母乳に必要な栄養素とカロリーは?たくさん食べていると…?
妊娠したら体重は増えるもの。体型の変化はママの宿命…!
だけど私は、出産したらお腹はすっきりするだろうと思っていたんです。ところが出産直後に鏡を見たらお腹はブヨブヨ…!
妊娠中増えた体重は8キロ。対して赤ちゃんの体重は3キロ位しかないし、出て行ったものを合わせても5キロくらいですもんね~。
この体重と体型…戻せるものなのかな~?とものすごく不安でした。でも母乳がよく出たので心配を他所に体重はあっという間に減少。
母乳で栄養が取られるのか、以前より食べていても半年くらいで元の体重よりもマイナスに!
それで「授乳中はたくさん食べても良いんだ!」と勘違いしてしまったのです。
そのまま食事量は多めの生活をしていたら、妊娠後期の体重は元よりも大幅なプラス!
お腹が減ってしまうので好きなだけ食べていたけど、失敗した~…と反省しました。
では母乳を作るために必要な栄養素とカロリーはどのくらいなのでしょうか? 一緒に見ていきましょう。
母乳をつくるカロリーは?
授乳中はお腹が減ってしまう~というママは多いですよね。私もそうでした。
妊娠中の食事制限がストレスだったので、その反動がすごかった…!毎食お腹いっぱい食べていました。
それでも体重は減る一方。母乳を作るのって頑張ってダイエットするよりカロリー消費するということ…?
そこで授乳中のカロリー摂取はどのくらいなのか調べてみました。すると完母のママの1日の摂取カロリーは、普段よりもプラス350キロカロリー。
数字で見ると「え?たったそれだけ?」と思いますよね。だけど350キロカロリー消費する為にはテニスやジョギングを1時間しなければいけないんです!
まぁ個人差はありますが…。それだけの運動は普段はなかなか出来ないもの。少しくらい食べ過ぎても痩せて当然なんですね~!
授乳中特に摂った方が良い栄養素
母乳が粉ミルクと異なる点は、吸収が早くママの食べたものによって脂肪濃度や味が変わるということ。
つまり脂っこいものばかり食べていては脂っこい母乳になるということですよね。
お腹いっぱい食べるとしても、好きなものだけというのはNG。バランスよく食べて、美味しい母乳を作ってあげなくては…!
特に授乳中にママが必要とされる栄養素はこちら♪
鉄分
母乳は血液から作られるので、ママが貧血になってしまっては大変!私も授乳中の貧血には悩まされました。
食事で補えないな…と感じる場合は、病院で鉄剤を処方してもらいましょう。
カルシウム
妊娠中からカルシウムの摂取量が不足していると、赤ちゃんに優先的に栄養がいってしまうのでママの歯や骨はボロボロ。
授乳中もママの分の栄養は不足してしまいがちなのでそのまま放っておくのは危険!母乳のためはもちろん産後のケアにもカルシウムは摂るように♪
葉酸
妊娠初期の胎児の発育におススメな葉酸。血液を作る手助けをしてくれる栄養素なので、母乳にも!産後も継続して摂っていくと良いですね♪
なかなか食べられないママは?
ママになると自分のことは後回し。育児と家事で忙しく、食事を作って食べることすら難しい場合も。
授乳中お腹が空いた時は、何かないかな~?と冷蔵庫をゴソゴソ。母乳の為にバランスよくと思っていてもなかなか難しいんですよね。
こんな生活で母乳の栄養は足りているのかしら…?と心配になるママもいるでしょう。
もしもママの栄養が偏っていても、母乳は赤ちゃんが成長する為に必要な栄養素が含まれています。
赤ちゃんの体重が増加していれば大丈夫ですよ!ただ食事は元気の源。
赤ちゃんが泣いていても、片付かない家事よりもママは食べたほうが良い!せっかく出ている母乳も出が悪くなってしまいますよ~。
バナナやみかんなどすぐに食べられるものをストック。私が時間のないときに、とりあえず卵かけごはん♪卵は栄養満点ですよ!
母乳の栄養は変化する!
授乳中は普段の食事に350キロカロリープラスして♪バランスのとれた食事をし、特に鉄分、カルシウム、葉酸を摂るようにすると良いですね。
産後はみるみる体重が減っていきますが、肌や髪や歯がボロボロに。食事をきちんと食べることでママも体を回復していきましょう。
もちろん良い母乳のためにも♪ただ母乳の栄養は赤ちゃんの成長と共に変化。そして1歳を過ぎたら母乳の栄養はほとんどなくなってしまうんですって…!
つまり後期になるとママの摂取カロリーはそれほど必要なくなるんです。
変わらずにたくさん食べていると結果的に体重が増えることになるんですよ~。
授乳中だし平気~♪なんて思っていたら私のように痛い目を見ることに…!後期になるにつれ食事量は産前に戻していくようにしましょうね。
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