそうなイメージを持っているママは多いですよね。
確かにりんごは食物繊維が豊富で、小学生の頃体調が悪いときに私も昔母に摩り下ろしたものを食べさせてもらった記憶があるんですよね~。
果物や野菜にはペクチンという栄養素が含まれています。このペクチンは水に溶ける水溶性の食物繊維。
りんごに含まれるペクチンはアップルペクチンと呼ばれ、果肉よりも皮に多く含まれているんです。
皮ごと食べられる果物はなかなかありません。私が思いつくのも、りんごくらいですかね…。
便秘には食物繊維が効果的なのは有名ですよね。年中手に入れることが出来て、手軽に皮ごと食べられる。
そのため他の果物よりもりんごが便秘に有効だと考えられているんです。
りんご無効説
では何故りんごは便を固くしてしまうといも言われるのか…不思議ですよね。
キーとなるのは先ほど紹介したアップルペクチン。確かに水溶性の食物繊維であるペクチンは、お腹の中の水分で溶けゼリー状に。
それが固くなったうんちを柔らかくすると言われているんです。ただそれは大人を基準とした話。
同じ人体でも、赤ちゃんと大人では勝手が違うことがあるんですよね。赤ちゃんの胃腸の発達は未熟。水分も足りない場合も多いのです。
そこでペクチンが体内の水分を使ってしまうと逆にうんちが固くなってしまうことも多く、便秘が悪化する可能性も。
そのため、赤ちゃんにはりんごが無効だと言われる説があるんですね。
結論から言えば…?
結論から言えば、どっちも本当なんです。じゃあどうすれば良いの?!と思いますよね~。
私も妊娠中はよく便秘に。便秘と言えば水分、運動、食物繊維と考え、野菜多めの食事にしたり、ウォーキングしたりと苦労していました。
そのときに知ったのですが、便秘に効く食物繊維って2種類あるんですよ!
水に溶けない不溶性のものと水に溶ける水溶性のもの。サラダに使われるような野菜は、不溶性のものが多いんです。
この不溶性の食物繊維はお腹で膨らみ腸を刺激するため、便通を促す効果があるんですが、そればかり食べていると、詰まってしまう原因に。
この2種類の食物繊維をバランスよくとらないと便秘に効果はないんです。
今回紹介したりんごは水溶性の食物繊維。つまりりんごだけを食べさせるのではなく、いつもの食事にりんごを足しましょう。
そして水分は大目に摂取すること!こうすれば赤ちゃんにも便秘解消の効果が期待できるでしょう。
ただ赤ちゃんって1回に食べられる量も少量なんですよね。それに赤ちゃんの体質によっては、方法を変えても効果が無い場合も。
1度試してみてみる価値はありですが、効果がない場合には他の方法も試しましょう。
便秘の予防に♪
離乳食でりんごをあげる場合には普段の食事にプラスし、水分もたっぷりと。りんごだけだと便秘を悪化させてしまう原因になりかねません。
もし即効性がなかったとしても、すぐにやめてしまう必要はないんですよ~。りんごは長い目で見ると便秘予防としての効果があるんです♪
アップルペクチンは、小腸で吸収されず大腸まで届きます。そして腸内の善玉菌のエサになり増殖させ腸内の環境を改善させる働きが。
便秘がちな赤ちゃんってしょっちゅう便秘を繰り返してしまいますよね。1度改善したってすぐにまた便秘に。
機嫌も悪くなり「またか~」とママもうんざり。毎日の離乳食にりんごを食べることで腸内環境を良くし、便秘とサヨナラさせてあげましょう♪
スポンサード リンク
最近のコメント