塾なしで中学受験できる?低学年ではどう過ごす?学習意欲を引き出す経験がカギ!
こどもの成長を見守る中で、「この先どんな人生を送るんだろう」「どんな風に生きていくんだろう」親としては色々と思いを巡らせますよね。何になる?どうやって目指す?
夢や希望と一緒に頭をよぎるのは現実。学歴や経済面など、目指す道筋によっては必要不可欠な条件だったりしますよね。そんな中で、中学受験を視野に入れるということもあります。
中学受験となれば、より高い学力が求められたり、入試対策が必要になったり、塾に通うこどもたちが多いです。多くの場合、4~5年生くらいから塾通いを始めるようですね。
でも、塾なしで中学受験は不可能なのかな?もし塾に行かないなら、低学年の間はどう過ごすとよいでしょうか?
そこで今回は、塾なしで中学受験は可能なのか、低学年の時はどうすればいいのかについてご紹介いたします。
塾なしで中学受験は可能?低学年ではどうすればいい?
中学受験と言えば、塾に通って受験勉強するイメージがありますが、そうでないと無理なんでしょうか?
塾なしで中学受験合格できる!
実は塾に通わず、中学受験で合格を勝ち取っている人はいます。ただ、低学年の過ごし方が、とても大事になります。
低学年は文字や言葉ではなく、感覚によって学ぶ!
1~2年生の頃は、まだ語彙が少なくて、集中力も長くは続きません。体全体で感じ取って、言葉ではなく感覚で理解する力が強い時期なんです。
好奇心が刺激され、「なぜ?」「どうして?」という学びに必要な知りたい気持ちが育ちます。この「知りたい気持ち」がやる気スイッチとなり、学ぶ意欲を引き出すのです。
例えば
- 自然観察
- おてつだい
- 友達と遊ぶ
など、自然のありさまや社会のしくみ、人間関係について身をもって感じとりながら、様々なことを理解していくんです。きっと色々な体験をするのに一番適した時期と言えますね。
中学受験に向けてどんな準備をしておくといいの?
とはいえ、机に向かって勉強することも大切です。学校の宿題をきちんとやる、など短時間でもいいので習慣づけをしていきます。
中学受験の受験勉強では家庭での学習が不可欠
学力を上げるには、何度も問題を解いて、間違ったところや分からないところをひとつひとつクリアしていく作業が必要で、おうちで勉強することがとても大切になります。
やはり、家で勉強すること自体に慣れておいた方が良さそうです。
また、勉強する土台として「見たことがある!聞いたことがある!」という経験が非常に役立ちます。これは、先にお伝えしたように実体験に基づくものから得られることです。
机に向かって勉強する時間も作りつつ、感覚や経験を積むことも後々の学習意欲を後押ししてくれるはずです。
低学年の間にしておきたいこと
- 本を読む、読み聞かせる
- 体験学習、習い事でふだんできないことを体験したり、練習したりする
- どう工夫すればうまくいくのか、自分で考える、工夫する
- 興味をもったことや分からないことを図鑑や事典で自分で調べる
- 市販の問題集をたくさん解く
どれも「能動的」な学び方です。塾での学習は「受動的」な要素が多いですが、そこで学んだことをいかに自分の力にするのか「能動的」に理解しなくては実力に繋がりにくいです。
家庭学習が難しい場合は塾でしっかり対策しよう
家庭学習でフォローするには、かなり親の
努力
も必要。これはなかなか難しいです。ですので、必要に応じて塾通いも作戦の一つです!
塾通いも念頭においておこう!
低学年の時期に土台作りをしておき、高学年になるころ塾に通うか、塾なしで挑戦するか様子を見ながら検討しておきましょう。
中学受験に挑み、合格か不合格か子どもにとって、非常に厳しい結果が待っています。やはり専門家のアドバイスがあると心強いですね。
学校の勉強だけではなかなか難しい
結果を出すには、志望校のレベルに応じた学習能力も必要になります。元々学力がどのくらいなのか、模擬試験は参考になります。
低学年は、親から少しずつ離れ、自力でやることも増える時期。ひとつできると、また新しい壁にぶつかり挑戦する、それを繰り返しながら成長します。
大人に頼らず自分でなんとかしたい!その頑張りにはエネルギーが必要ですが、それには精神面での安定が欠かせないと言われます。
忙しくても、親子でほんの少しでもいいのでコミュニケーションをとり、安心感や信頼関係を築いていきたいですね。
中学受験の挑戦が、子どもたちにとっての素晴らしい経験になることを願っています!
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