そろばんは小学生におすすめ!その効果は大人まで影響!

お子さんにそろばんを習わせたいと思いますか?でも学校でも教えてくれるから、特にやらなくてもいいかなって思っていますか?小学校の授業では、本当に短い期間にそろばんを教わります。

そろばん本体

そろばん教室にでも通わなければ、そろばんを買ってもそれ以上使うことはありません。買う意味あるのかな? やる意味あるのかな?って思われる方も多いですよね。

学校によっては共同購入ではなくて、学校のそろばんを期間中だけ貸し出してくれるところもあります。ますます必要性がないようにも思えます。

それでも、短くても学校で全員習う意味があるのです。そして子供の頃にやった習い事の中で無駄だったという話には、そろばんは全くと言っていいほど登場しません。

級や段を取るだけがそろばんの目標に思われがちですが、それ以外のメリットが実はたくさんあります。大人になってからも役立っていると実感している方がたくさんいます。

今回は小学生でそろばんを使っておくと、いろいろな効果が得られることをご紹介します。

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学校で必須で習う意味は?

小学校でそろばんを教える理由には色々あります。算数としては、「大きな数の位を視覚的にとらえる」ことで、右脳に働きかけるという効果を期待できるという理由からです。

また、総合的にも「古くから使われてきた計算機」を認識させることも、あらゆる考え方に広がりを持たせると言う意味合いもありますよ。

それでも本当にそろばんの授業は短いです。もしかすると、教える先生も習ったことが無いのかな?って最近思います。

我が家の場合、長男の当時の先生は40代そこそこの年齢の方で、そろばんの授業が長かったのです。宿題も出ましたし、しばらく計算テストでそろばん使ってもいい期間がありました。

ところが長女次女の先生はとても若くて(20代)、まともなそろばんの授業が1回だけだったんですよ!

そろばんの達人を呼んで一度レクチャーがあって、あとは教科書の単元をさらっとやった位。(あとは自分でやっていいよ、というノリで驚きました。)

ということは、学校での授業程度ではまったくそろばんを習ったと言う事にはなりません。事実、長男は相変わらず算数苦手です。そろばんを使うことさえ苦痛だったようです。

やはり算数の授業で教える位だけでは、定着したことにはならないのですね。

となると、そろばんによる効果を手に入れるためには、そろばん教室に通わせたいところ。通わせたくなるような、そろばんの効果はまだまだあります。

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大人になっても役にたつ!そろばんの効果いろいろ

最初に「大人になっても無駄だったと答える人が少ない」と書きました通り、一生を通じて役に立つそろばんでは何が身につくのでしょうか?

計算(暗算)が早い

これがまずは一番ですね。手元にそろばんが無くても、頭の中にそろばんがパチパチ動いていると昔から良く聞きます。

簡単な足し算引き算だけでも、桁の大きい計算を暗算で出来るのは大きな違いですね。

集中力がつく

問題を読み上げられてそれを計算する方法を習いますので、集中力がかなりつきます。

特に瞬間的な集中力がつくので、大人になっても色々な作業に間違いが少なくなっているのでは?と感じる方が多いようです。

記憶力がつく

これはそろばんをやった実感とは沸かないかもしれませんが、人間は物を覚えるときは五感をフルに使ったものの方が良く覚えているそうです。

その点ではそろばんはまさに適しています。

読み上げを聞く、指でそろばんをはじく、目でそろばんの玉を見る、声に出して読む、大人になって老化防止に習う方もこれを期待しているのだと思います。

そろばん教室でやっていることは?そろばんをはじくだけじゃない

それでは、そろばん教室ではどんなことをやっているのでしょうか?

