早期教育のメリット・デメリットとは?子どもの将来と人生を豊かにする育て方をしたい!
小学校に上がる前、お友達が次々にピアノや英語、スイミング、体操など習い始めるのに、我が家は全く何もせずでした。幼稚園とおうちの往復で、あとで同じクラスの子と遊ぶ生活でした。
娘が2歳頃に「IQを上げる」幼児教室の体験に参加して、とても興味深かったけど、受講料が高額でとても手が出ませんでした。早期教育とは大まかに、就学前の教育で子どもの能力を伸ばすこと。
できれば将来苦労せずにやりたいことをさせてあげたい、いい人生を送らせてあげたいというのが親心。ですが、まだ遊びたい盛りの時期に教育を受けさせることが本当に良いのか気になりますよね。
そこで今回は、早期教育のメリットとデメリットとはなにか、子どもにとって大切なことは何なのか調べたことをまとめてみましたのでご紹介いたします。
早期教育のメリットは?
そもそもなぜ早期教育がどの時代も関心が高くもたれているかというと、脳の発達は6歳頃までが著しいからとされているからです。天才児になれる確率が上がると評判も高いですね。
早期教育というと「○○式」とか「○○教室」とか色々ありますが、最近は若手将棋棋士の子育て法がかなり話題になっています。習い事以外にも、書籍やアプリなど今や様々な媒体があります。
早期教育のメリットは「得意を見つける」「選択肢を広げる」「学びの楽しさを感じる」こと
幼い子どもたちの脳は未発達な分、とっても柔軟。学びの機会を与え、将来に向けて能力を伸ばす土台作りができるとされています。
- 得意を見つけて伸ばすことができる
- 色々なことを体験して将来の選択肢を広げる
- 学ぶことを楽しいと感じさせ、勉強嫌いを防ぐ
0~3歳で右脳の成長が進むとされていて、主に瞬間暗記や空間認識など直感的な思考力が伸びる時期とされています。なので、これらの分野に特化した学習法を行う教室も多いのです。
そして、3歳以降は言語や計算など論理的な思考力をつかさどる左脳が成長していきます。右脳の成長を伸ばすのは3歳までがよいとされるのは、このためなのですね。
早期教育のデメリットとは?
早期教育は遊びを交えながら、楽しく学べる工夫がされています。ただ、本来自主的に興味の赴くままに突き進む子どもたちにとって望ましいのか、という懸念もあります。
早期教育のデメリットは、「受け身の学習になりがち」「自主性や好奇心の抑制」など。
子どもたちは単純な羅列や規則性のあるものはすぐに覚えてしまうし、次々と試したがります。新しい学びの機会を子どもたちもの「知りたい気持ち」を満たすことができます。
ここで気を付けたいと思うのは、あらかじめ準備された世界を受け止めるわけですからどうしても受動的になってしまうのでは、ということです。もちろん十分配慮されているのですが。
パターンを繰り返し、それに反応するという形式が続くと受け身になってしまいがち。
私たちが生きていくには素直に学ぶことも大切ですが、学んだことを活かして考え、それを自分の言葉で伝える能力も必要です。そのためには、自主性と夢や好奇心を持ち続けることが大切です。
また、知識を得たり、スキルを上げるために一人の時間が必要になるので、同世代の子どもと無邪気に遊ぶ時間が少なくなるのではないかという危惧もあります。
本来、他者とのコミュニケーション能力や思いやりなど社会性を育む時期
もし無機質な知識だけを詰め込むだけになってしまった場合、人格形成などに悪影響があるとも言われます。独り言や気分の浮き沈み、乱暴になる、食欲が低下するなどのケースもあります。
なぜ早期教育を受けさせるの?
一言でいえば、子どもの将来を考えての親心ですよね。英語で言えば、幼いうちに英語に親しめていれば、一つ将来に有益な能力になるかもしれません。
しかし、母国語の習得能力には一定のキャパシティーがあるため、英語を早期に身に付けた場合は日本語の習得率が伸びないとも言われます。同様のことが他の分野にも言えるかもしれません。
とはいえ他の子よりも有利に人生を歩ませられるなら、できることをしたいと思うのが多くの方の思いなのではないでしょうか。
「無理強いしない」「非認知能力を伸ばす」
最近の傾向としては、あくまでも遊びの延長として、子どもの自主性を伸ばす形であること、そして非認知能力とは、子どもの将来・人生を豊かにするために必要な能力として重要視されています。
- 忍耐力…やり抜く力
- 社会性…コミュニケーション力
- 感情のコントロール…失敗から立ち上がる力
子ども同士が遊びを通して、失敗やケンカを自分たちで解決する体験を繰り返すことで、忍耐を覚え、他者とのコミュニケーション力を磨き、あきらめずに挑戦できる力を養います。
そんな時間も大切にしつつ、いつか親の元を巣立つ我が子のために、良い応援をしていきたいですね。
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