しりとりのルールの教え方って?音や言葉遊びで楽しく覚えよう♪

言葉を覚え始めると、そろそろできるかな~っていうのがしりとりですよね。だけど、いざやってみると案外難しいもんですよね。

まだそんなにたくさんの言葉を知らないわけだし、最後の文字をとって、頭につく言葉を探すって、よく考えたら高度な遊びだなって気付きました。

でも、できるようになるとすごく楽しいだろうなぁ~。どうやったらルールが分かるようになるかな。

そこで今回は、しりとりのルールの教え方はどうすればいいのか、楽しくできるようになるコツなどについてご紹介いたします。

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しりとりのルールの教え方ってどうしたらいいの?まずは最後の音から!

しりとりは、「りんご」「ごりら」「らっぱ」って、終わりの文字と、始まりの文字を同じ音の言葉でつなげていきますよね。

終わりの文字を強調しよう!

まずは、次の言葉につなげるために終わりの文字が分からなくちゃ、ですよね。そこで大人が試しにやって聞かせてあげます。

「り~ん~ご!」「ご~り~ら!」と、最後の「ご」や「ら」だけ、大きめに長めに発音して強調してみます。最後の音を言うときだけ、手やお尻を叩くのもいいですね。

「りんごーごごご」「ごりらーららら」っていう協調の仕方もいいかもしれませんね~。その子が面白がって喜ぶやり方でいいと思います。

あ、これが最後の音なんだな、ってまずは気付けるようにもっていってみましょう。

定番のしりとりのパターンを作って、それをリズムにのせて唱えるのもいいと思います。歌を歌うみたいに、しりとりのパターンをなんとなく覚えていきます。

その子が知っていそうな言葉の中から、次の言葉を探して、しりとりをやって聞かせてあげたり、「ら、って付くのは何かな~?」って一緒に考えたりします。

「ん」がついたら終わりのルールはどうすればいい?

しりとりの大事なルールに、「」が最後についた言葉を言ったら負け、というのがありますよね。これも、説明だけでは理解は難しいかもしれません。

わざと「ん」のつく言葉を言って「あ、んって言っちゃった~」と負けて見せる。

しりとりをいくつか続けて、「みかん」とか「えほん」っていう言葉をわざと言ってみて、しりとりを終わらせる、というのも何度かするうちに、ルールが覚えられます。

また、次の言葉が続かなかった時も、負けになりますよね。これも、わざと見つからないパターンをやってみましょう。

「わ~難しい」「思いつかないな~」って困ってみせて、「負けちゃった~」と言ってしりとりが終わることを教えてあげます。

小さいうちは負けを認めたがらないことも多いですので、楽しく負けを認めて、次のしりとりを続ける姿も見せておくのもいいかもしれませんね。

いきなりしりとりは難しい?それまでにしておくといいことって?

だいたい4~5歳でできるようになると言われますが、やはりこれもある一定の年齢でできるようになるというより、発達の段階を踏んでできることです。

しりとりに必要なのは「音を聞きとる」「単語から音を取り出す」「音から言葉を選ぶ」

うちの子も「テレビ」を「テベリ」って間違えて覚えちゃったりしてましたが、の認識って成長と共に身につく能力なのです。

なので、音の認識を育めるような工夫を紹介します♪

  • 韻を踏んだ言い方をする・・・おもちゃのチャチャチャ・だいこんはコンコンコンなど、童謡にもありますね。
  • 拍をとりながら言う・・・「た」「い」「こ」と一つ一つの音を発音を細切れに、手をたたきながら言ってみたりします。

自分がどんな発音をしているのか、どんな音が並んだ言葉なのかを、少しずつ覚えていけます♪すごろく遊びができる子なら、「り」「ん」「ご」とマスを進めて遊ぶのもいいですね。

言葉探しやクイズで言葉の数を増やそう♪

  • 言葉探し・・・「あ」のつく言葉、「そ」のつく言葉、など挙げていく。「ん」のつくものも探す。
  • クイズ・・・「赤くておいしい果物、なーんだ?」「りんご」という感じでクイズを出す。

言葉探しは、まだそんなに言葉の数が多くない時には、絵本や図鑑を見ながら探すとよいですね。慣れたら、頭の中だけで考えてみるように促してみます。

クイズは、しりとりで次の言葉が出てこない時にヒントを出したり、出されたりしたときにとても役立ちます。

このような積み重ねが、しりとりを楽しめる準備にもなり、やがて読み書きを覚える時の土台にもなっていきます。

初めは間違えたり、同じ言葉を使ってしまったりしますが、大目にみながら少しずつルールを覚えさせてあげましょう。そのうち覚えます!

大人としては、子どもが使いたがるような言葉を使わないようにしたり、あまり知らなさそうな言葉を使ったりすると、脳トレにもなりますよ~。

また、できるだけ偏らないように50音を使うのもポイント。その方が、子どもにとっては答えやすいですよね。楽しんでくださいね!

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