夫の育休はいらない?有意義に育休を過ごすためのカギは?

国会議員が育児休暇を取得したり、企業で男性社員に育児休暇を義務化した、今や育休は女性だけのものではなくなりましたね。それだけ、育児に対する世の中の考え方は変わりつつあります。

でも、夫が育休をとってくれて助かったという肯定的な声と同時に、「に育休なんている?」という声も。実はこれ、口には出さない妻の本音かもしれません。

共働きが増え、核家族化が進み、近所付き合いも減る中、子育ても多様化しています。幸せだけど、決して楽ではなく周囲の助けが必要なのに、今は家族だけで子育てする家庭が多いですよね。

妻一人に任せず、夫も育休をとって育児をしようという人が増えていますが、いざ始まると「思ってたのと違う!」と戸惑いも多いようです。それでも、夫の育休が増えたのには理由があるはず。

そこで今回は、夫の育休はいらないのか、どうすれば有意義に育休を過ごせるのかについてご紹介します。

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夫の育休はいらない?妻がそう感じる理由

出産前に夫婦で子育について色々相談しますよね。産院での父親学級に参加して、沐浴やミルクの与え方など学んで準備した方も多いでしょう。育休も取得して、準備万端!ところが・・・。

妻の心がモヤモヤし始める

この人なら信頼できると心に決めたはずの夫に対して、小さな不信感や失望を抱く瞬間が出てきます。

  • ごはんまだ?
  • 晩ごはんなに?
  • おっぱいじゃないの?
  • 泣いてるけど?って電話してくる。
  • 泣いてるけど?って連れてくる。
  • 服をぬぎっぱなし
  • 食器おきっぱなし

ほんのささいなことで、出産前なら「しょうがないなぁ~」と笑って片づけていたかも。でも、赤ちゃんのお世話は昼夜を問わず、気を抜けず以前のように笑って許せる気持ちにはなれません。

育休とったら育児を一緒にしてくれると思っていたのに、あまりやってくれないという声も多いです。

  • 泣いてもほったらかし
  • オムツを換えようとしない
  • 授乳はまかせきり
  • 寝かし付けもほどほどに寝てしまう

おまけに夫自身の服や食器の後始末までとなると、さすがに夫の「世話」が増えて余計に負担増。赤ちゃんの世話をしたり、家事を少しでも引き受けてほしいくらいなのに逆に大変です。

育休をとってよかった人はどんな人?

こんなはずじゃなかったな、と感じる人もいる一方で、「育休をとってよかった」という人も結構います。

家事や育児の色々な作業をどれか担当するかがカギ!全部じゃなくてもいい!

例えば産後しばらくは、起き上がるのも辛いママもいます。出産のダメージは、交通事故に例えると全治8か月。それでも、授乳やねかしつけは1日も休みなし、それも昼夜問わずです。

もしパパがいてくれて授乳が食事の支度の時間と重なった時、代わりに支度してくれるとママは落ち着いて授乳できます。昼間グズった時は、30分でも抱っこしてくれたらママは仮眠をとれます。

家事・育児の全部を引き受けなくても、何か重なった時にどちらかを引き受けてくれると嬉しいです。「あ、ちゃんと気にしてくれてるんだな」と心強く感じますよね。

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育休を有意義に過ごすには?見える化でモヤモヤ予防しよう!

イクメンと呼ばれる人もはじめから100点満点とは限りません!特に初めてだと、何をすればいいのか誰でもわからないですよね。

夫にやってもらいたいことリストアップしておこう!

やってほしいお世話

  • おむつ交換
  • 泣いたらあやす
  • 寝かしつけ
  • ミルクを飲ませる
  • 沐浴
  • 子どもと遊ぶ

やってほしい家事

  • 食器の片付け
  • 食事の支度
  • 掃除
  • 洗濯
  • 買い物

初めから完璧にこなせない場合が多いでしょうから、完璧は求めないでおきましょう!無関心でいられるよりはるかにいいです。

ただ、人には向き不向きというものがありますよね。正直難しいと感じたら、勇気を持って「育休とってもらわなくて大丈夫!」って伝えるのもいいかも!拒否というよりも、割り切りですね!

育休取得による減収や給付金についても調べよう
育休中は、基本的に給与は支払われないかわりに育児休業給付金(通称:育休手当)が雇用保険から支払われます。

給付金は月収の67%程度で、所得税などが減額、社会保険の免除などで育休前の9割程度の収入になります。家計の事も含めて相談して、夫も育休をとるかはよく相談しましょう。

「産後クライシス」という言葉もありますが、ささいな行き違いは心に溝を作ってしまいます。成長とともに夫も役割が分かってきたり、時間が解決してくれることもあるでしょう。

毎日の子育ては本当に大変です。育休で夫婦ともに助け合えれば、育児の負担はきっと軽くなるはずです。育休をとってよかった、そう感じる方が増えることを心から願っています!

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