母乳の保存はどうする?冷蔵と冷凍ってどっちがいいの?!

母乳育児をしていると、母乳を保存しておきたい、と思うことがたびたびあります。たとえば、

  1. 乳腺が開通していなくて、母乳の量が足りないとき
  2. 一定時間、赤ちゃんのそばを離れなければならないとき

哺乳瓶
もちろん、市販のミルクを足すことはできますが、母乳に慣れてしまった赤ちゃんは、母乳以外を嫌がるもの。

私も子供を完全母乳で育てたので、搾乳した母乳を保存しなければならない機会が結構ありました。そのときの経験を元に、今回は、母乳の保存方法をご紹介いたします。

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24時間以内に飲むなら冷蔵保存

私の場合、授乳の開始当初は、母乳の量が足りないことが多かったので、よく搾乳をしていました。

母乳の保存場所は、冷凍庫や冷蔵庫か悩むところですが、お世話になった産院では、その日中に飲ませるなら、冷蔵保存で大丈夫と助産師さんから聞いていたので、このときは、大体冷蔵保存をしていました。

冷蔵容器は哺乳瓶でOK!

冷蔵するための容器は、哺乳瓶が楽ちんです。冷えた哺乳瓶を湯せんすれば、すぐに飲ませることができるため、哺乳瓶以外で冷蔵したことはありません。

ただし、冷蔵庫には、色々なものが入っているため、できるだけ母乳を清潔な状態に保つために、哺乳瓶をそのままジップロックに入れて保存していました。

搾乳時の衛生管理が重要

母乳を清潔な状態に保つといえば、搾乳するときにも、この点は配慮しなければなりません。手は、きれいに洗い、乳頭も軽く拭いておくと安心です。

どんなに保存方法を気を付けても、搾乳の時に、菌が混入してしまっては、台無しですから。

そして搾乳が終わったら、産院で言われたとおりその日中(遅くとも24時間以内)には飲ませるようにしていました。

冷蔵保存は3時間以内に、という注意書きを読んだことがありますが、3時間を超えて飲ませても、お腹をこわしたりしたことはありませんでした。

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預けるときに便利な冷凍保存

うちの子は、生後3か月で感染症にかかり、入院することになってしまいました。付添い入院ができなかったのですが、

生後3か月といえば、完母で育った赤ちゃんは、まず市販のミルクは受け付けないもの。

飲むかどうかがわからない市販ミルクに頼ることができない中、夜間に備えて、搾乳することになりました。

搾乳した母乳をどうやって渡せばいいのか、入院先の看護師さんにたずねると、搾乳用のフリーザーパック(母乳パック)でしか受け付けないということでした。

母乳パックは病院のコンビニで売ってあるので、搾乳するなら今すぐ買ってくるようにとのこと。

母乳パックを買ったことも見たこともなかったので、本当に母乳パックがコンビニに売っているのか、半信半疑でしたが、病院のコンビニには色々なものが売っているものです。

大人用のオムツから、大腸カメラ用のパンツまで、色んなものが置いてありました。その中に、母乳パックもちゃんと置いてありました。
母乳 保存

母乳パックは飲みきりサイズに!

母乳パックにはサイズが数種類あり、初めて買う時は迷いますが、使い切れるよう、1回に飲める量と同サイズのものを選ぶのが良いです。

うちの子の場合、生後3か月で大体100mlくらいは飲んでいたので、少し大きめものを購入しました。

搾乳するときに、直接母乳パックに注ぐのは大変なので、まず哺乳瓶に搾乳したものを母乳パックに注ぎました。

このときも、哺乳瓶と搾乳する手と乳頭を、清潔にしておくことを忘れずに。そして、母乳パックに注いだら、すぐに冷凍します。

これで完了です。一晩も置けば凍るので、外出の際も、凍ったものをそのまま持って行って大丈夫。

ドライアイスなどで冷やして持っていかなければならないのかと気になるところですが、平気です。私も、凍ったものを直接病院へ持って行きました。

夏場だったので、保冷剤を一緒に入れて行きましたが、自宅から30分以上離れた病院へ持って行っても、

母乳パックは溶けていませんでした。心配な方は、保冷剤も一緒に入れておくと、より安心ですね。

冷凍保存の良さは、長期保存が可能なところ♪

母乳が足りないという悩みもあれば、出すぎて困る、という方もいらっしゃると思います。

私は、時期によって、どちらも経験しました。母乳が出すぎる方は、搾乳して冷凍保存しておくと、外出時や、子供を預けなければならないときに便利です。

冷凍保存は1か月を目安に

子供の後日談ですが、やはり市販のミルクは飲まなかったそうで、それを聞いて、搾乳しておいてよかったと思いました。

でも、限られた時間の中、大量には搾乳できなかったので、夜間足りなくなった日もありました。こんなときのためにも、冷凍庫に搾乳した母乳を保存しておくと安心ですね。

でも、冷凍保存とはいえ、長期の保存は危険なので、保存期間は長くても1か月を目安にしてくださいね。

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