赤ちゃんのほっぺはなぜ赤い?その原因と正しいスキンケアをご紹介♪
赤ちゃんのほっぺ、もちもちでつるっとしててカワイイてすね。こんなお肌になりたいなぁ~、ついついそう思ってしまいます。
でも、出産してみて感じたのは、赤ちゃんのほっぺって結構デリケートなんだな、ということ。荒れたり、真っ赤になったり。
昼間は変わりなかったのに夕方になると赤くなったり、寒い時期に赤くなったり、なぜなのか気になりますよね。
そこで今回は、赤ちゃんのほっぺが赤いのはなぜか、トラブルなくきれいな肌を保つにはどうすればいいのかについて、ご紹介します。
赤ちゃんのほっぺが赤いのはなぜ?乾燥しやすい赤ちゃんの肌
赤ちゃんの皮膚は、大人の半分の厚さです。大人2.1mm、新生児で1.2mmくらいとされています。
皮膚が薄いと乾燥しやすい!
皮膚の角質には水分を保つ働きがあります。皮膚が薄く、角層も薄いということはそれだけ保てる水分も少ないんですね。
そのため水分が失われやすく、乾燥しやすくなります。乾燥による肌荒れで、ほっぺが赤くなってしまうことがあります。
乾燥するとバリア機能も低下
乾燥による肌荒れが続くと、細菌やウイルス、アレルギー物質などによる影響を受けやすくなります。
痒みが出ると、赤ちゃんが自分でかいてしまって、皮膚がこすれたり、キズになったりします。悪化する前に早めに対処しておくことが大切なんです。
健康な肌を守るには?清潔と保湿がポイント!
乾燥しやすい赤ちゃんのお肌。特に、生後1ヶ月半以降は皮脂分泌が低下するので、正しいスキンケアを心がけたいですね。
- 洗浄・・・清潔を保つ
- 保湿・・・乾燥を防ぐ
これは大人の肌も同様ですが、肌を清潔にして、乾燥させないことが基本です。
キレイに洗うポイント
- 38℃前後のぬるま湯で洗う
- よく泡立てた石鹸で優しく洗う
- しっかりゆすいで石鹸を流す
水温が低すぎても高すぎても、肌には刺激となります。ぬるま湯でやわらかく洗うといいですよ♪
石鹸選びのポイント
- 刺激が少ないもの
- すすいで落ちやすいもの
首や手首など、シワになっている部分に石鹸や汚れが残りやすいので、念入りにすすぎましょう。
石鹸を使うのは1日1回程度を目安に。
日に何度も石鹸で洗うと、皮脂を余分に奪ってしまいがち。ぬるま湯で丁寧に洗うだけでもきれいになりますよ~。
また、授乳後はほっぺに母乳がついて肌荒れの原因になりやすいので、清潔な濡れガーゼなどで優しく拭いて、保湿してあげましょう。
キレイに汚れを落とせたら、次は保湿してあげましょう!
保湿のポイント
- 保湿剤は1日数回ぬるのが望ましい
- 入浴後は必ずぬる
- ぬり残しやすい関節やシワの部分はしっかりのばしてぬる
入浴後はもちろん、朝起きたとき、授乳の後、夜寝る前など日に何度かぬり直すと効果が持続します。
保湿剤には、大きく分けて油性のものと吸水性・吸湿性のものがあります。
- 油性保湿剤・・・ワセリン、ベビーオイル
- 吸水吸湿性保湿剤・・・ベビーローション、ジェル、クリーム
油性のものは水分の蒸発を防ぎ、保水性のものは水分を補給する働きがあります。うまく使い分けましょう♪
ところで、赤ちゃんの肌にはあまり色々ぬりたくないな、という気持ちもありますよね。赤ちゃん用にはなめても大丈夫な、安全なものがあります。一番合うものを選んでくださいね。
乾燥以外が原因のことも?治りにくければ病院へ
ひどくなると保湿するだけでは治らないので、かかりつけ医や皮膚科などでみてもらいましょう。赤ちゃんでも付けられるステロイド剤などを処方してもらうと治りが早いですよ。
赤ちゃんの肌トラブルで顔周りに関係するものを挙げると、
- 乳児性ニキビ
- 脂漏性湿疹
- あせも
- 日焼け
- アトピー性皮膚炎
- 食物アレルギー
などがあります。皮脂分泌の多い生後1ヶ月半くらいまでは脂漏性湿疹などが出やすく、この時期は乾燥対策より清潔に保つことを優先します。
夏には汗や日差しで赤くなったりしますし、色々な要因が考えられます。その上よだれや汗なども多く、自分で動けるようになると顔に汚れがついてしまうことも増えます。
頻繁に顔をふきとることも多く、その分皮膚は摩擦を受けることになります。なかなか治まらない時はアトピー性皮膚炎が疑われる場合もあるので、早めに対応してあげましょう。
寒暖差でほっぺが赤くなることもある
赤ちゃんの皮膚は薄いので、毛細血管の収縮や拡張が表面に出やすく、寒い屋外に出ると体温を奪われないために欠陥を収縮させ、暖かい部屋に入ると血管が広がりほっぺが赤く見えます。
まだまだ、気温の変化が大きく、季節の変わり目で花粉や黄砂や化学物質などによる刺激も受けやすい時期です。デリケートな赤ちゃんのお肌を守ってあげたいですね♪
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