冬瓜の栄養は妊婦に良い?摂取するときの注意点・保存方法も!
冬瓜の字をみるとなんとなく、冬の野菜というイメージがあります。しかし、冬瓜の旬は夏なのです。
夏に収穫された冬瓜を、涼しく暗い場所で保管すれば、冬まで保存できる野菜なので「冬瓜」という名前が付いたようです。
冬瓜の旬はだいたい6月頃から9月頃までです。このころ暑くて、どうしても食欲が落ちてしまうことってありますよね~。
そんな夏に冷やして食べたり、とろみのある食感はぴったりの野菜と言えるでしょう。そんな冬瓜は、妊婦さんに必要な栄養がたくさん含まれているんですよ!
今回は、冬瓜の栄養で妊婦さんに必要なものって何?摂取するときの注意点と、栄養がしっかり取れる料理についてお話します。
冬瓜の栄養成分は?
冬瓜は全体の95%が水分です。しかし、妊婦さんに嬉しい栄養成分を含んでいるんですよ!
①カリウム
利尿作用や老廃物の排出、高血圧予防になります。利尿作用は体のむくみの予防になります。妊婦はむくみやすくなります。
皮にもっとも高い利尿作用があるので、皮もいっしょにたべたほうがいいです。
②ビタミンC
冬瓜の食べられる部分100gに対して39㎎含まれています。ビタミンCは免疫力を高め、風邪の予防になります。疲労回復、肌荒れ防止にもなります。
③葉酸
妊娠初期、先天異常(無脳症など)のリスクから守ってくれます。その後は赤ちゃんの栄養不足を予防してくれます。
冬瓜は食べられる部分100gあたりに約25μℊ含まれています。妊婦さんが1日に必要とされている葉酸の摂取量は400μgと言われています。
冬瓜と一緒に葉酸を多く含んでいる野菜や果物などを取るといいですね。
④食物繊維
冬瓜に含まれる食物繊維は、便通をよくしてくれ整腸作用があります。便通をよくすると腸の調子もよくなり、肌の調子もよくなります。
妊娠中はできるだけ薬は飲みたくないもの。冬瓜をたべたら、便秘薬を飲まなくてもいいかもしれませんね。
また、冬瓜は低カロリーなので体重管理が必要な妊婦さんには嬉しい野菜ですね。
冬瓜に含まれる「サポニン」は糖や余分な脂肪の吸収・蓄積を抑えてくれる働きがあると研究で分かったのです!
これは栄養も取れて、体重を気にしてる妊婦さんには、本当に嬉しい野菜ですね。
冬瓜を食べるときの注意点・保存方法は?
夏野菜なので体を冷やす効果があります。妊娠中、冷えは大敵なので、食べ過ぎないように注意しましょう。
栄養があるからといって食べ過ぎないようにしましょう。冬瓜に含まれるビタミンCは熱に弱いので、体を温める食材や調味料と一緒に食べるといいですね。
保存方法ですが、切ってなく、そのままなら常温で保存していていいです。暑い夏場でも2か月くらいは大丈夫です。
常温で保存がきくのは嬉しいですね。また、切ってしまった冬瓜は種とワタを取って、切り口は空気に触れないようにラップをして、一週間以内に使い切るようにしましょう。
冷凍保存も可能ですので、生のまま冷凍しても大丈夫ですよ。
冬瓜の栄養をうまく取れる料理方法
では、冬瓜の栄養を効率よく摂取できるおすすめ料理を紹介したいと思います。比較的、簡単にできる料理なので料理が苦手な方でも作れると思いますよ。
冬瓜は固いので、下茹でしてから調理しましょう。
①冬瓜の煮もの
皮をむき、皮から約5ミリほどまでむきます。冬瓜を2センチ角に切って、レンジで5分ほど温めます。
鍋にだし汁、冬瓜をいれ弱火で煮込みます。冬瓜が透明になって角が取れて来たら、醤油、塩、生姜をいれて、水溶き片栗粉でとろみをつけて完成です。
体をあたためる生姜も入ってるので、妊婦さんには体を温めることもできます。むくみがひどい妊婦さんにおすすめです。
②冬瓜の豚肉巻き
冬瓜を食べやすい大きさに切って、15分ほど下茹でします。豚バラ肉を半分の長さに切り分けて、冬瓜に巻き付けていきます。
フライパンに巻き終わりをしたにして、並べて中火で焼く。全体を焼いて、砂糖、醤油を加えて煮詰めていって完成です。
「体重が気になるけど、ガッツリ、ボリュームのある料理が食べたい!!」体重が気になる妊婦さんにおすすめです。
冬瓜はカロリーが少ないし、豚肉のたんぱく質も一緒にとれるのでおすすめです。冬瓜は水分が多いので水加減は少なめにしましょう。
冬瓜はこんなにも妊婦さんに嬉しい野菜なんですね!妊婦さんの体調管理に役に立つ野菜なのです。暑い夏を乗り切るために、苦手な方も一度食べてみてくださいね。
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