生理が再開した！母乳は続けてよいの？

「赤ちゃんが出来たかも！」って思った、きっかけは何でしたか？私は、生理が遅れたことで、妊娠に気が付きました。

妊娠すると、当然ながら生理が止まりますが、出産後は、生理っていつごろから再開するのかな？と、ふと疑問に思ったことはありませんか？

特に、次の赤ちゃんを希望しているママは、生理再開の時期はとっても気になるところだと思います。

私は、娘をできるだけ母乳で育てたかったのですが、一人目が思うように授からなかったこともあり、二人目は早めに欲しいな・・・と思っていました。

でも、出産後一年たつのに生理が再開する気配もない・・・でももし生理が再開したら、母乳はやめないといけないのかな・・・などと、一人でぐるぐる、考えていました。

生理の再開と母乳には、何か関係があるのでしょうか？生理が再開しても、母乳を続けることは可能なのでしょうか？

生理が再開すると母乳の出が悪くなる？

生理が始まると、母乳が美味しくなくなるとか、母乳が出なくなるとかいう話を聞いたことがあるママさんは多いと思います。

実は、「生理が再開したため母乳が出なくなった」のではなく、「母乳が出なくなったため、生理が再開した」が正解！

赤ちゃんが母乳を飲むことで、ママの体に「まだお世話の必要な赤ちゃんがいますよ～。生理はまだ止まっててくださ～い。」という指令を出しているのです。

「でも私、まだ母乳あげているのに生理がきたよ？」というママさんは、もしかしたら母乳の量が少なくなっている可能性が。

例えば、夜中の授乳がなくなった、とか、離乳食が順調に進み、授乳の回数が減った、とか、乳腺が詰まっている、とか、心当たりがありませんか？

母乳の量が少なくなると、「あ、もう母乳が必要な赤ちゃんはいないんだな」と体が判断し、生理が再開する場合もありますよ。

母乳育児中だが生理が再開しない。二人目が欲しい・・・

基本的には、母乳育児中は生理が再開しないことが多いです。普通のことなので心配することはありません！

ただ、最近は昔と比べて栄養状態もいいし、職場復帰などで早めに母乳をやめるママさんも多いので、出産から一年たたずに生理が再開するママさんも多いです。

そんな周りのママさんの話を聞いて、一人焦っていたのは、何を隠そうこの私。私は、娘に２歳まで授乳しており、その間全く生理が来ませんでした。

私は早く二人目の子どもが欲しかったこともあり、生理はいつ再開するのかな～ということが、常に頭の片隅にあり気がかりでした。

そして、思い切って産婦人科を受診することに。娘が一歳半のときです。「子宮がかなり小さくなっちゃってるよ。これじゃ生理はこないよ。ちょっとおかしいね。」と先生。

普段の生活の様子などを聞かれ、健康診断の結果を持って、再度受診するように言われました。でもな～んとなく、しっくりこなかったので、他の産婦人科も受診した私。

そこでは、「確かに生理がくる気配がない子宮の様子だけど、授乳しているからかも。とりあえず授乳が終わってからじゃないと何ともいえないね。」ということでした。

それでようやく、授乳をやめる決意をした私。娘の２歳の誕生日に断乳しました。娘も涙。私も涙。感慨深い思いがこみ上げ、二人ともが試練の時でした。

生理は、断乳してから一か月後、無事やってきました！それから半年後に二人目の赤ちゃんを授かりました。

生理が再開しても、授乳を続けたい

ママの体の状態、赤ちゃんの飲み具合などによって、生理の再開は人それぞれ。生理が再開したけど、まだ赤ちゃんに母乳をあげたい、というママさんは、ちょっと悩みますよね。

赤ちゃんがまだおっぱいを欲しがるなら、どんどん飲ませてあげてください。ママが授乳を続けたいなら、やめる必要はまったくありません！

ただ生理中は、母乳の味が変わり、赤ちゃんが嫌がることもあります。もし飲むのを嫌がる場合は、無理に飲ませなくてもＯＫ。

また、生理が再開したということは、母乳の量が減っている可能性があるということ。もし母乳が足りていないようであれば、無理せずミルクを足すのもいいですよ。

私の周りでは、母乳で育てているママさんが多かったのですが、私は自分がそうだったので、授乳中はみんな生理が来ていないものだと思い込んでいました。

しかし、ある時生理の話になり、その場にいたママさんはほとんど産後半年くらいで生理再開したそうです。もちろん授乳中。私はビックリ！

中には、上の子が一歳半の時に二人目を妊娠し、出産直前まで授乳を続けたというママさんも。上の子から下の子へ、おっぱいのバトンタッチというわけですね。

生理の再開と母乳は関連性があります。しかし生理再開の時期は人それぞれ、赤ちゃんへの授乳の時期も人それぞれ。

生理再開後の授乳も、ママの気持ちと、赤ちゃんやママ自身の体の様子を見ながら、決めていっていいんです。

長いようで短い、赤ちゃんとの生活を、目いっぱい楽しんでいきましょうね！