赤ちゃんがハイハイしないのが気になる!このままでも大丈夫?周りで工夫できることは?
日々成長の赤ちゃん、かわいいですよね♪ねんねの姿も、ちょっと手を伸ばして遊んでいるのも可愛いです。そんな時期も気が付くとすぎて、やがて寝返りしようとしたり変化の連続です。
寝返りしたり、うつぶせになったり、体を起こしたりとだんだん1日の過ごし方も変わっていくんですが、それが親にとってはとても楽しみでもあります。でも、個人差も大きいです。
例えば、ハイハイし始める時期も色々です。いつするのかな~、大丈夫かな~って心配になったりもします。ハイハイってどうやって始めるのかな?
そこで今回は、赤ちゃんがハイハイしないのはそのままでも大丈夫か、ハイハイする理由や工夫の仕方などについてご紹介いたします。
赤ちゃんがハイハイしないのは大丈夫?なんのためにするの?
一般的には、ハイハイを始めるのは8か月頃から。もちろん個人差が大きいので、時期には違いがあります。
ハイハイしなくても心配しすぎず見守ってあげましょう♪
体格や季節によっても違いが出てきます。成長にはお子さんのちょうど良いタイミングがあるので、ゆっくり見守ってみましょう。とはいえ、このままでいいのか気になりますよね。
では、なぜハイハイをするのでしょうか?これにはいくつかポイントがあります。
- 高い目線を経験する。
- 少しずつ重心を高くすることになれる。
- バランス感覚を獲得する。
- 筋力を鍛える。
- 脳の発達を助ける。
それまで横になって過ごしていた赤ちゃんが、やがて立ち上がり、二足歩行で生活していくための準備をしていくんですね。
ハイハイの動き
・・・体を床と並行に保ち、腕と脚を交互に動かして前進する
この動きによって、腹筋や背筋、肩甲骨付近や腕・脚の筋肉が鍛えられます。また、腕と脚を交互に動かすことで左右に重心が移動するので、バランス感覚が養われます。
こうした運動で成長してからの体の動かし方もしなやかになり、大人になってから腰へ負担がかかりにくくなる、という利点もあるといわれています。
ハイハイするには何が必要?体の状態や環境をチェックしてみよう
時期には違いがありますが、体の状態でそのサインが読み取れます。それは、
という状態です。ハイハイは決して楽な体勢ではなく、体を腕で支えて保つ筋力が必要です。毎日どんな姿勢で過ごしているのか観察し、体を起こしている時間が増えてきたら、お部屋もチェック♪
ハイハイしたくなる環境つくり
- ハイハイできるスペース
周りにおもちゃが多い時は、一旦片づける。
少し離れたところにお気に入りのおもちゃや安全な日用品を置いてみる。 - 低い位置に飾り付けをしてみる
赤ちゃんの目線の高さに絵や写真を飾ったり、鏡を置いたりしてみる。 - ハイハイして見せる
まねっこが好きな子も多いので、ハイハイして見せたり、ハイハイする子と遊んだりしてみる。
また、ハイハイしないと通れないものがあるとどうでしょう?テーブルの椅子の下、段ボールの箱を通り抜けて遊ぶ子、よく見ますよね!お部屋の中で使えるものがないか探すのも面白いですよ~。
ずりばいはするけどハイハイしない場合は、平たい床だけでなく凸凹した芝生の上などで過ごすのもよさそう。つかまり立ちが好きな子は、広くてつかまるものが少ない児童館などがおススメです。
もし、うつ伏せをあまりしない場合は、大人が仰向けに寝てお腹の上に赤ちゃんをうつ伏せに乗せてあげると喜んでくれます♪この状態で遊んで、少しずつ慣れてもらえるといいですね。
ハイハイしてからあんよっていう順番の方がいいの?
ハイハイしてからあんよへ向かうのは、赤ちゃんにとって低い体勢から少しずつ高い体勢へと慣れ、歩き出す準備をしているといえますが・・・。
ハイハイしないで歩き出す子は結構いますよね。みんなその後、元気に成長しています!
歩き出してからのハイハイ遊びもOK!
ハイハイしないで歩いたら転びやすい、という話もよく聞きますが、明確な根拠はありません。ただ、ハイハイの長い子ほど、全身の筋肉が十分発達する場合が多いです。
歩き出してからでも、ハイハイで遊ぶのはとても運動になります。ハイハイしてる子や、月齢の小さい子と一緒に遊ぶと真似してやってくれるかも♪
もともと好奇心旺盛で動くことが好きなのかもしれませんし、外でお散歩したり、公園で遊ばせてあげたりするものおススメ。たくさん体を動かして、筋力やバランス感覚も養われます。
赤ちゃんは体を動かしながら、たくさんの刺激を受けて頭や心も成長させていきます。きっとお子さんのペースがあるので、もしも気になる時には気軽に保健師さんなどに相談してみて下さいね♪
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