どんぐり銀行とは?どんぐりを貯金できるってホント?!

秋になると、公園や、通学路の途中でどんぐりや落ち葉など色々なものを見かけることができます。

子供は、落ち葉やどんぐりが大好き!見つけては嬉しそうに見せてくれたりたくさん集めたりするものですよね。

うちの娘も、幼稚園で遠足へ行った際に、これでもか!というくらいのどんぐりを持ち帰って嬉しそうに見せてくれました。

でもそんなどんぐりですが、親にとってはちょっと厄介なもの・・・ではありませんか?

家に置いておくと虫が出てきたら嫌だし、持って帰ってきたら玄関か外、ベランダへ直行!他には、子供には悪いけどこっそり処分・・・なんていう人も。

持ち帰ったどんぐりを洗って冷凍することで、虫が出てこないというワザを使っているママ友もいました。

でも、そのどんぐりが貯金できるって知ってましたか?その名もそのまま「どんぐり銀行」。ここへ自分が拾ってきたどんぐりを預けることができるんです。

私も初めて聞いた時は「?」という感じでしたが、詳しく聞いて、調べてみるとなるほど納得!

とっても素敵な取り組みなので、どんぐり銀行とは?ということについてご紹介していきたいと思います♪

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どんぐり銀行って?

どんぐり銀行とは、香川県が始めた未来への森林保全のためにと、子供向けに始められたものですが、今では色々な自治体や民間団体に広がっています。

どんぐりを集めて「貯金」します。その集まったものの中から発芽させたものを苗木として、どんぐりの「預金者」へ返すことで新たなどんぐりの木が産まれていく・・・

という、森林保全だけでなく、子供にどんぐりがどのようになっていくのかを身近で学べる取り組みにもなっています。

自分が「貯金」したどんぐりが苗木となって戻ってくるなんて、とっても嬉しいですよね。

また、たくさん集められたどんぐりは工作の材料になったり、動物のエサとなったりして、しっかりと活用されているそうですよ。

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どうしてどんぐりなの?

どんぐりの木は、保水力が大きく、しっかりとした根を張りますので、森を作っていくうえでは大切な木のひとつです。

そんなどんぐりの苗木を増やし育てることで、豊かな森作りが目的となっています。

トトロも大好きなどんぐりですが、動物のエサにもなりますよね。小さなどんぐりが苗木や動物の命となり、やがて大きな森、大きな自然へとつながっていくのですね。

子供と「どうして森が必要なの?」「自然を大切にすること」などについても話すよい機会となるでしょう。

どこで預かってくれるの?

このどんぐり銀行は、香川で行われているのですが、民間団体でも行われています。

私もどんぐり銀行で検索をしてみたら、近くの「どんぐり共和国」で取り扱いがあることが分かりました。

「どんぐり共和国」や「どんぐりガーデン」って知っていますか?ジブリのグッズなどを販売しているお店です。

近くにどんぐり共和国があるのかどうか、ぜひチェックしてみてくださいね。近くにない場合は、郵送で送ることもできますよ。取り扱いがない店舗もあるようなので確認をしてみましょう。

お近くのどんぐり銀行はこちらから検索できます。

どんぐりの預け方は?

どんぐりの預け方はどんぐりを洗ってキレイにしてから近くの店舗へ持ち込みます。水に浮かべて沈むもの、沈まないものの選別もしっかりしましょう。

持ち込んだどんぐりは、1D(どんぐり)という単位で預かってくれて、通帳も発行してくれます。

どんどん、どんぐり貯金が溜まっていくのを眺めるのも楽しそうですね。近くに店舗が無い場合は、どんぐり銀行本店に郵送することもできます。

預けたどんぐりを払い戻そう!

預けたどんぐりは、苗木となって戻ってきます。その苗木を植えることで、緑化活動になっていきます。

どんぐり共和国のどんぐり銀行の場合、100Dで1本の苗木と交換できます。

交換時期は年1回、4~5月に決められています。はがきが届くので手続きを忘れないようにしましょう。

うちはマンションだから・・・とか木を植える環境が無い場合は、どんぐり銀行本店で植樹祭が行われているので、そちらにお願いすることもできますよ。

どんぐりを集めて森林保全を♪

こうした取り組みが、少しずつ大きくなって、毎年少しずつどんぐりの木が増えて行くことで、数十年後の未来のためになっていると思うと嬉しいですよね。

子供がやがて大人になり、どんぐりの木を見上げて森の大切さ、自然のありがたさを感じてくれることに繋がっていくでしょう。

私も、この秋は子供と一緒にどんぐりを集めて預金しに行きたいと思います♪

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