子供が左利き!これって直すべき?

私自身は右利きなんですが、小学校の頃クラスに左利きの友達がいました。当時の私は左手を器用に使う姿に憧れて、真似したりもしていましたね~。

本人としては、左利きならではの悩みもあったようで、その後矯正して右も使えるように。

両手どちらでも使えるなんてスゴイ!と周囲の子からも羨望の眼差しでした。そんな風に昔は左利きを矯正するのが当たり前みたいな感じでしたよね。

だけど右利きの子が左で書くのが難しいように、左利きを右利きに矯正するのは大変!

私は息子の箸の持ち方を教えるのも苦労しているのに、利き手を変えるなんて!考えただけで途方もない努力が必要な気がします。

でも私の友人のように、左利きならではの壁もいずれ出てくることでしょう。大人になって苦労することもあるかもしれませんよね。

そう思うと、ここはママも心を鬼にして教育していくべきなのでしょうか…?では、子供の左利きは直すべきなのか見ていきましょう。

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どうして左利きに?

右利きの子もいれば左利きの子もいる…これって不思議ですよね。ママもパパも右利きなのに、子供は左利きというケースはよくあること。

実は人種や時代に関係なく、9割の人類は右利きだと言われています。10人に1人は左利きだと考えると、割合としてはかなり多い!

ではその利き手はいつごろ決まるのかと言うと、4歳ころに利き手は固定されるという報告が。それまでは両手を使ったり、利き手が交代したり…。

赤ちゃんの頃におもちゃを左手で持って遊んでいても、必ずしも左利きになるとは限らないんですね。

そもそも利き手が右になるか左になるかは、大脳が関係しているという説が。

大脳は言語や数字を司る左脳と、芸術面を司る右脳に別れています。この左脳が優勢であれば右利きに、右脳が優勢になると左利きに。

左利きの人に天才肌が多いと言われるのは、きっと右利きの子よりも右脳が鍛えられるからなのではないでしょうか!?

実は東大生の2割が左利きだという報告もあるんですよ~。

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無理に矯正するのは良くないという話も…

昔は左利きを右利きに直すべきという考えが多かったように思います。だけど無理に矯正することで、脳が混乱してしまうことも。

よく聞くのは無理に矯正されると、左右の判断が咄嗟につかなくなってしまうということ。

うちでは家族で自転車に乗ることが多いのですが、「次の道で右ね~」なんて声をかけることがあります。

だけど左利きを矯正された子は、こんな時脳がプチパニック!これは大人になってから運転免許を取得するうえで大変苦労しますよね。

他にも脳の混乱が原因で、矯正前までは普通に字を書けていたのに、矯正後は突然鏡文字を書くようになることも!

また、本人の意思とは関係なく無理やり矯正されることは、幼児にとって相当なストレスになります。

周りと同じように出来ないという思いから、劣等感を抱き、自信喪失…。

そんなストレスが原因でチックや吃音などの言語障害や、発達障害や鬱病をを引き起こしてしまう可能性だってあるんです。

左利きで苦労するのは小学生の頃?

今は左利き専用の道具も増え、大人になったら様々な手段も考えることが出来るので苦労することはそんなにないように思います。

だけど小学生の間は、周りと同じものを共通して使うことも多いのですよね。

実際長女が通う小学校にも左利きの子は数人いますが、小学生は濃い鉛筆を使用してノートにたくさん字も書くので、手が真っ黒になっちゃうんですよね。

また隣の席の子と肘が当たってしまうこともあります。直すことでのメリットはそういったストレスが解消され、生活しやすくなるということではないでしょうか。

各家庭の考えで

左利きは矯正することで脳が混乱してしまう可能性もあるため、必ずしも直す必要はありません。

左利きもその子の個性と考え、あえて直さないというのも一つの考えですね♪それにスポーツでは左利きが優遇されることもあるんですよ~。

ただ右利きの道具が多いこの世の中、直すことで不自由なく生活できるメリットはあります。

せっかく左利きが使えるんだから、両方使えるようになったらもっと良いかも!?どうするかは、各家庭の考え次第ですね。

ただ矯正はママも子供もかなりのストレスになるので、するかしないか決断したら迷わずに!

周囲から左利きのことをチクチク言われてしまうこともあるかもしれませんが、その度に心が揺れることはありません。

特にお爺ちゃん、お婆ちゃんの時代の人から見ると気になってしまうことなのかも…。

だけど子供の問題で責任を取れるのは、親だけなんですから、その決断に自信を持って直すべきか直さないかを決めましょう!

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