教室ごとの特色があるので一概には言えませんが、私が見学したりお友達が通っていた教室の内容をまとめます。

礼儀と物の大切さを教える

礼儀が大前提のところが多いです。多くのそろばん教室では靴を脱ぐので、まずは靴をそろえて入室を徹底。あいさつはもちろんです。

またそろばんという道具を使うので、物を大事に扱うことも徹底しています。

読み上げやそろばんを使わない授業もある

教室に入っていきなり、「願いましてはー」と始まるわけではありません。頭の準備運動のようなことをいくつかします。

簡単なドリルを解いたり、声に出して計算を読んだり、最近ではパソコンを使ったフラッシュ暗算もありますね。

結構毎日やっている

他の習い事と大きく違うのが、時間や曜日の自由度でしょうか? 大体週何回とざっくり決めたらあとは、教室の空いている時間で都合が良いときに通う感じが多いです。

これなら他の習い事や用事にかぶって通えない、ってことも無いですね。また検定前に集中して通ったり、自分でスケジュール管理も出来ますよ。

実力がわかりやすい

「競争ばかりが世の中じゃない」とは思いますが、それでも競争心を持つことや自分がどれくらいのレベルなのかは把握するのは大事ですね。

級や段を取ることで、自分の実力がわかりますし目標も出来ます。

そろばんをはじめるのはいつから?

明確な決まりがあるわけではありませんが、『小学校一年生から』がおすすめという意見を多く聞きます。

学校で算数を勉強しはじめることもあり、子供自身に興味が出てきたり、数字に対する理解がついてきた頃に行うことで、子供もすんなりとそろばんを受け入れられます。

高学年になると、そろばんを使って計算をするより頭の中で計算をするほうが慣れてしまっていて、そろばんの必要性を本人が感じない可能性もあります。

とはいっても、高学年だと遅い!ということはありません。子供が興味を示すなら、数字をかなり理解している高学年でのスタートは上達も早いと聞きますよ。

できれば、そろばんがお勉強ポジションではなく、子供が興味を示して、趣味の感覚で出来ると、楽しく続けられるかなと個人的に思います。

そろばんは何級を目指す?

そろばんの検定は、いくつか種類がありますが、履歴書などに書くには「1級」は目指したいところです。

そろばん女の子

また、珠算の検定だけでなく、暗算の検定の「1級」も目指すことをおすすめします。

友人の話ですが、珠算は1級は持っているけれど、暗算は全然ダメだそうです。私は、そろばんを習う人みんなが、暗算が得意になると思っていたので驚きました。

そろばんが事務処理のような感じになってしまって、よく聞く「頭の中にそろばん」は浮かばない、とのこと。

なので、珠算の検定だけでなく暗算の検定も頑張ると、イメージする力など、より色んな力がつくのかなと思います。

とりあえず、何級までとは決めずに、常に上を目指してはどうでしょうか。目に見える評価があるとやる気もでますよね。継続は力なり、です。

なぜ嫌がっちゃったの?私の母が教えてくれたベストタイミング

いいことだらけに感じるそろばん。ところが何とか習わせたいのに子供が嫌がったり、興味を持ってくれなかったなんてことはないでしょうか?

しりあいの子達も、数ヶ月で行きたがらなくなる子もいました。逆に中学生になっても続ける子もいました。

どうしても苦手な子もいるかもしれませんが、やはり「タイミング」が一番だったのかもしれません。

やめてしまった子の大半が、他のお友達が始めてママたちが一緒にやろうって始めた場合が多かったです。子供達が興味を持つ前に始めてしまうと、お行儀や宿題でつまづいているように思えました。

そんなときに思い出したのは、私の母の方法でした。母もそろばんを見よう見真似で覚えて、級や段を取ってはいませんが今でも帳簿の計算はそろばんを使っています。

何度も「やってみたら?」と子供の頃は誘われましたが、私はまったく興味を持たず…。

そのうち、授業でやり始めたり、お友達が始めているのを見て少しずつ興味を持ち出して、その頃に、自分からお願いして、そろばんを買ってもらいました。

そろばん教室が通うのには遠かったので、結局自宅で母に教わりましたが、簡単なそろばん用ドリルを買ってもらい、遊び感覚で夢中に!

今思えば、母親が使っている様子を見たり、誘いはしましたが興味が沸くまで無理強いしなかったのが、私が始めてみたきっかけだと思います。

そんな経験もあり、我が子の前で、そろばんを使ってみると「やりたい」と。まず親が、そろばんという存在を示すところから始めてみると良いかもしれませんね。

いかがでしょうか?いいことづくめのそろばんなので、ぜひお子さんが興味を持つようにすすめてみてはいかがでしょうか?

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