乳歯が虫歯に!進行止めは効果があるって本当?

うちの長男は本当に虫歯のできやすい子。初めて発見したのは2歳の頃、仕上げ磨きをしていたら歯が一部白く変色していました。

だけどそのときはよくわからず、その後すっかり忘れていて…。すると数日後白く変色していた箇所にぽっかりと穴が!

「え?歯は?」と口の中をいくら捜索してもないのです。調べると、乳歯の初期の虫歯は白くて、放っておけばあっという間に進行してしまうことが分かりました。

「あれは虫歯だったのか!」と気付いた頃には時すでに遅し…。それから定期的に歯医者さんで診てもらうことに。

だけど仕上げ磨きをきちっとやっていても行くたびに新しい虫歯が出来ているんです。治してもキリがなく、頻繁に通うのも本当に大変…!

その話を最近友達にしたら、「進行止め塗ってもらったら良かったかもね」と。そんな便利なものがあったのかと目から鱗。

早速進行止めについて調べてみました。では乳歯の虫歯の進行止めの効果について見ていきましょう。

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進行止めの効果とは!?

歯医者さんではサホライド塗布と呼ばれています。サホライドとはフッ化ジアンミン銀の溶液のこと。

乳歯の初期の虫歯に塗ると、そこから歯に薬が染みこんで歯を固くしてくれる効果があります。

そのため一時的に虫歯の進行が抑えられるわけです。生活習慣やオヤツに気を付ければ、永久歯が生えてくるまで本格的な治療をしなくてよい場合もあるんです。

こんなメリットが

特に我が子のように虫歯のできやすい子には進行止めは画期的な薬のように感じます。

それに虫歯の進行を止める以外にもこんなメリットがあるんですよ~。

子供が怖い思いをしない

歯に塗るだけで虫歯の進行を抑えてくれるので、歯を削ったり、痛い思いをしたりすることがありません。

いくら虫歯があるからとは言え、治療は苦手な子供にとっては大変な負担になりますもんね。

キュイーンというあの音を聞くだけで怖いと感じる子も少なくないでしょう。

歯に塗るだけなら時間もかからないし、子供の負担もついでにママの負担も減らせますよね。

保険が適用される

サホライド塗布は保険適用内の治療ですので、経済的な負担も減らせますよ♪

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もちろんデメリットも忘れてはいけない…

こんな良い方法があるなら、もう少し早く知りたかった…!だって我が子はもう小学生。乳歯も生え変わる時期です。

2歳で虫歯を治療したあの日から今まで、どれくらい歯医者さんにお世話になったか…!

だけどふと、そう言えば行きつけの歯医者さんからはサホライド塗布の提案がなかったことに気が付きました。

乳歯の虫歯に対して良さそうな方法なのに不思議です。調べるとサホライド塗布には歯医者さんも賛否両論あるんだとか。

メリットがあるものには必ずデメリットも付き物です。では進行止めのデメリットについて見ていきましょう。

歯が黒くなる

まず第一に挙げられるのが、歯が黒くなってしまうという点。薬に含まれる銀が歯の組織と反応してしまい、治療の箇所が黒く変色してしまうのです。

全体がというわけではありませんが、歯が黒いと汚れているイメージ。虫歯を治療したのに黒くなって逆に虫歯っぽくなってしまうのは残念ですよね。

だけど乳歯なので生え変わってしまえば、キレイな大人の歯が生えてきますよ~。

初期の軽い虫歯のみ

サホライド塗布は初期の虫歯でしか効果がありません。つまり使用できる虫歯のレベルが限られているということなんです。

過信してはダメ

完全に虫歯菌を排除するわけではないので、日々の歯のケアによっては虫歯が進行してしまいます。

またその可能性は大いにあるため、定期的な経過観察は欠かせません。塗ったから大丈夫!と過信してはいけないのです。

ママがケアしやすい方法で

進行止めは乳歯の初期の虫歯に塗布することで虫歯の進行が止まり、歯を強くしてくれる効果があります。

ただ虫歯菌を完全に排除するわけではありません。進行止めを塗ったから虫歯が治ったとか、歯医者にはもう行かなくて済むとか、そういうことはないのです。

また歯が黒くなるのもポイント。乳歯だから気にしない人もいれば、我が子の歯が黒くなるのは嫌!と感じる人ももちろんいるでしょう。

子供の歯のケアはママが鍵を握っています。メリット、デメリットをしっかり把握したうえで進行止めを塗布するか決めると良いですね♪

私は、虫歯の進行が少しでも遅くなって欲しかった!なので歯が少し黒くなってしまっても、塗布しても良かったかな~なんて思いますよ。

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