2歳児で虫歯！前歯は特に要注意！

いつものように授乳をしていたら、ちくっと痛みが。不思議に思い我が子の口の中を確認すると、可愛らしい前歯が少しだけ顔を出していました！

「歯が生えてきたんだ～」とその成長にしみじみ感動…。だけどそれは初めのうちだけ。歯が生えてきたらすること…それは歯磨きですよね。

うちの子は歯磨きが嫌い！というほどではありませんでしたが、気分によっては断固拒否する日も。そんな日は無理やり体を抑えて磨いた日もありましたね。

その甲斐あってか、長女は虫歯に悩まされることはありませんでした。

ですがそれで私の執念は燃え尽きてしまったのか、次に産まれた長男に関しては歯磨きがかなり適当に…。

すると2歳になったある日、長男の前歯に違和感…よく見ると溶けていたんです！

見つけた瞬間かなり後悔したものの、出来てしまったものは仕方がない…！急いで歯医者に行き治療しました。

では2歳児で虫歯が前歯に！虫歯になりやすい原因と予防について見ていきましょう。

2歳の歯はこんな状態

早い子だと生後6か月くらいから歯が生えてきます。ちなみに我が子の記念すべき1本目は9か月頃。

当時はなかなか生えてこない歯に心配になりましたが、生えてくると今度は授乳の時に痛くて！結果的に歯が生えてくるのは遅い方が良いな…と思いましたね。

そんな風に、生えてくる時期は子供によって様々ですが、2歳半から3歳にかけて20本の乳歯が揃うのです。

ただ生えたての歯はカルシウムで固くなっていない状態なので、大人の歯に比べると非常に虫歯になりやすいのです。

上の前歯は要注意！

乳歯の虫歯は白いまま進行します。よく見てみると、他の場所とはまた違った白い箇所を発見したら要注意。

それは歯のエナメル質が溶けている可能性が！そのまま放置したらあっという間に歯が溶けてしまうんですよ～。

「じゃあもう、進行するのみなの？！」と思いがちですが、そこで重要な役割を果たすのは唾液。

唾液にはカルシウムやリン酸が豊富に含まれていて、歯の溶けてしまったエナメル質を元に戻すことが出来るんです。

これを歯の再石灰化というのですよ～。ただ上の前歯は下の歯に比べ唾液で守られにくいので、虫歯になりやすい傾向が。

我が子は上の前歯4本の間が初期の虫歯になりかけていました。もちろん溝が複雑な奥歯や、歯と歯の間も虫歯になりやすいんです。

2歳だと自分で磨ける子もいますが、まだまだママのしっかりとした仕上げ磨きが必要なんですよね。

虫歯になりにくくするためには

虫歯を発見したら、それはもう歯医者さんにお任せするのが1番。ただ2歳だとなかなかじっとしていられず、治療することも大変な場合もありますよね。

行く前からげんなり…となってしまいますが、乳歯は進行するのも早いので、早急に歯医者さんへ。

そうならないためにも、虫歯になりにくくするためには家でのケアが重要なんです。

歯のケアといえば、もちろん歯磨き！だけどそれだけではなく、日々の生活の見直しもしてみましょう。

もしかしたらこんなことが、我が子を虫歯にしやすくしているのかも…？！

間食は時間を決めて

ご飯を食べたばかりなのに、「おやつ欲しい～」と泣く我が子。それを鎮めるためについつい小さいお菓子をあげちゃうことよくありました。反省…。

これでは朝昼晩、食後にはしっかりと仕上げ磨きをしていても意味は全くなし！

おやつ後の歯磨きってなかなか出来ないからこそ、間食は時間を決めてあげるようにするべきなのです。

内容も市販の甘いお菓子よりも、おにぎりや野菜などの方が虫歯にはなりにくいですよ♪

固い食事はまだ控えて

2歳になると食事はすっかり大人と同じものを食べている子も多いと思います。だけど本当は3歳までは幼児食として考えてあげるべき。

硬いものでも食べることは出来ますが、まだきちんと噛む事が出来ずに丸呑みしてしまいます。

丸呑みする習慣がついてしまうと、唾液の分泌も少なくなるので、消化に悪いだけではなく、歯にも良くありません。

しっかり仕上げ磨きを！

2歳児の虫歯は白いまま進行し、前歯同士の隙間と歯と歯肉の間は特に虫歯になりやすいので注意しましょう。

生活習慣でも虫歯になりやすい原因があるので見直してみてください。

赤ちゃん時代はまだ歯磨きが自分で出来ない訳で、虫歯が出来たらそれはママの責任。

大人だって虫歯の治療は嫌なものですから、可愛い我が子には虫歯なんて出来ないように、ママとしてはそれはもう毎日一生懸命な日々。お疲れ様です。

そんな思いが我が子に届くわけもなく、泣くわ、叫ぶわ、逃げ出すわ…。だけど大人の歯になるまでは戦っていくしかないんですよね。

大丈夫！一生は続きません。そのうち子供も大きくなって、全身で拒否することはなくなります。

私のように「自分で磨いているから～」と仕上げ磨きを怠っていては、必ず乳歯は虫歯になるので気を付けてくださいね！