幼稚園の無償化って何?いつから始まるの??
幼稚園の無償化って聞いたことありますか?これって、どういう制度なのでしょうか?
そもそも、いつから始まるの?私立の幼稚園へ息子を通わせている身としては、非常に気になります。
幼児教育の無償化とは何か?保育園も対象なのかをわかりやすく説明します。
幼稚園の無償化ってどういう制度?
幼稚園と保育園の保育料の違い、そして、どうして幼稚園の保育料が無償化されるのか、詳しく見ていきましょう。
- 幼稚園の無償化
- 保育園の無償化
- 許可外施設の無償化
- 幼児教育無償化
幼稚園の無償化
現在の幼稚園の保育料が、半額か全額無料になる制度です。これってスゴイですよね!特に私立の場合、幼稚園の保育料って本当に負担です。
これが全額無料だったらば・・・。キャー♪って感じです。
保育園の無償化
働くパパさんやママさんの味方の保育園!ですが、保育料が高いという声もチラホラ・・・
3人以上同時に保育園に通う場合には、保育料の割引にはなります。がその保育料が0円になると、家計も随分たすかりますよね。
許可外施設の無償化
でもちょっと待って。許可外施設はどうなるの?
許可外施設にお世話になっているパパさんやママさんも多いですよね。長い時間預かってもらえる、時間の融通が利くなどそのメリットは多く!
保育料が少し割高なのがデメリットですよね。幼稚園や保育園は無償なのに、許可外は対象外なの?そんな心配は不要です♪
無償化の対象は、24時間利用できるベビーホテルももちろん、許可外施設もしっかり対象なんです!
ただし、なんらかの上限が決められる可能性は大きいですけど・・
幼児教育無償化
先ほど幼稚園の無償化と書きましたが、幼稚園だけでなく0歳~5歳の小学校入学までにかかる子供たちの費用を、無償化しようという制度です。
ですので、幼稚園無償化というよりも、幼児教育無償化なのです。ではなぜ0歳~5歳の子供の教育を無償化するのでしょう?
それは、日本全国のほとんどのこの年齢の子供たちが幼稚園か保育園に通っていて、そしてこの時期の費用負担が、非常に大きいという国民の声があるからです。
幼児教育無償化は政権公約
この幼児教育無償化は、先の衆院選での自民党・公明党の政権公約です。政権公約というのは、いわゆるマニフェストです。
選挙のときに「もし、私が当選した暁(あかつき)には、これこれこういうことを実現いたします」みたいな。
自分に、票を入れてもらうための約束ですね。衆院選の結果自民党・公明党が圧勝し与党に返り咲きました。
そして、公約通り0歳~2歳の幼児教育は条件付き無償化、3歳~5歳の幼児教育は無条件に無償化しようと、関係閣僚・与党実務者連絡会議を開いています。
つまり、与党のお偉いさんが集まってあーだこーだ話し合いをしているんです。
実現はかなり難しい
ですが、この幼児教育無償化、実現はかなり難しそうです。なぜなら、ものすごくお金がかかるからです。
毎年8000億円かかるそうです。8000おくえん!皆さんは、これがどのくらい大きい数字か想像つきますか?
日本の予算で見てみましょう。財務省の平成27年度予算の資料を見てみますと、前年の平成26年度に、どこにいくらお金がかかったのかも見ることができます。
それによると、例えば法務省ってありますよね。刑務所とか少年院とか検察庁とか、こういうところを全部ひっくるめて、面倒見ているお役所です。
この法務省というお役所全部にかかる費用が、7375億円です。幼児教育無償化にかかる費用は、法務省というお役所全体にかかる費用よりも、多いんです!!
この財源は、消費税増税で賄うとしています。ですから、早くとも幼児教育の無償化は増税後の実現になりそうですね。
どう進んでいく?
保育園は、0歳~2歳の保育園児に対し、所得制限を設ける方向で話が進んでいます。所得が250万未満の世帯が対象になっています。
3歳~5歳のお子さんについては、保育園、幼稚園に限らず所得制限を設けない予定です。
気になる許可外の施設は、月額2万5700円の上限とする案があがっています。
条件付きに該当するママさんもいるかもしれませんが、幼児教育を無償にするという政策は思い切った策だと思いませんか?
これから続く、少子化が少しでも解消するように国をあげて子供を育てるという姿勢が大事なのかもしれませんね。
子どもは国の宝!早く0歳~5歳までの子供全員が、無償で教育を受けられるようになるといいですね♪
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幼児教育無償化
わ〜い!無料!
って 安易過ぎます…。
幼児教育無償化なったら
預ける人は増えます。
待機児童も増えるでしょう。
そして
子育てしている方なら分かりますが
子供1人の命を日々預かるストレスは計り知れません。
保育士が少ない中、子供は
増え 質が落ちる方が怖いと思います。
それに、国の負債は
将来 その子達が背負うことになるんですよ?
