完全母乳なのに痩せないのはどうして?痩せにくい理由と痩せやすくする工夫は?

毎日の育児、大変ですよね~。特に、昼夜を問わず続く授乳はなかなか骨が折れます。寝不足だし、ご飯もゆっくり食べられないし、もう痩せそう~!

でも、あれ??あんまり体重変わらないな~。そういう声もよく聞かれます。完全母乳だからすぐに痩せると思ったけど~。

私は母乳が思うように出ない時期があったので、ミルクも活用していました。完全母乳ではなかったですが、ある時期から体重が落ち続けたことがあります。

産後の体重の変化は、母乳だけが要因ではないのかもしれないな~と感じました。

そこで今回は、完全母乳で痩せないのはなぜなのか、痩せやすくなるにはどうすればいいのかについてご紹介いたします♪

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完全母乳なのに痩せないのはどうして?実は痩せにくいママの体

母乳をつくるのには、1日どれくらいのカロリーが必要なんでしょうか?

母乳は1日300~500kcalくらい必要

もちろん個人差が大きいので、これより少ない方も多い方もおられます。目安としてだいたいこれくらい、という数値が示されているんですね♪

そして、厚労省から発表されている食事摂取基準では、授乳婦は1日350kcalの付加となっています。多少の違いはありますが、母乳を与えるのにはやはり多めにカロリーが必要です。

一般に成人女性の1日エネルギー量は、2000kcalくらいが目安です。これプラス、母乳に必要な300~500kcalを超えてカロリー摂取すると、痩せにくく、体重増加につながります。

350kcalのカロリーを運動に置き換えると、

  • ウォーキング 90分
  • ジョギング60分
  • 水泳50分
  • ヨガ180分

など、相当な運動量になります。これだけのカロリー消費が毎日続けば痩せそうなのにな~。でも、実は産後のママの体はそんなに痩せやすい状態ではないんです。

産後のママの体は守りに入っている

  • 出産で受けた傷の修復
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 骨盤のゆがみ
  • 筋力低下
  • 基礎代謝の低下
  • 食生活の乱れ
  • 育児に追われて疲れやすい

まだ完全ではない体で無理に動けば、母体の健康が奪われます。すると十分な育児ができなくなりますから、ママの体は日々の暮らしに耐えうる体力を温存しておく必要もあるんですね。

母乳によるカロリー消費は波がある!

母乳は1日300~500kcal必要とされていますが、産後初めからこれほどの量を消費するわけではありません。

授乳回数と母乳量の目安

  • 生後0~1か月
    :赤ちゃんは欲しがる時に授乳、1回5~10mlくらいから始まり徐々に120mlくらいまで増加。
  • 生後2か月
    :1日6~8回くらい、1回120~200mlくらい。

生後まもないころは赤ちゃんも上手に飲めないし、ママも慣れるまでは少し時間がかかります。しばらくは母乳によるカロリー消費はそれほど多くありません。

母乳100mlあたり60~70kcalですから、生後順調に授乳できたとして1日200~300kcalくらいの消費量です。私は3か月くらい順調ではなかったので、もっと少なかったです。

生後2か月以降、授乳のリズムも整ってくると、300~500kcal消費する方も増えます。

体調やストレスなどで母乳量は変化する

母乳を作るには、健康一番!もし、無理が続いて体調不良や食欲減退などストレスを感じると、母乳量が減ってしまいます。母乳分泌が減るとカロリー消費も減るので、ママの体を大事にしたいですね。

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痩せやすくするにはどうすればいいの?

すぐには痩せにくいと分かっていても、キラキラしてるママタレさんを見ると憧れちゃいます♪痩せてファッションやお出かけを楽しみたい

食べすぎに気を付けるのももちろん良い方法です。でも、厳しい食事制限は授乳中はママにも赤ちゃんにもあまりよくありません。

そこで、代謝をアップする工夫もしてみましょう♪骨盤のゆがみや筋力低下など、産後は代謝が落ちる要因がいくつかあります。それを改善すると痩せやすくなります。

代謝をよくする工夫

  • 骨盤体操
    ・・・骨盤のゆがみを整えると内臓や筋肉の動きが良くなる
  • ストレッチ
    ・・・産後すぐ寝たままできるストレッチもあります
  • 散歩や徒歩での買い物
    ・・・足を使うことで体力がつき、筋力もアップ

これらの運動は、産後2~3か月以降の体調が整ってから行います。それまでは、焦らずゆっくり体を休めて下さいね。

骨盤体操はコツコツ続けることで効果が出てきます。ご自身で心配な時は、産後の骨盤矯正を専門に行っている整体院などもありますので相談してみしょう。

私の場合、自転車も車もなく買い物は徒歩でするしかありませんでした。今から思えば、毎日短時間でもベビーカーや抱っこ紐で歩いたことが体重減少に繋がった気もしてます。

痩せずとも髪が抜けたり、歯が抜けたり、ダメージの多い時期です。体を大切にしながらスタイルアップを目指したいですね♪

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