差し乳はいつから始まるの?授乳の負担は軽くなる?

母乳育児、毎日昼夜なく続くので大変だな~って感じますが、調子はいかがですか?かくいう私も母乳育児を頑張った者の一人ですが、やっぱりなかなか大変でした。

どちらかと言えば、初めは「溜まり乳」で、気づくと「差し乳」になってました。当時差し乳という言葉は知らなかったけど、違いにはなんとなく気づきました。

そこで改めて色々調べてみました!調べてみると、思い当たることがたくさん。私のように差し乳に変わる人もいれば、ずっと変わらない方もおられます。

そこで今回は、差し乳はいつから始まるのか、その特徴や対処法についてご紹介いたします♪

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差し乳っていつから始まるの?母乳の出方による違いとは?

ママによって母乳の出方はまさに千差万別。それは、体質やおっぱいの形、赤ちゃんの吸い方など、いろんな要因によって変わりますが、出方によって大きく2つのタイプがあります。

差し乳と溜まり乳

  • 差し乳
    →次の授乳までおっぱいが張ることはないが授乳を始めると母乳が出る
  • 溜まり乳
    →次の授乳まで母乳が溜まっておっぱいが張り、授乳を始めると張りがおさまる

私の場合は、産後5~6か月くらいまでおっぱいが張って、次の授乳時間に近づくころには母乳が溢れてしまうことが多かったです。つまり、「溜まり乳」だったのですね。

そして、それ以降徐々に母乳の出方が変わりました。おっぱいがパンパンに張ることは減っていって、授乳を始めるとジワっと分泌され始める感覚。つまり「差し乳」です。

母乳の出方には相当個人差がありますので一概には決められませんが、授乳のリズムが整ってくると差し乳になる方が多いようです。だいたい3~5か月以降になります。

差し乳にならない場合もある

先ほどお話しした通り、かなり個人差の大きいことなのでみんなが同じタイプというわけではありません。初めから卒乳までずっと溜まり乳の場合もあれば、左右でタイプが違う場合も多いんです。

差し乳で困ることもある?

授乳するときには赤ちゃんの飲み具合がとても関係しますね。飲む力や量に応じて、母乳の出方は変わっていきます。

差し乳の場合、赤ちゃんが飲むことが刺激となって母乳が出てくるので、飲んでいないときは母乳はそれほど出てきません。おっぱいが張ることもなくなっていきます。

素晴らしい対応力ですが、ただ、複雑な現代生活にはちょっと困ったこともあります。

搾乳するのが難しい

常におっぱいが張っている状態なら、都合のいい時に搾乳しておくことができます。でも、差し乳の場合はあまり溜まっていないので、一度にたくさん絞り出すのが難しいですよね。

そんな時は、授乳の際に搾乳した方がうまくいくことがあります。また、比較的朝一番が出やすいので、朝のうちに搾乳してみましょう。

また、差し乳の特徴でおっぱいが張らないので、授乳するタイミングに気付きづらいという点もあります。赤ちゃんがあまり欲しがらなければ、授乳間隔が長くなることもあります。

卒乳の時期に近づいていればこのまま自然に卒乳できますが、まだ離乳が完了していない時期であればあまり授乳間隔が空きすぎないように気を付けるようにしましょう。

ミルクでも大丈夫な赤ちゃんなら母乳が減ってもミルクで対応できますが、中にはミルクを好まない赤ちゃんもいますし、乳頭混乱でうまく飲めなくなる場合もあります。

できるだけスムーズに栄養補給ができるように、母乳のリズムを維持していきたいですね。

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差し乳でも母乳は不足してない?

溜まり乳だとおっぱいが張って痛かったり、母乳が染み出て母乳パッドが手放せなかったり、と色々困ります。その点、差し乳はそういう心配がないです。

ただ、溜まり乳でないからこその悩みもあります。

授乳間隔が短くなる

赤ちゃんが吸うことで母乳が出てくるので、余分に母乳がたまることがなくなります。赤ちゃんによっては、ある程度飲めると満足して飲むのをやめてしまうこともありますよね。

そうなると、授乳間隔が短くなり、ママの負担が大きくなります。授乳を済ませてちょっとホッとできるかと思ったら、赤ちゃんがまたおっぱいを欲しがって泣き出してしまったり。

あれ?母乳足りていないのかな?心配になりますね。それにあまり授乳間隔が短いと、ママも心身ともに疲れてしまいます。

でも、授乳時間以外でもあまり母乳が出ていないわけではありません。赤ちゃんは自分の飲みたい分を飲んでいるので、よほど体重や健康に異常を来さないのであれば大丈夫です!

差し乳と溜まり乳にはそれぞれメリットとデメリットがあり、ママや家族の生活リズムによって感じ方は全く異なります。自分の思い通りに授乳できればいいのにな~ってよく思いました。

もし少しでも授乳の負担を感じるようになったら、母乳外来にかかったり、専門の方に相談したりして、周りの協力を得て下さいね!応援しています!

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