もしかしてうちの子も?!いい子症候群の特徴って?
うちの子供は、育てやすくて、とってもいい子♪と思っているママはいませんか?言ったことはきちんとするし、反抗期もなく、穏やかに育っている自分の我が子。
でも、それって実は、本当にいい子とは言えなのかもしれません!
最近の子供は、自分の意見を、きちんと言えない子が増えていると言われています。言われたことをすることはできるけど、その先自分で考えることができないなど、問題になることも・・・。
これも、いい子症候群の影響だとも言われています。親のレールに従ってさえいれば、間違いも失敗もないので、苦労知らずのまま大人になってしまうというわけです。
では、どんな子がいい子症候群なのでしょうか?自分の子供も、もしかしたら?!と心配になりますよね。今回は、いい子症候群の特徴について調べてきました!
そもそもいい子症候群って?
いい子症候群という言葉は、教育評論家の尾木ママこと尾木直樹さんが使い始めた言葉で、名前の通り「いい子すぎる子供」ということです。
親の期待を先読みし、いい子になってしまう子供のこと。親の求めるいい子であり続けようとするので、親にとっては非常に育てやすい、まさしくいい子ですよね。
でも、それは本当のいい子なのでしょうか?子供は知らないうちにもいい子を演じているのかもしれません。いい子でありすぎると、自分の気持ちよりも、いい子を演じる方が楽になります。
そして、自分の感情を抑えてばかりいると、意見がなくなり、自分がどうしたいのか、ということが分からなくなります。
その結果、大きくなって、社会に出た時に自分の意見が言えず、怒られるという経験もないため耐性がなく、苦労するという人も少なくないそうですよ。
また、いい子症候群は長子の子がなりやすいとされています。
うちの子もいい子症候群かも!どんな特徴がある?
手がかからない子ほど、いい子症候群かもしれません。そんないい子症候群には、どのような特徴があるのでしょうか?
ドキッとしたママは、ぜひチェックしてみてくださいね。
親の言うことをよく聞く
子供は、親のことをよく見ているものです。親がどうしてほしいのか考えて、「こんなことをする子は、ママはキライかな?」といい子になってしまうというわけです。
親に認められたい!と思うのは、子供ならだれでもそうです。親に喜んでもらいたいという、純粋な気持ちからなってしまうことも、少なくありません。
また、親の顔色を常に窺っているという子も、いい子症候群の特徴のひとつといえるでしょう。
感情があまり出ない
親の評価を気にするあまりに、自分の意見を主張しなくなることもあります。自分の意志よりも、親の気持ち、期待を優先してしまうので、感情が出せなくなってしまうのです。
そして、親の言うことばかりを聞いていると、自分の意志がなくなっていく、ということにもなりかねないのです。
頑張り屋さん
親が望むようになりたい、という理由があるからか、いい子症候群の子には、頑張り屋さんが多いとされています。物事に対して、一生懸命に取り組むことができます。
まさしく、いい子になるために、頑張り屋さんになってしまうということなんですね。
いい子じゃだめなの?
上記のことは、どれも特に問題があるようには思えないかもしれません。他の親からしたら、むしろ羨ましいと思われそうなほど・・・。
でも、本人にとって、それをつらく感じたり、疲れたり感じるのであれば、注意が必要です。
いい子がダメな訳ではありませんが、子供にとって負担になっていれば、かわいそうですよね。本人も知らないうちに、親の望む姿を目指して頑張ってしまうのですから。
この、いい子症候群という言葉は、子育て中の自分にとっても、他人ごとではありません。自分の言葉が、子供を苦しめていないか、自立を奪っていないかと心配になってしまう親も、私も含めて多いのではないでしょうか?
いい子症候群にしないためには
もし、お子さんがいい子症候群かもしれない?!と心配なときは、親としての関わり方を見直してみるのも方法のひとつです。
子供の意見を聞かず、親が一方的に言っていないか?
気が付かないうちに、子供にプレッシャーを与えていないか?
など、もう一度チェックしてみましょう。親子共に、無自覚なことも多いとされています。子供は、子供らしく、のびのびと成長していくことが大事です。
子供が自分の意見を思いのままに言えるように、子供の素直な気持ちをきちんと受け止めていけるよう、見守っていきたいですね。
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