母乳はいつまであげるべき?栄養はなくなるの?

うちの子は、完全母乳で育てていたので、哺乳瓶が大嫌いで、離乳食を始めても、食後のおっぱいが欠かせませんでした。

母乳 栄養 免疫

産後半年を過ぎた頃、家に来ていたママ友が、授乳している私を見て、ポツリと一言。もう栄養ないけど、あげてるんだ?おっぱい大好きだと大変だね~。

もしかして私、出がらしあげてるってこと?フォローアップミルクに、するべきなのかな?

イヤイヤそんなことない、だって産院では、免疫があるから母乳で育ててくださいって、看護婦さんにすごい言われたし。

しかし次の日、実家に帰ると妹がまた、あんまりあげると、あとで太るらしいよ。

でたらめ言ってくれちゃって、とは思ったのですが、いまいち自分でもなにが本当か、自信がない・・。

赤ちゃんの成長に、大切な栄養。離乳食と母乳は、いつまで併用するもの?栄養や免疫機能は、いつまであるものなの?

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母乳が赤ちゃんにできること!

母乳は、ウイルスから赤ちゃんを守ってくれる、免疫抗体グロブリンAが、含まれていています。

この免疫は、赤ちゃんが免疫機能を、適切に機能させるまでの間、消化管を保護します。

特にドロドロした、産後数日間の初乳に、免疫抗体は多く含まれています。その後も、初乳ほどではありませんが、授乳している間は、免疫機能が維持されます。

初乳には、便通をさせる効果もあって、胎便(子宮にいた時の便)を出したり、黄疸の原因である物質の形成を、阻害します。

母乳は他の食物よりも、コレステロールが多く、カロリーの50%以上は脂肪であり、そのほとんどは、飽和脂肪酸で構成されています。

コレステロールと飽和脂肪酸は、赤ちゃんや子供の成長に必要であり、特に脳の成長に、必要とされています。

母乳に匹敵する人工のミルクはありません

毎日授乳していると、母乳の脂肪の割合が、多くなってくることからもわかるように、母乳は赤ちゃんの成長のステージによって、成分が変わっていく飲み物です。

人工のミルクのほとんどは、母乳よりも飽和脂肪酸が少なく、ほかのミネラル、ビタミンも添加されていますが、

母乳の鉄分の吸収率は、ミルクよりもけた違いによく、食欲をコントロールする成分があるため、飲みすぎを防ぎます。

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母乳はママにもいいこといっぱい!

母乳をたくさんあげていたせいか、妊娠で25キロ増えた体重が、一年で戻りました。

母乳をあげているとおもうと、意識して、健康に悪いものは食べられなくなるので、結果的に自分の体も健康になります。

その他母乳には、妊娠で伸びた子宮を、収縮させる作用があったり、乳がんをはじめ、婦人科系の病気を予防する効果があります。

でも、なんといっても私が実感したのは、うちの子が、よく母乳を飲む子だったので、ミルクなどを買わなくていいので経済的!

ということでした。ほんとこれ、いつもミルクを買ってたらとおもうと、まじめにゾッとします・・・。

母乳はいつまであげる?

私の周りでは、ママが仕事復帰したりして、保育園や託児所などに申し込むときに、断乳をする人が多かったです。

だいたい、生後4か月から6か月の間に、離乳食をはじめて、1才前後で断乳して、三回の食事に移行する人が多いみたいです。

私は最初から、母乳は好きなだけあげました。食事の回数がふえても、ガンガン飲んでいました。

歯が生えて、一日三回食べれるようになったら、母乳は栄養ではなく、ママとのスキンシップとしての役割が、大きくなっていきます。

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母乳が薄くなるわけじゃない!

母乳は、ママの血液からつくられていて、ママの栄養が偏っていたり足りなくても、ママの体から、母乳に優先して栄養が含まれます。

母乳の栄養がなくなるのではなく、赤ちゃんが成長すると、母乳だけでは不十分になるだけ。

母乳の免疫機能は、実は初乳の後からは、初乳の10/1以下になり、その後は変わりません。

それとは別に赤ちゃんの体は、胎盤を通して、ママからもらった免疫に守られています。

これが、生後どんどん数を減らしていき、半年を過ぎると、ほとんどなくなってしまいます。

母乳の免疫効果が、なくなると感じるのは、この胎盤にある免疫が、弱くなるためのようです。

生後半年ごろからは、健康的な生活習慣で、赤ちゃんの抵抗力を上げていきましょう。

母乳をあげられる貴重な時間

もちろん、母乳は赤ちゃんがほしがるなら、ずっとあげていていいと思います。

赤ちゃんの、成長の時期にあわせて、一番最適なものをあげられる貴重な母乳育児。

期間限定の、貴重なものだからこそ、あげられるときにはできるだけ飲んでほしい。

WHOでは母乳での授乳を、2年継続するのが望ましいと、公式に発表しています。

といっても、母乳をあげ続けるのは、ママにとっては結構大変なこと。無理しないで、あげれるときにあげましょう。

いつまでも、母乳をあげられるわけではないから、母乳をあげる授乳期を、親子で楽しみたいですね!

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