幼児にタブレットはいつから使わせるといいの?発達への影響などリスクを知って正しく使おう!

今の子どもたちは、生まれた時にはもうデジタル機器が身近にある環境になっています。幼児向けのおもちゃにもスマホみたいなものや、タブレット型になったものがありますよね。

最近ではコロナの影響もあって、教育においてもICT化が進み、遊びではなく勉強や生活の一部としてタブレットを使う機会が増えています。使い始める時期も、低年齢化が進んでいます。

これからの時代、タブレットなどのデジタル端末を使うことが必須です。ですが、様々なリスクも指摘されているので、いつから使わせていいのか悩みますよね。

そこで今回は、幼児にタブレットはいつから使わせていいのか、どんなことに気を付ければいいのかについてご紹介いたします。

スポンサードリンク

幼児にタブレットはいつから使わせていいの?

何歳から使っていいのか、一概には言えないと言うのが一般的な見解のようです。ただ、幼児がどのような発達段階にあるかを知ると、なんとなく線引きが見えてきます。

2歳を過ぎてから、1日2時間までを目安に。

あまり明確な線引きがされているわけではありませんが、日本小児科学会やアメリカ小児科学会では、2歳までのタブレットやテレビなどの視聴は控えた方がよいとの呼びかけをしています。

これにはいくつか理由があります。

親子のコミュニケーションの時間が大切

2歳未満の時期には、親や家族など身近な人との関わり合いを通して、自分と自分以外の存在の認識ができたり、社会性の成長の土台が作られていきます。

授乳中や食事中などテレビをつけない、スマホを見ないと言うのは、電磁波とかブルーライトとかの体への影響を心配するというより、親子の関わり合いに集中できるようにするためです。

おとなしくさせるためにタブレットを見せっぱなしにしたり、親がスマホを見ながら子どもの相手をしたり・・・私も心当たりがあるので、ちょっと反省です。

日本小児科学会では、タブレットに限らず全てのメディアの利用は1日2時間までを目安に、ゲームは30分以内と呼びかけています。

体を使った遊びや運動が、脳の発達を促す。

公園や保育園の園庭など、外遊びすることは楽しいだけではなく、遊びながら体の色々な部分を動かし、同時に脳も刺激を受けて発達が促されます。

発達には段階があり、体の発達の上に、脳や言葉など高次機能の発達が続く

言葉を覚えさせるために、タブレットを使わせるという考えもありますが、それだけでは発達にムラが生じやすくなります。体を動かすって大事なんですね。

WHOでは、1~2歳では1日3時間以上は、外遊びなどで体を動かすことが推奨されています。また、2歳以上でも1時間程度は活発に体を動かすことが望ましいとの見解が示されています。

使うときのポイントは?リスクに対応しよう!

幼児教材やプレゼントなどタブレットを使い始めるようになったら、どんなことに配慮するといいでしょう?

リスクを知っておこう!

  • 依存性や中毒性
  • ブルーライトによる健康被害
  • 経済的負担
  • 不適切ページの閲覧
  • 犯罪に巻き込まれる可能性

以前からよく話題に上がっている事ではありますが、わが子が使い始めるのを機に改めてチェックしておくと、対応もしやすいですよね。

リスクを避ける方法は?

  • 親の所有物にする
    子どもの所有物にしてしまうと、親が介入しづらくなります。パスワードを設定しておくと、許可を得て使う習慣がつきやすいです。。
  • ルールを決める
    リビングなど見守れる場所で使う、1日何時間までにするか、夜は何時までにするかなど決めておくと、安全に使っているか見れますね。

慣れるにつれて今まで触ったことのないボタンは勝手に押さない、ウロウロしながら使わないなど、新たなルールが必要になるかもしれませんね。

スポンサードリンク

何のためにタブレットを使うのかが大事

デメリットに注目が集まりがちですが、やっぱり必要なアイテムですし、こどもたちは使い方を身につける必要があります。

タブレットでしたいことって何?

キッズ向けの動画を見たり、お絵かきやパズル等で遊んだり、勉強したりと、コンテンツを利用することが目的であることがが多いのではないでしょうか。

この時期は、おもちゃのタブレットが適しているかもしれません。楽しく使いながら慣れていけます。

ネット環境につないでコンテンツを利用するなら、一般向けタブレットを。

操作に慣れて、新しいものや少し高度なコンテンツを、となるとネットに繋がる一般向けタブレットが必要になりますね。

機種によりますが、キッズモードやペアレンタル機能などに設定を変更すれば、利用履歴をチェックしたり、利用時間の制限もできるので安心です。

コロナ禍でますます必要性が増しているタブレット。子どもたちが正しく使えるように、心身の成長の妨げにならないようにサポートしていきたいですね。

スポンサード リンク


シェアして応援してください♪

次に読まれている記事です♪

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