子供の習い事の辞め時はいつ?失礼のない辞め方・伝え方
長く続けた習い事。だんだん子供の気持ちや家庭の事情などと合わなくなって、辞めたいな、辞めさせたいなって感じることが出てきます。
もちろん多くの方が簡単に辞めさせるわけではなく、きっと色々と考え、悩んだ結果「やっぱり辞めよう」と決めるのだと思います。
しかし、長く続ければ続けるほど辞め時は気まずくなりがち。いったい先生に何と言い出せばいいのやら・・・。頭が痛いですよね。
そこで今回は、子供の習い事の辞め時いつか、お世話になった先生に失礼のないよう伝えるタイミングや伝え方などについてご紹介いたします。
子供の習い事の辞め時はいつ?伝えるタイミングは?
辞めたいと言われたら、今どんな状況なのか、指導のスケジュールなどを確認しましょう。中途半端な時期に辞めるのは避けたいです。
区切りのよい時期に辞めるのが望ましい
例えば、ピアノの場合発表会に向けて課題曲を練習中とか、スイミングならテストまでに新しい泳ぎを練習中とか、習い事にも区切りとなる時期があると思います。
また、子供が入園するとき、入学するときなど成長の区切りもあります。それを見据えて辞め時を決めるのがおすすめです。
体調不良や急な転勤・引っ越し等は致し方ないことですが、もし「辞めたい」と言い始めたら、ある程度の区切りを見据えて先生に伝えると良いですね。
- この課題曲をしっかりマスターできるまで頑張ろうね!
- これが泳げるようになったらすごいね!
など、先生も残りの期間を精いっぱい指導してくださることでしょう。
長く続けているほど先生もお子さんのことを良く分かっておられますし、信頼して最後までお願いしますと伝えましょう。
辞めたい理由は何?じっくり状況を見極めよう!
辞める理由。これは大切です。子供にとっても、親にとってもしっかり見極めておきましょう。
「子供が辞めたいと言い出したので」というのも一概に悪いとは言えませんが、辞めたいと思った理由はちゃんと知っておきたいですね。
というのも、習い事の先生に「どうして辞めるの?」って必ず理由を聞かれるからです。それに、懸命に指導してくれた先生に誠意ある態度を示す必要があります。
「○○が嫌だから辞める」より、「○○したいから辞める」が望ましい!
もし子供が「辞めたい」って言い出したら、「それはしょうがないね」と即退会、というご家庭は少ないことでしょう。少し様子を見てみますよね。
習い事を辞めたい時の説得についてはコチラ
↓
習い事を辞めたい時説得すべき?先を見通し前向きなアプローチをしよう♪
その間に「どうして辞めたいの?」って聞いたり、子供の様子を観察したりして、親から見てその理由が何か探っていきます。
例えば、
- 先生が合わない
- 難しくなってついていけなくなった
- 面白くなくなった
- 人間関係になじめない
など色々あるかもしれませんが、これをそのまま先生に伝えるのは気まずいですよね。なので、ネガティブな理由をポジティブに考え直してみるんです。
- 新しいことに挑戦したくなった
- 他にやりたいことが見つかった
- 仲のいい友達と通いたい
など、辞めた後どうしたいかをしっかり伝えられるようにしましょう。目的があって辞めるのであれば、先生も応援してくれるかもしれません。
電話で伝えても大丈夫?
退職希望を電話で伝えたり、LINEで伝えたりすることへの賛否がよく話題になりますが、習い事はどうでしょうか?
お世話になった先生に誠意を込めて伝える
できれば直接伝える方が先生にも失礼がありませんが、仕事や家庭の事情で難しい場合は先に電話を入れておいて、改めてあいさつに伺うと良いでしょう。
習い事によっては退会のルールが決まっている場合があります。電話連絡だけでいいのか、口頭で伝えるだけでいいのか、何か手続きが必要なのかなど事前に確認しておくとスムーズです。
子供がどうしても嫌がったり、親としても直接会うのは避けたいような事情があれば電話で手短にお伝えした方がいいかもしれません。
いずれにしても後味の悪い結果にならないように、気をつけたいですね。
どんな理由であっても「辞めます」と伝えるのは勇気がいります。ですが、しっかり考えて、ルールや節度を守って伝えれば大丈夫です!
そして、辞めた後のお子さんが前向きに新しい目標に向かって行けるように、フォローしてあげてくださいね!今やたくさんの可能性が広がっています。
「辞める」のは「始める」ための大切なステップだと捉えて、ポジティブに検討してみてくださいね!
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