わたしは喜べない。
コメントありがとうございます。
ママさんのおっしゃるように確かに安易に幼児教育無償化を喜ぶことはできないかもしれません。
ですが、現状公立幼稚園と私立幼稚園の月謝の差、保育園と幼稚園との月謝の差があることも
また事実です。少しでも不平等感を減らし、これからさらに進む少子化に歯止めをかけようと
考えられたのが幼児教育無償化ではないでしょうか?
そのためには、ママさんのおっしゃるように預かる方側の質を上げる必要もあるでしょう。
その予算をどこから出すのかはきちんと考える必要があると思います。
様々な立場からヒアリングを行い、どうするべきかを母親がしっかりと考えていく
必要がある問題だと言えると思います。
そういう考えもそうですね。
あと、不安なのは
無償化になる事で
預ける人は増えますよね?
待機児童増えてしまうのでは?
そして、
児童が増える分
今ですら足りない保育士さんは
目が行き届くのかなと不安になる点です。
保育士さんも命を預かる訳ですから 安い給料では人員不足になってしまう。
今の財源は
結局、国の借金を先延ばしにしただけですから その借金を背負うのは今の子供や我々世代ですね
色々教えてくださり
ありがとうございました。
これからも
学ばせて頂きます。
ん?保育所は所得制限なしで第三子無償になりますが長子が小学校1年生の時点で、
長子扱いされなくなりますよ?
保育所の方が年収の割に保育料は高くて、幼稚園の方が長子が3年生まで1子扱いされます。
うちは幼稚園に入れた方が保育料やすくなりました。。。
コメントありがとうございます。記事内容が古く現状に合っていない部分があったので修正いたしました。
政府は許可外の保育所も無償化の対象へ含める方向で話を進めているみたいですね。
一方で、大阪府守口市などでは独自の無償化に取り組んでいる自治体も多く見られます。
保育園、幼稚園、許可外の枠を超えて、幼児教育の重要さを再確認しながら、パパさんやママさん、お子さんにも優しい政策を国にも考えて欲しいですよね。
貴重な現場からのご意見、ありがとうございました。
コメント失礼します。
将来保育士を目指している高校3年のものです。
私がまだ高校生だとか子供には分からないよなどと言われるかも知れませんが、保育士を目指している私としては無償化はあまり宜しくないと考えてます。
授業でこの記事について出たので自分でも調べてみたのですが、やはり厳しいかと思います。現時点で保育士が少ないのにも関わらず、無償化をしてこどもを増やすのは保育士はストレスや体力的にも厳しいと考えます。
幼児期のうちに学ぶものや発達していくものがあり、最近「性格力」を付けよう?などと言っているのですが正直何を言っているのかさっぱりです。
子供がただただ遊んでいるのではないことを皆さん分かっているはずなのに。
勿論待機児童を減らしたいという気持ちはあります。
ですが、保育士に全てを押し付けるような形になっていると思います。子供の預かるには保育士の人数制限などもあるのでそもそもが無理な考えです。
コメントありがとうございます♪将来の保育士さんからの生の声、とても参考になります。
高校生だからこそ、一生懸命勉強なさっているからこそ、見えてくる問題も多くありますよね。
確かに、今のままの保育士さんの数で子供の数だけ増やすというのは無理があります。
これから、待遇改善も含めてどのように数を増やしていくのか、一端辞めてしまった保育士さんも
含めて考えていく必要があると思います。保育の質を落とさず、預かる側も預ける側も安心して保育をできる
環境を整えていかなければなりませんね。
高校生ながら、素晴らしいご意見ですね。今、2歳と4歳のママですが、無償化、嬉しい限りです。しかし、保育園に預けられた方達だけの恩恵で、ますます保育園の奪い合いですよね。まず、保育士さんのお給料を何とかしてあげて欲しいです。因みに我が家は認定保育園通いです。みっきーさん、頑張って下さい!
質問です。
無償化は公立、私立関係なく。の認識で良いのでしょうか?
私立幼稚園によってはかなりの高額な保育料のところもあります。そのような園は英語教育や体操等の教育にも熱心だったりします。
自己負担ではそのような私立幼稚園は入園させられないけど、無償化なら… と言う考えが増えることはないでしょうか?
コメントありがとうございます。返信遅くなり申し訳ありません。
幼稚園無償化というより、幼児教育無償化ですので、公立、私立関係なく無償化です。
そうですね、私立幼稚園は園によって保育料に差があります。特にさっちーさんがおっしゃる通り、
そういった人気の園が、無償化になれば、募集に対して、かなりの倍率になるのではないかと思います。
無償化は国民には嬉しいですが、解決しなければいけない課題がたくさんありそうですね。
今後とも当ブログをよろしくお願い致します♪