ミルク混合から完母にかえたい!できる?どうすればいい?
赤ちゃんが生まれてすぐ始まる授乳生活。子育ての始まりを実感するひと時でもあります。赤ちゃんの顔を見ながら癒されますよね~。
しかし、幸せと同時に大変な思いもしますよね!母乳だけではなかなか授乳が進まず、ミルクを活用する方も多いでしょう。
昼も夜もなく授乳、思い通りに行くことばかりではないけいれど、成長とともにだんだん安定してきます。そろそろ母乳だけでも大丈夫かな?ミルクは器具とか片付けとか大変だし。
そこで今回は、ミルク混合から完母にかわれるか、どうすればスムーズに完母に移行できるかついてご紹介いたします。
ミルク混合から完母にかわれる?
私の場合、産後1か月は特に母乳が思うように出ず、とても大変で母乳外来に相談にいったりもしました。そこで助産師さんからミルクの活用を提案してもらいました!
ミルクを使っても母乳はなくなりません♪
赤ちゃんは、まだ月齢が小さいときほど母乳の飲み方が分からず、吸う力も弱くて、体力もまだ十分ではないのですぐに疲れてしまいます。
そんな時、1日のうちに何回かミルクを使ったとしても、それが直接母乳へ影響することはありません。
従って、母乳がしっかり飲めるようになれば完母にかわることは可能なんです!
ミルク混合から完母への移行はどうする?
ミルクは作るとすぐに飲ませられますが、母乳は飲ませたい時に十分分泌できるかが大切ですよね。
これは、ある程度日々の積み重ねが必要になります。赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激を受けて、母乳の分泌が促されるからです。
1日母乳だけで授乳にトライしてみよう!
ママにとってはちょっと負担になりますが、赤ちゃんが十分飲めているか確認できます。
ミルクは消化に時間がかかるので、母乳よりも腹持ちが良いと言われます。母乳は消化が早めな分、次の授乳までの間隔が短くなるかもしれません。
だんだん母乳分泌が安定してくる!
私も息子はミルクを好まなくなってから、母乳だけで過ごしましたが、成長とともに吸う力も増して、それにつられて母乳量も増えました。
しっかり飲みきってくれるとスッキリするし、赤ちゃんも満足して寝てくれるようになりますよ〜。
完母のためのオススメポイントは?
やると決めたら今日からでも完母にトライしたいところですが、よりスムーズに移行できるようポイントをご紹介します♪
完母に移行させるには?
- 水分をしっかりとる(1日2リットル以上)
- 3時間くらい授乳間隔をあける
- 食生活に気をつける
- 気分転換したりしてメンタルの安定を図る
水分は意識してとらないと不足してしまいがち。お茶や水で水分補給したり、食事で味噌汁をつけるなどして工夫してみましょう。
食生活はミルクの時より大事ですよね。脂っこい料理やお菓子は母乳がつまりやすくなるので、魚や野菜、豆類などを心掛けたいですね。
おっぱいを吸わせっぱなしになると、母乳を分泌する間がないまま次の授乳タイムになって、結局出ないこともあります。おっぱいを休めて、体も心もできるだけ休ませてあげましよう。
完母は基本ママじゃないとできないので、なかなか思うようには休めないかもしれませんが、家族に家事や買い物などできることを担当してもらうだけでも一つ負担が減らせます。
そして、もしも完母による疲れや負担を感じた時には、ミルクも一時的に活用してくださいね♪
どうしてもうまくいかない時はどうすればいい?
母乳が出にくい、乳首がうまくくわえられない、という悩みは多くのママが経験します。特に生後1か月頃までは、母子ともにペースがつかめず苦労します。
生後1か月頃まで
- 吸う力がまだ弱く少し吸っては寝る、を繰り返す。
- 欲しがる時に与える
この時期はミルク混合で、栄養不足を防ぎ、ママの負担を軽くするよう勧められることは多いです。
生後2~3か月頃
- 消化器官が発達し、一度に飲める量が増える
- 夜眠れる時間も長くなる
成長と共に、赤ちゃんの体力と母乳の出具合を見ながら完母へ移行をし始めてみましょう。この時、思ったよりも母乳がでないこともよくあります。その原因は何でしょうか?
母乳が出にくい原因は?
- 乳腺がうまく開通していない
- 乳腺がつまりやすい
- ママの精神的な疲れ
- 睡眠不足
赤ちゃんの吸う刺激を受けて、母乳の分泌は促されますので、まずは母乳の出にかかわらず1日8回くらい吸わせてみましょう。
母乳外来などで助産師さんに相談してみよう!
乳腺のつまり具合を調べたり、母乳を出やすくする方法などを丁寧に教えてくれます。自分でできるマッサージもあるので相談してみてくださいね。
母乳育児が軌道に乗るまでには100日くらいかかると言われます。少し時間がかかるかもしれませんが、できるだけスムーズに完母に移行できるよう応援しています!
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