お食い初めと初節句は一緒にお祝いしてもOK?メニューはどうする?
誕生から、赤ちゃんを囲んでの行事は目白押し。お七夜、お宮参り、初節句、お食い初め・・・。家族や親せきと集まって、小さな主人公を囲んでのお祝いはいいもんです。
でも、実際お祝いに集まるとなると日程合わせから食事の準備など、何かと大変ですよね。まだ、赤ちゃんも手のかかる時期だし、ママも準備にばかり手をかけられませんし。
お食い初めは生後100日頃、初節句はお宮参りの後初めて迎える節句、誕生月によっては同じ時期に両方迎える方も多いかもしれませんね。
そこで今回は、お食い初めと初節句のお祝いを一緒にしても大丈夫なのか、どんな風にお祝いするといいかについてご紹介したいと思います。
お食い初めと初節句は一緒に祝ってもいいの?
まず、それぞれの行事はどういうものかをおさらいしてみました♪
- 子供が一生食べるのに困らないように願う
- 歯が生えて成長を喜ぶ
時期は生後100日ごろで、早い子だと歯が生え始める時期。歯が生えるようにまで成長したことを祝い、将来ずっと食べていけるよう初めてのごちそうを用意して、食べるまねをする儀式です。
では、初節句とはどんな行事でしょうか?
- 厄除け
- 子供の健やかな成長と長寿を願う
まだ医療も発達していない時代、生まれた子供が元気に成長するのは難しいことでした。そこで、子供の無事の成長を願い、暦の節目に健康に感謝し元気で育つよう祈ったのですね。
厳密にいえば、別々の行事ではありますが、特に一緒に祝ってはいけないという行事ではありません。ちょうど同じ時期に重なることも多いので、お食い初めと初節句を一緒にする方も多いんです。
一緒に祝う時はどうすればいいの?
家族だけで簡単に済ませる方も増えていますが、やはりおじいちゃんおばあちゃん達を招いて一緒にお祝いする方も多いです。その場合は、簡単にというわけにはいかないかもしれませんね。
まず、食事はどうしたらいいでしょうか?お食い初めと初節句では、いわゆる祝い膳は少し異なっています。
- 赤飯
- 紅白の餅
- 祝い鯛(尾頭付き)
- お吸い物
- 焚き物
- 香の物
- 歯がため石
地域によって多少違いはありますが、一般的にはこのような構成です。あくまで形式なので、お子さんの好みや家族の希望などでアレンジしてもいいですよ~。
歯がため石とは、強い歯になってなんでも噛んで食べられるようにという思いを込めて、神社の境内から授かり、噛むマネをさせるためのものです。儀式が終わったら境内に返します。
必ずしなければならないものではないですし、関西では石の代わりにタコを出す風習もあります。では、初節句の食事はどうすればいいでしょうか?
- 桃の節句
・・・ちらし寿司、菱餅、お吸い物(はまぐり)、ひなあられ、白酒(甘酒) - 端午の節句
・・・ちまき、柏餅
桃の節句は定番のメニューがありますが、端午の節句はあまりありません。ちまきなどは、まだ小さいお子さんんは食べづらいですし、特に形式にこだわらず好物を用意してあげるのもいいですね。
お食い初めと初節句を一緒に祝う場合は、お食い初めの儀式用としてお子様用のお食い初め膳をひとつ用意して、みんなで食べる食事メニューを初節句の祝い膳にするとスムーズだと思います。
うちも一緒にお祝いしたので、一番長寿のおじいちゃんにお食い初めの儀式をお願いして、食べるマネをさせてもらってから初節句の食事会をしました。無理なく進められて、盛り上がりましたよ~♪
大事なのは赤ちゃんやママの体調!暦にこだわらず一番いい時期を選んで♪
ホントなら別々の行事なのに、どうして同じ時期に重なりがちなんでしょうか?それは、体調や家族にとって良い時期を選んでお祝いの日程を決める場合が多いからかもしれません。
生まれ月によっては、生後間もないころに節句を迎えて、首が全然すわってなかったり、ねんねの時間が長かったりお祝いどころではないかもしれませんよね。
お宮参りをしてから初めて迎える節句が初節句
もしも、お宮参り前に節句の時期が来るときは来年に延期することもよくあります。お宮参り自体、真夏や真冬を避けて決めることが多いですし、赤ちゃんやママの負担にならないことが大事です。
また、沢山の祝い膳を囲む初節句もせっかくですから、お子さんも少し食べられるとうれしいですよね。離乳食にアレンジする方も多いです。
育児が始まったばかりで体調も落ち着きにくいですから、無理なくお祝いのスケジュールを決めてくださいね♪笑顔いっぱいのお祝いになりますように!
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