5ヶ月の赤ちゃん 黄昏泣きって何?どうして?
生後5ヶ月近い赤ちゃんが、いつもきまって夕方頃に泣き出すようになるのを、「黄昏泣き」と言われます。
しかも大泣きになることが多いです。長い間泣いていて、困ってしまいます。夕方は自分も忙しくなって、日中の疲れも少しずつ出てくる頃です。
3,4ヶ月くらいになってくると、赤ちゃんもお母さんの表情などから心境を読み取ります。
同時に自分も、数ヶ月の赤ちゃんとの生活に少し慣れ、子育ての疲れが出てきている頃です。忙しい時間、自分も疲れているし早く収まって欲しいところです。
そんな時間帯に、大泣きする赤ちゃん。すぐ泣き止まない赤ちゃんに、ついイライラ。
赤ちゃんはお母さんの表情から、すごく不安になる。さらに泣いてしまう。という繰り返しです。
それも、少しくらいあやしただけでは収まりません。オムツも替えたし、授乳も済ませているはずなのに・・・。
そんな5ヶ月頃の赤ちゃんの黄昏泣きは、なぜ起こるのでしょうか。どうしたらいいのでしょうか。
私の経験や、周りの方の意見、小児科の先生方の話などを元にお伝えいたします。
赤ちゃんが泣くとき
赤ちゃんの意思表示は、まず泣くこと。「おなかが空いた」「トイレ」「つまんない」「ねむい」とか。欲求の表現として泣きます。
それ以外に泣く理由は何でしょう。不安になっていたり、気持ちが高ぶりすぎていたりすると、泣きます。
つまり、眠いのに眠れない状態です。赤ちゃんは眠くてもすぐには寝付けません。眠りやすい状態をつくるのに、生活リズムも関わります。
眠る前はいつもこう。というパターンを作っておくと、赤ちゃんも眠れる状態にもって行きやすいです。
それが解ったのは、黄昏泣きや夜泣きで困り始めてからしばらく経ったときでした。
我が子の場合、第一子では初めて子育てする緊張感と疲労で私はピリピリしていました。
わからない事だらけで、まさか、生活リズムがこんな小さな子に関係するとは思ってもいませんでした。
自分はイライラ、ピリピリ。そんな心境を、0歳児が感じ取れるなんてことも、思ってもいませんでした。
我が子はきまって夕方泣き出し、抱っこしても泣き止まず。挙句に反り返って、泣き出してしまう始末です。さらに夜泣きも激しかったです。
こんなときの子供
- お母さんの表情が険しい。イライラしてる。→不安
- 遊んで欲しいのに相手にしてもらえない。→不満
- 昼間の刺激の強さ→眠いのに寝られない
こんなときのお母さん
- 夕方は忙しい→色々早く済ませたい
- 夜も昼もなく、疲れている→休みたい
- 赤ちゃんが寝ない→イライラ
自分の場合、赤ちゃんが泣いたら授乳し、寝たら自分も寝る。というスタイルの育児でした。
また、充分母乳が出ていなかったのか、やり方がいけなかったのか「満腹になって寝た」というよりも「疲れて寝てしまった」ようで、眠りも浅かったかと思います。
そんな育児でしたので生活リズムも崩れ、私も疲れていました。このことも黄昏泣きや、夜泣きを引き起こしていました。
しばらく抱っこしてあやして、眠りそうなのに少しのことで、また泣き出してしまう。そしてまた抱っこして・・。の繰り返しです。
我が子は可愛いですが、泣き出すとどうして良いか解らず、どっと疲れてイライラしてしまうのです。
では何か出来る対策はあるのでしょうか
まずは赤ちゃんとの生活リズムを見直してみました。
そこで眠る前の行動を統一してみました。眠る雰囲気を作ってみたら、少し改善しました。
そのときの就寝前はこんな感じです。沐浴→ベビーマッサージ→絵本、授乳→寝るというパターンをです。
そのほかに試したことは以下の通りです。
- 黄昏泣きが始まったら外へお散歩に出る。
- 夕方にやる仕事を他の時間に済ませておく。
- 赤ちゃんの(眠る前の)生活リズムを整える
- 寝る前は静かに過ごす
- 抱っこしているときの表情は穏やかに心がける
- あやすのをほかの人に代わって貰う
赤ちゃんは、お母さんとコミュニケーションを取ろうとしています。
お母さんの表情を見ています。脳も発達して、自我も出てきます。
上記のほかにベビーマッサージもお勧めです。上の子を子育て中に、地域の子供向け支援でベビーマッサージの指導を受けました。
家でも、日中やお風呂上りのときなどに試してみたところかなり穏やかになりました。
赤ちゃんはとても嬉しそうだし、私も赤ちゃんに触れたり嬉しそうな赤ちゃんを見て、とても気持ちが穏やかになれました。
親子のコミュニケーションも取れて、黄昏泣きや夜泣きにも効果的です!是非試してみてください。
黄昏泣きや夜泣きは、やはりあせってしまうし、何を訴えているのか解らないし、困りますよね。過敏な赤ちゃんだと、なおさらだと思います。
個性がありますので、この対策ですべての赤ちゃんが改善するとは限りませんがイライラし続けるよりも、試してみることをお勧めします。
一番最後の「ほかの人に代わって貰う」というのは環境にも寄りますが、自分の精神的にも助かりますね。
ほかの人を頼るのは悪いことではありません。いろいろな人と関われることは、赤ちゃんにとっても良い事です。
ある程度月数が進めば治まってきます。疲れもたまり、大変な時期ですが何とかこの時期を、乗り切りましょう。
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