幼稚園と保育園と認定こども園!違いは何?
私が最初の妊娠した時は、正社員で働いていたので、育児休暇を取得して第一子を出産しました。
休暇期間中は我が子とゆっくり向き合える限られた時間…。それはとても素敵な時間ではあったけど、仕事を休んでいる自分にもどかしさも。
育児のために自由に外に出られないと、余計にそう思ったものですね~。
今は子供が産まれたって、女性も外に出て働く時代♪自分の人生の息抜きの為に仕事をするママも少なくありません。
まだ無理でも、子供が3歳くらいになったら働きたいと思っているママも多い事でしょう。
そこで悩むのが子供の預け先。幼稚園に行かせても、延長保育をして働いているママは多数!しかも最近は認定こども園という選択肢も。
仕事をしているから必ず保育園に!というわけではないんですよね。
ただ選択肢が多いと「どこに行かせたら良いのやら…?そもそも何が違うの?」と悩みますよね。
では幼稚園と保育園と認定こども園の違いについて見ていきましょう。
幼稚園と保育園それぞれの役割
私が子供の頃は、共働きの家庭は保育園、それ以外は幼稚園という感じでした。その役割としては今も変わりはありません。
保護者が病気、あるいは仕事をしていて日中保育できない場合は保育園を、就学前に幼児教育を希望する場合には幼稚園を。
もし今仕事をしている場合や今後働きたい場合には、様々な面から考えても保育園の方が都合は良いと思います。
だけど中には幼稚園に行かせたいと思っている人もいるのではないでしょうか。
そんな場合も大丈夫!今は延長保育が充実している幼稚園が多いので、幼稚園に行かせていても保育時間以上みてもらうことは可能なのです。
ただ延長保育には別料金がかかり、幼稚園には長い休みもあるため、働くうえでは多少の困難も。選ぶ際にはその辺も十分考えて~!
新たな選択肢!認定こども園
最近よく聞く認定こども園。子育て支援の一環として平成18年から創設されたものです。さてこの認定こども園とはなんなのか…。
それは幼稚園と保育園の機能を併せ持つ施設なのです。つまり保育の機能を備えつつ、より高い幼児教育を受けることが可能。
私立の幼稚園まで…とはいかないかもしれませんが、フルタイムで働くママにとってはありがたい選択肢ですよね。
赤ちゃん時代から保育園に通わせている場合、3歳になったら幼稚園に変えようかな…と悩むママも多いですが、こども園なら悩む必要はありません。
また3歳以降に仕事を辞めてしまっても、保育園のように退園する必要がないので安心ですね。
こんなところが違う!
二つの機能が備わっているなんて!じゃあ認定こども園が1番かも…?となりますが、決めつけるのはまだ早い!
幼稚園、保育園、認定こども園にはそれぞれ良いところがあります。考え方やニーズは各家庭によって違いますものね。
自分と子供に1番合うのは一体どこなのか…?それぞれの違いを紹介します。
入園条件が違う!
こどもにはそれぞれ決められる認定基準があります。3歳以上で保育を必要としない場合は1号認定。
保育を希望する3歳以上は2号認定。保育を必要とする0~2歳は3号認定と呼ばれます。
幼稚園の場合は3歳以降の幼児教育希望者、いわゆる1号認定の子が。
保育園の場合は、保護者が病気や仕事などで保育が難しい0歳から小学校就学前までの2、3号認定の子が入園する事が出来ます。
認定こども園の場合は、保育機能を希望する子は0歳から入園でき、3歳以降は1号の子も2号の子も入園が可能になります。
休みが違う!
幼稚園では、土、日、祝日の他にも、春休み、夏休み、冬休みなどの長期間のお休みがあります。
園によっては、平日の延長保育や、休み期間にも預かってもらうことも出来ますがそれは別料金!
保育園の場合は、日曜、祝日、年末年始の他には基本的にお休みはありません。
認定こども園では幼稚園機能を利用している子と保育園機能を利用している子でお休みは異なります。
料金が違う!
私立幼稚園の場合は保育料が園によって異なります。入園前に入園料や制服代、お道具など幼稚園はけっこうお金がかかるんですよね…。
保育園の場合は、入園料はかからないし、制服もありません。保育料は保護者の所得によって決められます。
つまり共働きでがっつり稼いでいると、保育料もその分お高めに~。
認定こども園では、こどもの認定区分によって料金は異なります。園によっては入園料相当額の徴収があるところも…。
申し込み窓口が違う!
保育園に入れようと思ったら、まずは市役所に相談!すると申込用紙がもらえます。
入れたい園に入れるかは、その時の空き状況次第。予約はできません。
幼稚園の場合は、直接園に申し込みます。願書は幼稚園に問い合わせて♪
秋くらいになると次年度入園の願書受付が開始されるので、電話やホームページで情報をゲットしておきましょう。
認定こども園では、保育園機能を希望する場合は市役所へ、幼稚園機能を希望する場合は直接幼稚園へ申し込みます。
ママのニーズに合わせて
育児に追われ、慌ただしい日々。独身時代とは違い、子供が産まれると自分の時間を作ることも難しいですよね。
子供が園に行くと、それがぐっと楽になります。さてこの空いた時間どうしよう…あなたならどう考えるでしょうか。
育児に力をいれるなら幼稚園、働く背中を見せるなら保育園、その両方を兼ね備えた認定こども園。
入園条件、休み、料金など異なりますが、それぞれの良さがあるものです。
今の考えや今後どうするか…ということも含め、ママのニーズに合わせて子供の行く先を決めてくださいね♪
スポンサード リンク
最近のコメント