サンタクロース!子供への伝え方はこれ!
もうすぐクリスマス♪大人になってもクリスマスが近づくとなんだか楽しい気分になりますよね。子供にとってはまさにサンタさんは神的存在。
うちの子供たちも半年以上前から「今年のクリスマスプレゼントはあれがいいなぁ~」なんて楽しみにしています。
私自身小さいころから「良い子にしていたらサンタさんがプレゼントを持って来てくれるよ~」と言われてきたので、クリスマスに関して深く考えたことはありませんでした。
だけど先日子供に、クリスマスってキリストが産まれた日なんでしょ?と言われた時にふと疑問が。
キリストが産まれた日にどうしてサンタさんが来るんだろう…?そもそもサンタクロースは何者?なぜ12月25日?
誰もが知っているとってもメジャーなサンタクロースですが、意外に知らないことだらけ!
いざ子供に説明してあげようと思っても、よく知らなければ困りますよね~。
ではサンタクロースについて子供への伝え方をわかりやすく紹介していきます。
サンタクロースは実在した!
4世紀の東ローマ帝国に聖ニコラオスという司教がいました。その人物がサンタクロースのモデルだと言われています。
聖ニコラオスをオランダ語にするとシンタクラースとなり、サンタクロースの語源になったよう。
ある日聖ニコラオスは街でお金がないために身売りをしなければならない家族を知りました。
そこで彼は夜中に窓から金貨を投げ入れてその家族を救ったと言われています。
このことが、サンタさんが夜中にプレゼントを配る由来となったんですね~。
ちなみに、その家の暖炉には靴下が下げられていて、金貨はたまたま靴下の中に入ったんだとか!靴下を飾る習慣はこのことから始まったようですね!
ちなみに我が家も子供たちが各々自分の枕元に靴下を飾っておくのですが、自分の靴下を飾るもんだから小さすぎて!
毎年プレゼントは入れる事が出来ずに、プレゼントの上に置くはめになります…。
キリストとクリスマスの関係は?
クリスマスは英語でchristmasと表記しますが、これは Christ(キリスト)と mass(ミサ)が合わさった言葉なのです。
12月25日はキリストの誕生日と私も思っていたのですが、実は聖書にはキリストの誕生日に関する表記は一切ありません。
12月25日にお祝いされるようになったのは4世紀になってから。それまでは特に決まった日にお祝いをしていたわけではないようです。
クリスマスはキリストの誕生日ではなく、誕生をお祝いする日なんですね♪
クリスマスとサンタクロースの関係は?
貧しい子供や家を助け、多くの人々から慕われたニコラオス。亡くなった後に彼は聖人とされ、聖二コラオスと呼ばれるように。
その後カトリック教会では聖ニコラオスとクリスマスは結び付けてお祝いされるようになりました。
つまり、元々はキリストの誕生祭としてお祝いされていた12月25日に、聖二コラオスの話がくっついて、今のクリスマスのお祝いになったようですね。
実は赤い服の由来は…
サンタクロースのモデルとなった聖ニコラオスですが、決して赤い服を着ていたわけではありません。
赤い服に白いおひげのスタイルが定着したのは、実はコカコーラの広告だと言われています。
さすが世界のコカコーラ…。それまでサンタさんは国によって服の色が違っていたそうです。ちなみにイギリスのサンタさんは緑色の服を着ているんだとか♪
小さな子にはこう伝えよう♪
信者がキリストに誕生をお祝いするために何かをしてあげたいと言いました。
「私の兄弟であるこれらの最も小さいもののひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである」キリストはそう応えました。
つまり、人類みな兄弟。誰かに優しくしてあげたことは、私にしてくれたことと同然。という意味なのだそうです。
サンタクロースのモデルとなった聖二コラオスも、困っている人に金貨をプレゼントしたことがクリスマスプレゼントの由来になっていますよね。
なのでクリスマスの本当の意味は、キリストの誕生をお祝いし、困っている人には愛の手を…という日。
今ではクリスマスといえば、サンタクロースが良い子にプレゼントをくれる日というイメージ。
だけどキリスト教の目線から見たクリスマスもなかなか興味深いですよね。
子供に正しいクリスマスを教えてあげるときは、キリストと聖二コラオスと12月25日の関係を説明してあげると良いですね。
ただ小さい子に少し難しいかな?というときは、誰かのために何かをするという点を重視。
サンタさんは子供たちが喜んでくれるように一生懸命プレゼント配ってくれるよね。
サンタさんみたいに誰かに優しくしてあげたり、親切にしてあげたりしていたら、うちにもプレゼントを渡しに来てくれるんだよ。
そう伝えてみるのはどうでしょうか。
スポンサード リンク
最近のコメント