3歳からの幼稚園で泣かないわが子!これって愛情不足?
幼稚園に通い始める時、ママと分かれ際に泣いてしまう子どもたちも少なくないです。泣く子を先生へお任せして離れるのは何とも心が痛むものですね。
それに対して全然泣かない子もいます。同じ年頃でも全然違った反応で、どちらにしても戸惑ってしまいます。
それに「愛情不足なんじゃないの?」っていう心無い声をかけられて、悲しくなることも少なくありません。泣く理由、泣かない理由はなんでしょうか?
今回は、3歳からの幼稚園で泣かないわが子は大丈夫か?心の成長との関係などを調べましたので、ご紹介いたします。
3歳からの幼稚園で泣かない理由とは?
幼稚園に通い始めた時に、特に3歳という年齢だと、まだママと離れたくなくて泣く子が多いです。逆に、その中で泣かないっていうのも「あれ?」ってなりますよね。
ママは必ず迎えに来る
もし何か行動しようとした場合、ほんの少しでも不安要素があると取りやめたくなることってありますよね。絶対的に安心であれば、迷わず行動するはずです。
私たちは行動する際、安心感も無意識に判断材料にしています。これは経験の少ない幼い子どもであれば、なおさら重要な要素になります。
泣かないのは絶対的な安心感があるから。
平気でママの手から離れて行ってしまうのも、成長のあかしです。今ここでママと離れたとしても、大丈夫だなって心のどこかにちゃんと安心感があります。
泣かないことは愛情不足ではない!泣かない子、泣いてしまう子はどういう気持ち?
ちっとも寂しがらない子をみて「愛情不足なんじゃないの?」と言われたり、「愛情が足りないのかしら」と心配になったりするかもしれません。
安心感があって泣かないなら、泣く子は安心感がないということでしょうか?それもそうではありません。私たちの行動には、たいてい理由があってそれぞれの気持ちが隠れています。
- ママと離れたくない
- なぜ離れるのか分からない
- 離れてこの先どうなるのか分からない
- ママが悲しそうだ
- 先生は安心できる人か分からない
「見通しが立たないことへの不安」が大きいのかもしれません。そんな時は、お子さんに分かりやすい見通しを示していくと、一つ一つの不安を取り除くことができます。
- 幼稚園が終わったら迎えに来てくれる
- ずっと離れるわけじゃない
- 先生は安心できる人
初めは少し不安もあるかもしれないけれど、毎日迎えに来てくれる経験を積んで、「ママは必ず迎えに来てくれる」と安心感を固めていくことでしょう。
それが分かれば、子どもたちは何も心配せず外の世界を楽しめるようになります!
泣かない子への接し方
もう一つ泣かない子で気になるのは「我慢してるんじゃないか?」ということ。ほんとは泣きたいのに、それを我慢してしまってるのかなって。
たくましい子ども心を信じていい!
生まれてから繰り返してきたやり取りの中で、子どもは親との信頼関係を構築していきます。赤ちゃんの頃は、みんな泣いて訴えるものですよね。
ですが、成長と共に泣かずに解決する方法があると、子どもたちは経験を通して身につけていきます。
たくましく元気いっぱい親の手を離れていく姿を、「成長したんだな」「もう大丈夫なのね」と強い自信をもって送り出してあげましょう!
「大丈夫?」「我慢してない?」って聞いたり、「ママ寂しいなぁ~」って寂しそうな表情を見せたりすると、逆に心配させてしまうかもしれないので、ドンと構えていて大丈夫です♪
特別な配慮が必要な場合もあるので、困った時は先生や専門家に相談を。
感じ方や物の捉え方が繊細な子、うまく伝えられない子等、特別な配慮が必要なケースもあります。抱え込まず、こまめに先生とコミュニケーションをとることも大切です。
先生と親しい様子が分かると、子どもたちも先生への安心感を高めることができます。
もし、泣かないことで何か心に引っかかったままでいると、だんだん辛くなってしまいます。子どもの心は親の心を映し出すものですから、何かあれば相談するようにしたいですね。
「こんなに小さいのに大丈夫かしら」なんて後ろめたく思うことなんてありません。いつも通り元気に送り出して、いつも通り迎えに行きましょう♪
その姿を見て「あぁ、自分はママを助けてるんだ!」って自立心をはぐぐむことにもなります。家庭の中での自分の役割を自覚することは、将来の自己肯定感にも関わります。
未来を切り開く、たくましい人生を送れるよう、私たち大人も頑張っていきたいですね!
スポンサード リンク
最近のコメント