赤ちゃんの海水浴！生後4ヶ月では早すぎる！？

夏になると、海に山に、お出かけが楽しみです。砂浜でバーベキュー、楽しいですね。

でも、今年は赤ちゃんがいる！赤ちゃんは、夏には生後4ヶ月。今まで毎年、海水浴に行っていたけど、どうしよう？

首は座ったけれど、まだまだ小さな4ヶ月。海デビューもさせたいけれど、なんだか不安。

赤ちゃんの海水浴、生後4ヶ月でも大丈夫？もし連れて行くなら、何を持っていけば良い？

4ヶ月で海水浴は過酷！

赤ちゃんが生まれると、周りも嬉しいもの。夏になったら、「一緒に海に行こう！」と誘われることも、あると思います。

でも、ママは不安です。真夏の暑い砂浜に、こんな小さい赤ちゃん。

周りが「大丈夫」と言っても、鵜呑みにしないで。生後4ヶ月の赤ちゃんに、海水浴は負担が大きすぎます。

赤ちゃんは、体温調節機能がとても未熟です。3歳くらいの幼児でも、まだまだ注意が必要。

体温調節中枢は、ゆっくり時間をかけて発達します。特に乳児のうちは、親が十分に気を配って、快適な環境を、整えなければなりません。

真夏の海は、どうでしょう。ただでさえ高い気温に、砂浜の照り返し。

パラソルの日陰だって、大人でも汗だくです。海の家にも、冷房はありません。

砂が巻き上がって、目に入ったら？赤ちゃんの薄い皮膚には、日光だってかなりの刺激。

赤ちゃんの体を思うのなら、海水浴はやめましょう。

4ヶ月にもなると、だいぶ成長した気がしますが、まだまだ、かよわい小さな赤ちゃんです。

赤ちゃんを守れるのは、ママです！お誘いがあっても、しっかり断ってくださいね。

もし海水浴に行く場合は？何が必要？

それでも、どうしても海に行かなきゃいけないとき、何を準備すれば、良いのでしょうか。

海水浴で怖いのは、熱中症と日焼け(火傷)です。

真夏の暑い日差しでは、赤ちゃんが火傷することも。

必要な持ち物は、以下のとおり。

日差しを防ぐために、パラソル、帽子は必須。帽子は、首の後ろまで覆うタイプが良いです。

ポンチョ型の日よけ用羽織、タオルも重宝します。ガーゼやメッシュなど、風通しの良い素材がベター。

脱水にならないよう、気を配る必要もあります。ミルクは、直前に作れるように準備しましょう。

母乳の場合は、授乳ケープがあると便利です。ミルクも母乳も、こまめに飲ませてください。

特にミルクの場合は、砂が入らないように、容器の保管場所に、十分注意してください。

赤ちゃんには日焼け止めも、塗ってあげます。表示をよく見て、4ヶ月でも使えるものを選びます。

保冷剤も、持っていきましょう。タオルでくるんで、たまに当ててあげると良いです。

大きさも、いくつか持っていくと便利です。小さめの保冷剤で、赤ちゃんの体を冷やし、大きめの保冷剤で、ベビーカーなどを冷やします。

そして、2Lくらいのペットボトルに、水道水を入れて、持っていきましょう。

海水浴では、どうしたって砂がつきます。赤ちゃんの手足についた砂は、払い落とすより、洗い流してあげた方が、肌には良いです。

もちろん、おむつやおしりふき、着替えなど、通常のお出かけ時の持ち物も、忘れずに！

いつから海水浴できる？

ひとりでお座りができれば、水遊びも楽しめます。なので、7ヶ月くらいが目安でしょう。

ただし、日差しの強い日中の海水浴は、控えた方が、赤ちゃんのためです。

午前中か夕方の涼しい時間に、5～10分程度、波打ち際で遊ぶくらいにしましょう。

1歳を過ぎれば、なるべく日陰にいるようにして、日中の海水浴に同行させても、大丈夫。熱中症や日焼けには、十分注意してください。

海に入る場合は、必ず帽子をかぶります。日焼け予防に、水着ではなくTシャツなどを着せ、なるべく短時間で、あがるようにしましょう。

ほしがらなくても、水分を与え、遊びに熱中していても、切り上げさせます。

日差しの強い日中の海水浴は、2歳頃から。それでも、熱中症には十分な注意が必要です。帽子は必ず、かぶせてください。

うちの長男は、生後半年だった一昨年の夏に、朝の海に足をつけて、海水浴デビューしました。そのときは、5分ほど浜辺に滞在したのみ。写真を撮りに、行ったようなものです。

1歳半だった去年の夏は、午前中に少しだけ、波打ち際を、歩かせました。9時頃の、まだ日差しが強くない時間帯です。

今年の夏、ようやく海で遊ばせる予定です。それでも、午前中だけにするつもり。

2歳を超えても、まだまだ不安なので、日中の海水浴には、行かないことにしています。

おむつをしている間は、水遊びのあとも大変。ママの不安が消えてからでも、遅くないですよ。大丈夫、海はどこへも逃げません♪