きくらげの栄養こどもに良い?育ち盛りのこどもにおススメの食べ方は?
こどもたちにとって食事は、体を作るためにとても大切ですよね。できるだけ栄養が豊富なものを、たくさん食べてモリモリ大きくなってほしい~!
例えば、牛乳、卵、野菜などが思い浮かびますが、それとこどもが好きな食べ物とは全然違ったりしませんか?「栄養たっぷりなんだよ」と言っても残されるってこと、よくありますよね。
ところで、中華料理でよく使われるきくらげ、給食でもよく登場するのですが食べ残したり、なんとなく食べてるっていう感じがします。
そこで今回は、きくらげの栄養はこどもに良いものが含まれているのか、こどもが好きになる工夫などについてご紹介いたします。
きくらげの栄養ってこどもに良い?
きくらげは、漢字で「木耳」と書きますが、木にできるキノコです。海でとれるクラゲとは別の食べ物です。乾燥させたものや収穫してそのまま出荷される生きくらげがあります。
では、きくらげにはどんな栄養があるのでしょうか?
- 食物繊維:不溶性73.1g、水溶性6.3g
- ビタミンD:128.5μg
- 鉄分:10.4mg
- カルシウム:82mg
その他、ビタミンB2などのB群やビタミンE、カリウムやリン、コラーゲンなどが含まれている食品なんです。カロリーは、乾燥きくらげ1個(約1g)で2kcal程度でとても低カロリーです。
食物繊維は、腸を刺激して便秘予防に効果的な不溶性のものと、水を含んで排便を助ける水溶性のものと共に豊富に含まれています。こどもの排便習慣を整えるのに役立つ栄養です。
ビタミンB群やEは体の調子を整えたり、体の成長を助ける働きがありますので、これらもこどもにとって大切な栄養になります。
きくらげは骨の成長に大切な栄養が豊富!
きくらげの栄養で一番の特徴は、ビタミンDの含有量がトップクラスということ。そして、カルシウムも豊富です。
骨を強くする!
カルシウムやビタミンDは強い骨を作るのに必要な栄養です。骨の成長は、身長にも大きく関係しています。
- カルシウム・・・骨の主成分で体内の99%が骨と歯を構成する
- ビタミンD・・・古くなった骨を分解し、血中カルシウムを骨に沈着させる
- マグネシウム・・・不足すると骨密度が下がる
- たんぱく質・・・軟骨をつくる
- 亜鉛・・・新しい骨を作るのを助ける
骨は、両端の骨端線という軟骨が成長することで伸びていき、それによって身長が伸びていきます。しかも、成長期の骨は毎日生まれ変わっていますから、毎日これらの栄養が必要です。
きくらげは、育ち盛りのこどもたちにぴったりの食品なんですね~!
きくらげ好きになる?こどもが喜ぶおススメ料理
カルシウムやビタミンDの他、食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富なきくらげ。積極的に食事に取り入れるとよいことが分かりましたが、どうやって食べたらいいのかな?
クセがなく、食感が良いなど特徴をうまく生かして、こどもたちが好きな味や調理法を試してみるのはいかがでしょうか?いくつかの料理をご紹介しますね♪
きくらげの天ぷら、かきあげ
天ぷらは子どもたちも大好きなメニューですよね。生きくらげや水に戻したきくらげに衣をつけて揚げたり、玉ねぎや人参と一緒にかき揚げにするとサクサクおいしく食べられます。
かき揚げの具に、トウモロコシや枝豆、むきエビやちくわなどこどもの好きな食材を使うと食が進みそうですね♪
きくらげの佃煮
佃煮の甘辛味が大好きなこどもたちも多いですよね!きくらげを千切りにして、醤油・砂糖・みりん・酒を同量ずつで甘辛く煮つめるとコリコリ食感も美味しい佃煮ができます。
干しシイタケを戻し汁と一緒に使うと、味も栄養価もアップしますよ~。他にエリンギやシメジなど好みのキノコを食わえてもいいですね♪
無限きくらげ
ピーマンで話題になった「無限」メニュー、きくらげもあります!きくらげをツナと軽く炒めて、鶏がらや白だしなどで味付けして、香りつけにごま油を加えるとできあがりです。
こどもたちは、揚げ物のサクサクした食感や、甘辛い味付け、ツナや鶏がら・コンソメ味が大好きですよね。好みの要素を取り入れると、きくらげが一気に大好物になるかもしれませんね。
消化に時間がかかるので食べすぎには注意しよう。
きくらげは、食物繊維が多いので食べすぎたり、よく噛めていなかったりすると消化不良になることがあります。美味しく感じてパクパク食べても、量が過ぎないように気を付けてあげてくださいね。
きくらげには、乾燥させたものと生きくらげがあり、乾燥きくらげはコリコリした食感、生きくらげは肉厚でプリプリした食感です。パウダー状に加工したものもあります。
我が家もきくらげ料理、少しずつ増やしていこうと思います♪
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