母乳が出すぎておっぱいが痛い!痛みをやわらげるにはどうしたら良い?
「母乳が出ない」と、悩む話はよく聞きますが、逆に「出すぎて辛い」と悩む人もいるのです。
人に話すと、「贅沢な悩みね」などと返され「出るなら良いじゃない」とあしらわれ・・・。
調べてみても、母乳を出す方法はたくさんあるのに、出すぎを抑制する方法はあまり見つからない。
赤ちゃんが、うまく吸えなかったり張りすぎて痛くて眠れなかったり。
私も、母乳の出すぎで悩んだひとり。母乳が出すぎで、おっぱいが痛い!そんなあなたは、必見です!
出すぎにまつわるエトセトラ
母乳が出すぎることで生じる、悩みのあれこれ。なかなか他人には、わかってもらえませんよね。
- おっぱいが張って痛い
- 張りが痛すぎて眠れない
- シャワーが辛い
- 赤ちゃんが飲み干してくれない
- 勢いが良すぎて赤ちゃんがうまく飲めない
- 飲ませたのにすぐに張る
- 食事制限で体重が減ってしんどい
- すぐにお乳が洋服に染みる
- お風呂が自然にミルク風呂
などなど。
特に、張りによる痛みは相当なもの。寝返りすら辛く、歩く振動が恐怖。
この痛みを軽減させる、基本事項は2つ。冷やすことと、搾乳すること。
さらに、出産からどれくらい経過したかによって、アプローチを変えていくのが、効果的です。
産後すぐと、産後2~3ヵ月、産後半年では、おっぱいの状態も異なっています。時期別に、対処方法をみていきましょう。
産後すぐの痛みにはプロの手が必要!
出産直後から、産後1ヵ月頃までの痛みの原因は、乳管が十分に開いていないことが考えられます。
おっぱいはたくさん作られるのに、出る場所がなくて張って痛いのです。
この頃の痛みに、一番効果があるのは、助産師さんに乳管開通のマッサージをしてもらうこと。
1日に1度、十分に搾乳して、乳管が詰まるのを防ぐことが大切です。
並行して、おっぱいを冷やして、母乳の分泌を抑制します。
私は産後2日目から、張りが痛くて苦痛でした。眠って休みたいのに、眠れないほど痛い。
助産師さんの指示で、常に保冷剤をあてて過ごし、1日1回マッサージをしてもらいました。
マッサージも相当痛いですが、ここは我慢。十分に搾乳してもらった後は、痛みが消えます。
1か月検診までは、週に1度、産院でケアを受けました。母乳の状態が落ち着くまでは、プロの手が一番です。
食事の管理も重要です。入院中の食事を参考に低カロリーを心がけて。
水分の摂りすぎにも、注意が必要。常温で、がぶ飲みしないようにしましょう。
産後2~3ヵ月頃は調整期
産後1か月ほどで、赤ちゃんも吸うのが上手になります。とは言え、需要と供給がマッチしないのがこの時期。
赤ちゃんとおっぱいと、相談しながら、なんとか張りを抑えるように調整していきます。
コツは、詰まらないギリギリの搾乳と、左右まんべんなく、吸ってもらうこと。
張りすぎたおっぱいは、赤ちゃんがうまく飲めません。飲ませる前に軽く絞って、飲みやすくさせて。
ついつい、おっぱいが軽くなるまで飲ませがちですが、必ず左右同じくらい吸ってもらってください。
母乳は、吸われれば作られます。分泌量を、赤ちゃんにあわせるために、こまめに左右を入れ替えて飲ませましょう。
授乳後も、まだ張りがあって痛い場合は、我慢できる程度になるくらいまで搾乳します。
搾乳も分泌を促すので、やりすぎはNG。詰まらないギリギリの線を見極めて、あとは冷やします。
搾乳は吸わせる前後だけにしましょう。私は洗面所で絞って、そのまま流していました。
食事管理は、まだまだ継続!辛いですが、あと3ヵ月ほどで落ち着くはずです。
産後半年からは離乳食とタッグを組んで!
産後半年もすれば、痛みに悩まされる回数も、ぐんと、減っているはずです。搾乳の程度などセルフケアにも慣れたでしょう。
飲みが少なかったり、授乳間隔が開いたときに、張って痛くなる状態ではないでしょうか。
赤ちゃんも、生後6ヵ月となれば、離乳食がスタートする時期。
ここからは、授乳回数を減らせるように、離乳食との兼ね合いが重要になってきます。
離乳食を食べる量が増えると、当然ですが、おっぱいを飲む量は減ってきます。
いかに緩やかに、おっぱいを減らすかが重要!張りとの戦いになりますが、頑張って!
極端な話ですが、どうしても張りが辛い時は、離乳食をお休みしておっぱいだけでも良いのです。
そして、就寝前の授乳でたらふく飲ませ、おっぱいを空っぽにしてもらいましょう。
張りと痛みが続くときは数日に一度、お風呂ですっきりするまで搾乳するのも良し。
離乳食をゆっくり進め、それに合わせて、おっぱいが減っていくのが理想的です。
冷やす時の注意点
最後に、おっぱいを冷やす時の注意点をいくつか。
急激に冷やすと、張り返しが起こります。肌に当ててびっくりしない程度が良いです。
保冷剤を使うときは、しっかりとタオルで巻いて。
脇の下に近いと、全身が冷えて風邪をひくので、おっぱいだけを冷やすように、気を付けましょう。
熱を持っている部分を、局所的に冷やすのがコツ。小さい保冷剤があると便利です。
冷やす時は、ママが快適に感じることが大切!保冷剤、濡れタオル、キャベツ湿布など、アイテムを変えながら、痛みと戦いましょう!
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