反抗期がないとどうなるの?どう対応すればいい?
反抗期と聞いて「あー自分もあったなぁ~」と思う人が、多いのではないでしょうか?私もとにかく母とよくケンカしてました。
今思えば、たいしたことない出来事や親の態度に「いらっ」としたり、親から注意されたことに対して、「言われなくてもわかってるのに!」と思ってました。まさに反抗期ですよね!
その子供によって違いはありますが、だいたい反抗期は小学校高学年~中学生頃の時期です。2~4歳くらいの反抗期は、イヤイヤ期ともいいますね。
私の友達は「私、反抗期なかったような気がする~」というのです。思いっきり反抗期を過ごした私からはびっくりして、反抗期のない子供がいるのかな?と思ってしまいました。
今回は、反抗期がないとどうなるのかについてと、反抗期がないとどんな影響があるのかについてお話しします。
第一反抗期と第二反抗期とは?
反抗期とは精神が発達していくうえで、反抗態度をとって自我を主張すること時期のことです。
だいたい反抗期には「第一反抗期」と「第二反抗期」があります。それら二つの反抗期はコレ!
その①第一反抗期
自我が芽生えてくる、3・4歳くらいの子供の反抗期です。親が言ったことすべてに「イヤ」と言ったします。よく聞く「イヤイヤ期」ですね。
私も、下の子供は意思がはっきりしている子供だったので、本当にしんどかったです。言葉もうまく言えないからどうして欲しいか私もわかららず親子でイライラしてました。
この時期の反抗期は、親に言われたことを無視したり、逆のことをしたりします。こういう反抗は、実は子供の自我が芽生えてきた証拠なのです。
今まで、親にやってもらっていた着替えや、靴を履かせてもらってたことなどを、「自分の力でやってみたい!!」と思う気持ちが強くなったのです。
そのため、親にやってもらってたことが、子供にとって「圧力」というように感じ、反抗する態度や言葉となって出てしまうのです。
この時期の反抗期がなかった子供は「意思が弱い」傾向があります。反抗しても思ったようにならない。ということを学んでいくことで「自分の気持ちを制する力」が養われるのです。
その②第二反抗期
この時期の反抗期は親に対してもですが、反抗の対象が、「周りの環境や権威」などに対する反抗になっていきます。よく、中学生が先生に対して反抗したりしてますよね?
これはその例に当てはまるでしょう。理解ある大人に対しては信頼し、従えるのです。
逆に、納得いかないことを言われたり、意味もわからないのに怒鳴られたりすると、反抗という態度にでてしまいます。
そして、この時期急激に体も変化していきます。体と心、両方の変化で自分でもよくわからない不安に陥ってしますのです。
「自分は一体何者なのだろう」と不安になったりしていく中で、親に反抗したり、奇抜な格好をしてみたりするなかで、だんだん自我を確立していくのです。
反抗期がないまま大人になるとどうなるの?
反抗期のない子供が大人になったときの良い場合と悪い場合はコチラ!
その①良い場合 「親と価値観が一緒」
「親と価値観が一緒」の場合は反抗する理由がないです。ごくたまに、こういう親子がいますね。この場合、子供の意見と親の意見が一緒なので反抗する必要がないのです。安心して子育てしてください。
その②悪い場合 「自己主張ができない」
問題なのがこの「自己主張ができない」場合です。これは反抗期がきてるのに、子供が自分の意見を言わないようにして「自分の自我を押さえつけている」のです。
自我を押さえつけたままだと、いつかどこかで爆発してしまいます。また、社会に出て、自分の意見を言えない大人になってしまうのです。
自分の意見が言えない大人になると、人間関係で悩むことが多くなっていきます。社会に出て、周りの言いなりになってしまったり、指示がなければ動けない人になってしまいます。
「使えないやつ」なんて言われたり・・・自分の子供が大人になって、人間関係で苦しんでる姿をみたくないですよね。
反抗期がなかった場合どう対応すればいいの?
私の友人もそうだったのですが、反抗期がない子供もいます。反抗期のない子供は、どう対応したらいいのでしょうか?
上でも説明したように、反抗期がない理由が二つあります。「親と同じ価値観」の子供については親子関係は心配ありません。このまま心配なく子育てをしていけばいいです。
しかし、自分の子供が「自己主張ができないタイプ」なら、まずは子供の意見を聞いてみるようにしましょう。
外食したときなど「あなたはどちらが食べたい?」と何でもいいので自分で選ぶ習慣をつけて子供の意見を聞いてあげてください。
なかなか自分の意見が言えない子供は反抗期というのは「自立した大人になる過程」でとっても重要なものです。
いきなり自分の意見を言えるようにはならないので、あせらず意見を言えるように話しかけてみてください。
子供が反抗期を迎えたときは、どんと構えて、子供の意見を聞いて受け止めてあげてください。一人の人間として認めてあげることが大事です。
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