アスパラガスの栄養が妊婦に必須なワケ
待望の妊娠!おなかの中ですくすくと育っている赤ちゃん。赤ちゃんに会える日までとても楽しみですね。
妊娠が分かり、同じプレママと話していたら「妊婦にはアスパラガスが栄養があっておすすめらしいよ」とのこと。
細長ーい、あのアスパラが?栄養ってどんなものが?
今回は、どうしてアスパラガスの栄養が妊婦にいいのか理由を調べてきました!
アスパラガスに含まれている栄養って?
アスパラガスは、疲労回復の効果が高い野菜です。アスパラギン酸という栄養素がたくさんあります。疲労回復、滋養強壮に効きます。
スタミナアップ!の強い味方として栄養ドリンクなどにも入っています。
穂先には、ルチンが含まれていて毛細血管を丈夫にしたり、血圧や血糖値を下げるという効果があります。
そして、自身の免疫力を高めたり、がんの予防、美肌作りに大切なカロチンも入っています。
老化を抑え、シミ・そばかすを防いでくれるビタミンCも入っているので、女性にとってはぜひ食べたい野菜ですね。
そして、葉酸という栄養素が他の野菜の中でもトップクラスに入るほど豊富に含まれています。
アスパラガスは、調理法も簡単ですし、日々の食事に取り入れやすく、妊婦によいとされているわけなのです。
また、ホワイトアスパラガスよりもグリーンアスパラガスのほうが葉酸が多くなっています。
葉酸とは?
最近では妊婦=葉酸というイメージをもつ人も多くなってきているのではないでしょうか?
葉酸は、妊婦に必要とされる栄養で、妊娠初期にはとても大切なものです。
葉酸を摂取することによって、鉄分不足を補い、赤ちゃんの先天性異常を防ぎ、卵子の発育障害にも効果があると言われています。
婦人科の廊下にポスターが貼ってあったりと、積極的に推奨されています。効果について詳しくご紹介します。
貧血予防
普段の生活では、あまり不足することがない鉄分も妊娠中は不足しがちです。
妊娠すると、鉄分は通常よりも2倍必要となります。貧血にもなりやすくなるので、貧血防止に効く葉酸は必要な栄養素です。
先天性異常の予防
また、脳や神経を作るのにとても大切で神経管閉鎖障害の二分脊椎、無脳症という先天性異常を防ぐことが分かっています。
妊娠初期に、赤ちゃんの脳や神経は作られます。そういったことからも、妊娠前から摂取することを強く推奨されているのです。
「妊娠1ヶ月以上前から3ヶ月(妊娠12週)までの間」は厚生労働省からも推奨されています。
そしてその間以外も、継続して葉酸を摂ることが大切です。
卵子の発育障害にも効果が
妊娠前のことになりますが、葉酸にはホモスシテイン濃度を低くする働きがあります。
血中濃度にホモシステインが上がると、流産しやすくなってしまうことがあり、葉酸が抑制に有効ということが分かってきています。
ホモスシテイン濃度が低いと卵の発育障害や、流産のリスクが減るということにつながってきます。
また、葉酸摂取によって、男性の染色体異常の数が減少するという報告もありますので、夫婦で一緒に摂っていきたいですね。
妊娠を考えている人は、いますぐ摂取することをおすすめします!
効果的な摂り方は?
アスパラガスはゆでたり焼いたりして食べます。ビタミンの損失を抑えるためには、ゆでるより焼いた方が効果があります。
また、ゆでて食べる場合は、カットせずに長いままゆでることがポイントです。溶け出しにくくなります。
保存は、固めにゆでて冷凍庫で保存できます。生は日持ちしないので早めに食べるようにしましょう。
選ぶ基準です。
- ・穂先がしまっている
- ・茎が太くまっすぐなもの
- ・切り口が乾燥していないもの
- ・色がきれい
をチェックしてから購入しましょう。
そして、毎日続けて摂取することが大切です。とはいえ、妊娠初期は、つわりなどもあるので、アスパラガスや、野菜だけで賄うのは大変です。
サプリも販売されているので、合わせて摂取することをオススメします。
アスパラガスのほかにも葉酸が多く含まれている野菜もあります。
葉酸という名前の通り、緑黄色野菜に多く、枝豆やほうれん草、ブロッコリー、芽キャベツ、パセリなどがあります。
野菜以外では、イチゴ、納豆、うなぎ、レバー、アボガド、マンゴーといったものにもあります。妊婦さんは意識して食べていきたいですね。
産まれてくる赤ちゃんのために、自分ができることをして自身の体も健康に保ち、産後に備えていきましょう!
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