子供は刺身をいつから食べても大丈夫?食べる時の注意点は?

離乳食が進んでくると、いろんなものを食べたがるようになりますよね。パパやママの食べているものをおいしそうに見つめたり、テーブルのおかずに手を伸ばしてみたり。

親戚や友人を招いて食事会をしたり、外食をするときには、特に目新しい食べ物がいっぱい!刺身やお寿司などの生ものは、ごちそうメニューとしてよく登場しますよね。もし刺身を食べたがったら?

離乳の進め方でよく言われるのが、「加熱してから食べさせる」という手順。魚も消化のよい白身魚を煮たりしてからほぐして食べさせますよね。では、の刺身はどうすればいいのかな?

そこで今回は、子供に刺身はいつから食べさせてもいいのか、どんなことに注意すればいいのかについてご紹介いたします。

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子供に刺身はいつからOK?免疫機能や消化能力がポイント!

私もちょうど我が子が2歳頃、離乳食もだいぶ進んできたころに、「お刺身いつから食べさせる?」ってママ友さんと話したことがあります。もう2歳だし食べてもいいかな。

刺身は2歳半くらいを過ぎてからが安心

刺身は、生の魚なので様々な細菌やウィルス、寄生虫などが付着しています。まだ、免疫や消化器官が未熟なうちに生の魚を食べるのは危険が多いのです。

成長には個人差がありますが、おおむね1歳半までは刺身を食べるのは避けた方が安心です。離乳食が完了して、ある程度食べられるようになって、消化も問題なくできているかがポイントです。

小さいうちは食中毒になりやすい

小さい子供は大人と違って抵抗力が弱いので、同じものを食べても食中毒や食あたりを発症するリスクが高くなります。新鮮な魚でも寄生虫がいる場合もあるので、注意が必要です。

食中毒はなぜこわい?まずは比較的安心な魚から始めよう

大人も生もので食あたりを起こしたり、食中毒にかかることはありますよね。腹痛や下痢、嘔吐などの消化器症状が続いてとてもつらいです。

幼い子供の場合、症状が重くなりやすいんです。激しい下痢や嘔吐が続くと、体の水分が失われて脱水を引き起こしてます。こうなると水分補給するにも受け付けなくなり対処が難しくなります。

さらに重篤な場合は、血便や腎機能の低下、脳症などに陥って非常に危険な状態になってしまうんです。

ですので、離乳食の段階ではまず火を通してから食べさせ始めることが、原則になっているんですね。

まずは新鮮な白身や赤身の魚から始めましょう

マグロ・サーモン・ハマチなどは、比較的リスクが低く、初めての刺身としてはおすすめ♪おいしくてたくさん食べたいけれど、最初は少しずつ様子を見ながら食べさせてあげてください。

生ものは体調の悪い時は控えましょう

離乳食の際と同じですが、体調が良い時に試してみることが大事です。もしも、症状が出た場合に体に負担が大きくなります。初めての刺身ですから、「おいしいね」って楽しく食べたいですね♪

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魚によってリスクが違う?種類による注意点をご紹介

おおむね2歳半を過ぎる頃には細菌やウィルスへの免疫もついてくるし、消化吸収力もアップしますので、色々な種類が食べられるようになります。ただ、魚によってリスクが違うのでご紹介しますね。

青魚(サバやイワシなど)

  • 比較的傷みやすいので、新鮮なものを選びます。
  • 新鮮でも寄生虫がいることがあるので、食後の様子もよく見ましょう。
  • ヒスタミン中毒やアレルギー反応が出ると、蕁麻疹などの症状が出ます。
  • 煮魚や焼き魚に慣れてから試す方がいいでしょう。

二枚貝(カキなど)

  • ノロウィルスによる食中毒リスクが高いです。
  • 下痢や嘔吐が激しいのが特徴なので、小さいうちは積極的に食べさせるより成長を待ちましょう。

甲殻類(カニやエビなど)

  • 大きくなってからアレルギー症状が出る場合があります。
  • 離乳食の終わりごろに加熱したものから始めて、2~3歳を過ぎても慎重に見守りましょう。
  • 生のエビやカニは3歳以降が安心。

イカやタコなど

  • 噛む力がまだ弱いので、うまく噛み切れません。
  • 初めはボイルしたタコから試して、ちゃんと飲み込めるかよく観察しましょう。
  • イカには寄生虫がいることがあります。

イクラや数の子など

  • 調味液につけているので塩分が高いです。
  • 食べすぎに注意しましょう。

魚の種類によって、色々注意点が違うのですね。初めて食べる時に、ちょっと思いだしていただけるように頭の片隅においていただけると嬉しいです!

ちなみに、刺身としてだけでなく、寿司ネタとして生の魚を食べることも多いと思いますが、その時には生もの以外にハムやソーセージ、かにかまやツナなどの子供の好きな食材もあると喜ばれます♪

無理のない範囲で刺身デビューをさせてあげて、「お刺身っておいしいなぁ~!」って一緒にわかちあえるといいですね♪

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