離乳食の卵の進め方は?初めてはボーロでもいいの?
私の主人は、小さいころアトピー性皮膚炎が酷く、アレルギーで卵が食べられませんでした。今は食べても大丈夫なのですが、あまり好きではないです。
子供が産まれて、義母に言われたのが「この子もアトピーかもね・・・」と。離乳食を始めたころ、「卵は食べさせないほうがいいかもね」と義母からの一言。
その言葉に一気に不安になり、子供たちは卵を離乳食で与えるのは1歳を過ぎてからにしました。そのおかげなのか、たまたまなのかわかりませんが、子供二人とも卵アレルギーではありませんでした。
今回は、離乳食の卵の進め方と、初めてはボーロでもいいのか?についてお話ししたいと思います。
離乳食で初めて卵を食べさせるならどういう進め方がいいの?注意点は?
卵は食品の中でアレルギーが出やすいとよく聞きますよね~。その卵を食べさせるのは、一体どれくらいの時期がいいかと、その時期と注意点はこちら!
①卵黄
だいたい生後7~8が月をめどにしてください。固く茹でたものを与えましょう。初めは耳かき1杯くらいの量を食べさせましょう。
②卵白
卵黄を食べてアレルギーが出なかったら、次に卵白を!だいたい、8~9か月をめどに。
卵黄と同様、固く茹でてくださいね。量も初めは耳かき1杯くらいから初めてだんだんと量を増やして行きましょう。
卵を食べさせるときの注意点は、最初に与えるときは必ず、平日の午前中にすることです。
それは、なぜかというと、もしもアレルギー症状が出てしまったとき、すぐに病院の診療時間内に診察してもらえるからです。
また、毎日卵を食べさせないようにすること!同じ物ばかり食べさせるのは栄養の面でもよくないです。何日かあけてを食べさせるようにしましょう!
アレルギーは遺伝の要素もあるので、私のように不安に思ったら、急いで与える必要はないですよ。
アレルギーの心配はあると言いつつも、卵は栄養豊富です。また、離乳食で与えるのに、料理がしやすいですし、柔らかいので赤ちゃんが食べやすい食品でよね♪
おすすめの食べ方は、卵にだし汁と少しの塩を入れて蒸すと簡単にできる「茶碗蒸し」の完成です。中に野菜を入れると、1品で栄養がたくさんとれますね。
また、卵を割ってミルクを加え、それに食パンをひたして焼くと簡単に「フレンチトースト」ができますよ!これ、うちの子供が大好きでした♪
調理の簡単な卵を使って、赤ちゃんが喜ぶ離乳食を作ってみてくださいね。
卵アレルギーが出たらどうする?手軽な卵ボーロを食べさせていいの?
はじめての卵を与えるとき、手軽な市販のベビーフードや赤ちゃん用のお菓子の卵ボーロを与えていいか悩みますよね?
実は、卵ボーロはアレルギーを起こしやすいのです!!その理由は「全卵が入っているから」です。卵の卵白は、卵黄に比べてアレルギーを起こしやすいんですよ~
友人の子供も、離乳食で卵を試す前に卵ボーロを食べて、湿疹が出てしまい、怖い目にあったそうです。
最近は「卵黄だけが入った卵ボーロ」もあります♪心配な人はそんなボーロから始めるといいですね。上にも書きましたが、卵黄から離乳食を始めるのはそういう理由もあるのです。
もし、卵を食べた後、こんな症状が出たら、卵アレルギーの可能性が!
①口の周りが赤くなった!
②体に湿疹がでた!
③アナフラキシーショックを起こす!
④涙目、鼻水が出た!
⑤下痢をした!
この中で一番気を付けなければいけないのが③の「アナフラキシー」です。これは対応を間違えると命に関わるので、息苦しい様子が見られたらすぐ病院へ!!
アレルギー症状は、すぐ出るとは限りません。食べて1時間後、3時間後、半日後・・・と丸一日は症状が出ないか様子を見てあげてください。
しかし、赤ちゃんの食物アレルギーは、3歳以上になると治ってしまうことも!それはなぜかというと、腸の免疫が強くなり、体が卵を害があるものと認識しなくなるのです。
個人差はありますが、卵アレルギーと言われた赤ちゃんの多くは、小学生くらいになると治ることが多いんですよ♪
最近は、外食のメニューにも卵が入っているか、書いてあるものもありますし、アレルギー対応のメニューがあるお店もありますね。お菓子もアレルギー対応のものもあります。
子供の成長を見ながら、卵アレルギーと上手に付き合っていきましょう。
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